先回に引き続き、今回も、色替わりの小品です。
五色の茶托セットです。
幅5.7㎝、長8.1㎝、高1.4㎝。戦前。
漆塗りの品で、厚さは2㎜弱、重さは8gしかありません。先回の菓子皿より、1g勝ち(軽い)ました(^.^)
底に、かすかに木目が見えます。まずは一安心(^.^)
この茶托には、5枚とも、金の三日月(草?)模様があります。
実はこれ、茶托に入っていたヒビを隠すために、私が金箔を貼ったものなのです。ヒビが入っていたのは一枚だけ。でも、5枚のうち一枚だけに金模様があってい不自然なので、全部に同じような模様を施しました(^.^)
さて、ここで問題です。
ヒビが隠れているのは、5枚の内のどれでしょうか?
小豆茶托。
緑茶托。
黒茶托。
赤茶托。
茶茶托。
正解は?
私にもわかりません。
忘れてしまいました(^^;
見分けがつかないほどに金箔を貼ることができた自分をほめてやるべきか(^.^)
とてもとても小さな茶托です。
これに合うとすれば、小さな小さな瑠璃南京煎茶碗ですね。
この大きさなら玉露なのでしょうが、生憎きれていました。普通の煎茶ですが、どうぞ(^.^)
飲み終えたところで、早口言葉を一番。
小豆茶托、緑茶托、黒茶托、赤茶托、茶茶托。
最後の頃の、指先に乗せた状態の写真がなかったら、想像出来ませんね。
これまた、繊細で、瀟洒な、上品な茶托ですね(^-^*)
玉露用なんですね。
ところで、ヒビが入っていたものは、緑茶托かなと思いました(^_^;
根拠は、緑茶托だけが、中心に掛けて金箔を貼ってあるからです(^_^)
こんな物を作ろうと考えた人はエライ(^.^)
趣味の品とは、こういう物をさすんでしょうね。豆本と一緒です。
ヒビは緑・・・そうです、とも、そうでない、とも言えないのです。もう、わからなくなりました。ひょっとしたら、小さな剥げだったのかも知れません。
記憶力の低下も金箔でゴマカシたいですね😅