竹の花生けは一段落しました。
が、花生けの類はまだまだあります。
きりがないので、もう一つの大型花器で一応締めくくります(^^;
46.2㎝x8.9㎝、高 30.0㎝。重 5.2㎏。明治―大正。
奇妙な形をした大きな花器です。
材料は、最初、切株かと思ったのですが、縦方向に走る木の繊維が見えません。年輪もありません。ならば、根か?しかし、根にしては表面がすべすべして滑らかです。材質も、根のように硬くありません。
となると、幹にできた瘤しか考えられません。大きな瘤ができた巨木。見てみたかったですね。
さて、この花器ですが、花を入れる部分が非常に広く、私などがおいそれと挑めるような代物ではありません(^^;
花を活けるかわりに、オブジェとして、造形の面白さを楽しむのならよさそうです(^.^)
それにしても、奇妙な形ですね。
もう一つの愉しみは、見立て。
中央アジアの商人?
反対側に、もう一人潜んでいそう・・・
ローマの騎士?
銅で張った底には・・・
人の善い牛さん?
それとも、人々を救う霊獣、白澤か?