今年、出来がイマイチの梅を収穫してみれば、5㎏強ありました。これで何とか、一年分の梅ハチミツと梅ジャムを作れそうです(不足分は、柚子ジャムで追加予定)。
梅が一段落したので、類似種であるスモモはどうかとのぞいてみました。
故玩館向い、中山道沿いの畑の端にあるスモモの木です。
相当古い樹で、私が物心ついた頃にはもう大木でした。100年位の樹齢があるかもしれません。
あまりに大きいので、5年前、庭師さんに三分の一に伐り詰めてもらいました。
こんなに伐ったので枯れるだろうと思っていたのですが ・・・・
毎年、サルノコシカケ、数本と
スモモの実をたわわにみのらせます。
まだ、色づき始めたばかりです。
樹が大きいのであまり目立ちませんが、このなり具合だと、例年通り、バケツに5杯ほどのスモモがとれます。あちこち捌くのに、また、宅配便代金がかさみます(^^;
驚いた事に、木を伐る前よりも、ずっと良い味のスモモになりました。こいう木は、どんどん剪定するのが良いのですね。
木漏れ日の下でスモモを眺めていると、思わず抒情詩人の気分になります(^.^)
すももの蒼さ身にあびて
田舎暮しのやすらかさ
けふも母じやに叱られて
すもものしたに身をよせぬ
(室生犀星「抒情小曲集」)
修正歌:
「母じゃ」⇒「奥方」 (遅生「叙情小心集」)
せっかくですから、いくつか実をつんで、まずは試食。
現川焼の小皿(江戸の品のつもりで(^.^)に盛り付け。
うーん、これならどんな器でも同じですね(^^;
ならば、初夏向きに昭和ガラスの小皿で。
甘酸っぱい少年時代がよみがえります(^.^)