遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

芋から育てた紫サツマイモの苗を植えました

2024年06月10日 | ものぐさ有機農業

4月7日のブログで、紫サツマイモの芽出しについて報告しました。

3月に、芋の加温を初め、4月に芽がでました。

これを土に埋めて、葉が出るのを待ちました。

4月下旬の状態です。

見事に葉、ツルが出ました。

ところが・・

よく見ると、随分葉が傷んでいます。

青虫の類にやられたようです。

小さな細長い虫(下写真、人差し指の爪の先)がいます。見たことが無い虫です。あちこちに、何匹もいます。おまけに、今年大流行のカメムシまでウヨウヨと。

仕方ありません、見つけ次第、捕殺。

虫退治の甲斐あって、6月初めには、苗になる大きさまで育ちました。

カウントしてみると、18本とれます。残った親芋をそのまま入れれば、20株はOK。

とりあえず、7本をとり、

メ〇デール100倍液に4日間浸して、発根させました。

それを植えたのがこの写真です。

中央の列が今回の紫サツマイモ。2日目です。何とか根付いてほしいですね。雨よフレフレ(^.^)

下の写真は、5月中旬に入れた紫サツマイモ(2枚上の写真の右列)です。めずらしく、農芸店に売ってました。しかし、買う人はほとんどいません。なんせ、普通のサツマイモ苗の3倍もします。売れ残って、しわくちゃで息も絶え絶え。しかし、3割引きになっているではありませんか。迷いましたが、購入しました(レジで5割引きを交渉するも、失敗(^^;)

1週間、毎日必死で水やりをして、根付いたのは10本の内7本。打率7割は、まあまあか。ツルが十分に伸びたらカットして、13本植え増しする予定です(^.^)

残りの一列は順調(下写真)。これは紅はるかです。20本のうち19本が根付いています。

例年ツルボケになるので、今年は早目に、リン肥を施す予定です。

サツマイモ3列の横には、かなり広い面積、サトイモを植えています。

昨年は全く雨が降らず、種を確保するのに精いっぱいでした。

今年は何とかうまくいって欲しい。

ところが、四月に種芋を植えても、全く芽が出ませんでした。

原因はカラスでした。芽が出た先から、摘んでいってしまうのです。やむを得ず、寒冷紗を掛けて防鳥。

半円上のアームはその名残です。ひょっとして、また集団で来るといけないので、残してあります(^.^)


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4 コメント

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Unknown (ぽぽ)
2024-06-10 14:12:48
遅生さんへ
さつまいもよいですねー(^^)
私も一回やったことあるんですけどいわゆるツルボケ?葉っぱばかり立派で肝心の今がないやつでした笑
それ以来手をだしていませんが芋類は保存がきくからよいですよねー。
まだ間に合えばやってみようかな(^^)
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ぽぽさんへ (遅生)
2024-06-10 15:21:39
サツマイモの栽培経験は長いのですが、いまだにコツがつかめません。
出来るも八卦、出来ないも八卦、半分諦めの境地です。
一般には、栄養(特に窒素分)のある土地ではツルボケしやすいということになっています。でも、もう何年も、全く肥料とは縁のない場所で作り続けているのです(サツマイモは連作の方が良い)が、毎年、恐ろしいほどのツルがはびこります。
今年は、リン肥料を与えて(窒素分が相対的に減る)何とかツル抑えに挑戦してみます。
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遅生さんへ (Dr.K)
2024-06-10 20:17:36
サツマイモの苗作りは大変なんですね。
芽が出ても、その後、害虫の駆除、水遣り、おまけに鳥害からの保護と続くのですね(~_~;)

この辺はサツマイモの産地が近いので、以前は安かったのですけれど、最近では、サツマイモに人気があって高くなりました。
以前は、私もサツマイモも作っていましたが、出来た芋を冬まで保存するのが難しいし、面倒なので、止めてしまいました。
また作ろうかなとも思いますが、サツマイモは蔓が伸び、葉は繁って面積をとりますし、掘り起こす作業も大変なので、やはり、止めることにしています。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2024-06-10 20:46:22
サツマイモ、巷では焼き芋専門店までできて、チョッとしたブームですね。
確かに、掘る前の処理、特にツル刈り取りが大変です。
私は草刈機で刈っています。
掘るのも神経使いますね。ついザクっとやってしまい、傷イモだらけです(^^;
でも、女性陣には受けが良いので、「持続可能な蒐集」のためにも、止めることができません(^.^)
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