大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部周遊♯6日目 PM ドイツ・ケルン

2015-06-03 23:26:57 | ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部

 6日目 平成27年4月8日(水) PM

 オランダ・オッテルローからバスで3時間程の移動をし、

国境を越えドイツ・ケルンへと入った。

ドイツではベルリン・ハンブルク・ミュンヘンに次いで4番目に大きな都市である。

ライン川の橋の中腹からは、ひたすら『天』を目指したドイツ・ゴシックの金字塔、ケルン大聖堂が天を仰ぐ。

石畳に響く中世の声、荘厳なゴシック様式で知られ、完成当時世界最高の誇り、現在でも世界最大級の大聖堂となっている。

 

1996年に世界遺産となった、ケルン大聖堂。

ドイツ・ケルン市のシンボルであるケルン大聖堂は、1248年に建設が始まり完成したのは1880年のことです。

途中200年余りの中断があったとは言え、最初の建設計画を変更することなく、ゴシック様式の巨大な聖堂が完成しました。

建造物そのものに備わっている格別の価値とともに、ヨーロッパに脈々と続くキリスト教信仰の証としての価値が評価されています。

ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されたのが1996年。

しかし、周辺の高層建築物計画による景観破壊の危機から、2004年には危機遺産に指定されました。

その後、大聖堂の周囲に高さ規制を敷くなど市当局の懸命な努力により2006年解除されています。

目の前にありすぎて大き過ぎてよく見えない!! 写真を撮ろうとしても全てが入らない!

この大聖堂の建築物を目の前にしたら「とにかく大きいな!」というような一言で始まるでしょう。

記念撮影に一枚と思っても、なかなか全体像が入りきらないサイズで、

目の前の広場にはこの巨大な大聖堂を、どうにかして写真におさめようと試行錯誤する方が多く見られます。

 

世界第2位の大聖堂の高さは、なんと157.38メートル!!幅61メートル。

その高さも圧倒的だが、それ以上に堅実で細かい建築様式のすごさが遠くからでも見てとれる。

大聖堂は3つの玄関と2つの塔が構成に組み込まれています。

ただ大きいだけでなく、この建築物には何百体もの彫刻が飾られており、しかもその一つ一つが有名な彫刻作家によるものです。

そしてブロンズの扉にも数々の美しい彫刻が施されています。

これらに彩られた様はさながら天に向かってそびえたつ屋外彫刻美術館です。

 この大聖堂上ることも出来るんです。この横側の下に下がる階段から入場料を払って入ります。

3ユーロくらいだったと思います。大きな大聖堂なので、それなりの覚悟が必要です。

エレベーターはありません。533段のらせん階段をひたすら上がるだけです。

ちょっと怖いくらいですが、ケルンの町並みが一望できるそうですが、

なんせ我々はツアーだったので、何百段の階段を上がって町並みを眺める余裕の時間などありませんのでスルーです。

大聖堂の礼拝堂です。天井までの高さは43.5mあります。

大聖堂内部の大きさは外からのサイズ感での想像を全く裏切りません。

なんと全長144M、翼廊の幅86M、中廊の高さ43Mもあります。

大聖堂を支える石柱の重厚感、それを装飾する石像。また、数々の美しいステンドグラス。

そこから差し込む光。そして祈りをささげる人々。それらをすべて感じながら静寂なひと時を過ごすことができる空間です。

大聖堂の入り口をはいって右回りに歩いてゆくと、バイエルンの窓があります。

バイエルン王  ルートヴィヒ1世が奉納(1847年)

上部 最後の晩餐、中部 キリスト降架、下部 4人の福音書記

 

左  ミラノのマドンナ と呼ばれる有名な像です。

なぜミラノなのかというと・・・

12世紀 東方三博士の聖遺物 と一緒にミラノから運ばれてきたからだそうです。


聖クリストフォルスが見下ろす祭壇画、大聖堂内陣の「大聖堂の絵」です。

1440年頃のシュテファン・ロホナーの作です。

この作品はシュテファン・ロホナーの代表作で、市の守護聖人たちの祭壇画または大聖堂の絵と呼ばれています。

真ん中の作品に東方三博士の礼拝、左右にはケルン市の守護聖人が描かれています。

大聖堂を支える石組みには彫像が掲げられているのは、全高3.7m礼拝堂内陣の「イエスを担ぐ聖クリスフォロス」です。

イエスが背負う人間全ての罪の重さを同時に背負っています。

元々はギリシア語で「キリストを背負う者」という意味を持つ聖人で、旅の守護聖人らしいです。

ケルン大聖堂にきたらコレは欠かしちゃダメですよ。ミラノからやってきた東方の三賢者の聖遺物。

この聖箱には1000の宝石と真珠で飾られていて、300以上のとても高価な準宝石とカメオが取り付けられているそうです。

確かにめっちゃきらびやかでした…。

そして1月6日の聖三賢者の祭日には、金の冠の置かれた三つの頭蓋を見ることができるらしいです。 

これまた金ピカ 木製十字架、976年にゲロ大司教によって制作された十字架像です。

現存するヨーロッパ最古の十字架。

まだまだ沢山の素敵なステンドグラスがあったのですが、時間に追われゆっくり写真が撮れなくて残念、

名残惜しくも、大聖堂の中から広場へ・・・。

16:30出発し夕食へ。


夕食はドイツ名物、シュニッツェル

宿泊場所は、マインツ・パークイン バイ ラディソンでおやすみなさい。

明日はいよい帰国日、その前にとっても楽しみにしているライン川クルーズです。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。