『大志んぱん どん字づくし』の7回目です。
今回を含めて残りは2回、頑張ります。
【温】の字の日が無い文字です。
読みは、「ちと(また?)くもつて あつ(?)てさむい」。
そのココロは、「日がでると温(あたたかい)」。
「少し曇ってきて、火鉢の近くは熱いが、寒い。日が照ってきたら暖かくなる。」ということでしょうか。
【お】の点を欠いた字です。
読みは、「びんぼう〇や」。
刷りが潰れて読めません。うーん困った。
ヒントは、ココロにありました。
そのココロは、「おちよぼがない」。
おちょぼとは、置屋、茶屋に住み込んで、将来、舞妓になるための見習いをする少女のことです。貧乏な置屋では、おちょぼをまかなう余裕がない。
読みは、「びんぼう置や」。
絵には、大きな火鉢と鉄瓶の傍に、玄人女性が座っています。置屋の一室ですね。
【合】の一を欠いた字。
読みは、「いれば」。
そのココロは、「入口を一ツ入ると合(あふ)」。
絵には、男が口を開け、もう一人がそこへ物(入歯)を入れている様子が描かれています。
絵の中の言葉は、「コレ一ツ入レ〇と はニ合〇」。
〇はよくわかりません。餘(よ)?
・・・・匙を投げ、これ以上は目をつむってブログ投稿しました。
すると、すぐに、ブロ友、Dr.Kさんから、コメントがありました。
〇は、「升」ではないか・・・・・・・
絵の中の言葉は、「コレ一ツ入レ升と はニ合升」
「これ一つ入れますと 歯に合います」となります。
まさにピッタリはまりマス。絵の中の〇の字も、升を崩したもの。
私のどん詰まり思考を解いていただいたDr.Kさんに感謝し、訂正ブログをアップさせていただきました(^.^)
【林】という字です。
絵には、松のような木と飛んでいく鳥が描かれています。
読みは、「森にしては 木がたらんから から寿がとまらん」。
木が足りないので、カラスがとまらない!?
カラスも唐突だし、これくらい木があれば、カラスがとまるに十分だと思うのですが・・・・・・
結構苦しいですね。無理やりこじつけの感あり(^^;)
どん字の解読は苦しいですが、どん字を作る方もネタ切れで苦しまぎれのこじつけでしょうか(笑)
次回は、いよいよ最後の4字です。
そうしますと、「コレ一ツ入レますと 、歯ニ合います」と読めますね。
いよいよ次回が最後ですね。
頑張ってください。
思いもよりませんでした。さすが、伊万里で鍛えたDr.Kさん、頭が下がります。
念のために、崩字辞典を見てみたところ、まさにあの崩し方が「升」の字にありマス。
早速、本文を訂正し、改訂ブログをアップします。
7回目で、ブログらしさが発揮できて、深謝/\(^.^)