遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

扇形五色菓子器

2021年10月28日 | 漆器・木製品

今回は、再び、色替わりの漆器です。

古い桐箱には、「扇形五色菓子器」とあります。

古い刺繍を挟んで大切にされてきたと思われる漆皿が5枚。

非常に華奢な品です。

五色は、赤、深緑、濃茶、茶、薄茶(黄?)です。これまで見てきた色替わり漆器と少し異なります。

長 14.6㎝、幅 6.7㎝、高 0.3㎝。明治―戦前。

1.5㎜ほどの低い縁がついていて、重さは、9gしかありません。

以前に紹介した秘蔵の色替りコーヒーカップと組み合わせてみました。

今回の品は茶系統が多いので完全には合いませんが、大きさ、形もふくめれば、全体ではまあまあでしょう。

 

こんなに小さな菓子器ですから、のせる菓子も当然小さい(^^;

ちびちびと独珈琲をして、しばし浮世を離れました(^.^)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅生さんへ (Dr.K)
2021-10-28 20:42:36
古い桐箱に入って、「古い刺繍を挟んで大切にされてきた」というだけでも、高級品というイメージが湧きますね(^_^)
繊細優美という文言がピッタリですね!
色替りコーヒーカップとほぼ一致しますね(^-^*)
これらを使って、お菓子をいただきながら、ちびちびと独珈琲を飲んでいますと、確かに、しばし浮世を離れますね(^_^) 
呑兵衛が、ちょっとしたおつまみをいただきながら、好きな盃でお酒を飲むのと一緒でしょうか(^-^*)
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Dr.Kさんへ (遅生)
2021-10-28 20:58:51
酒を嗜まない人間は、飲んべえの人に比べて、楽しみが少ないです。
こんな不平等はイカンということで、珈琲を持ってきてみたわけです😅
でも、酒豪に張り合うならマグカップですよね。お上品な器でちびちびやっていては、とても対抗は無理です😆
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