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ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部周遊♯7日目 ライン河クルーズ~リューデスハイム~空港

2015-06-17 23:15:10 | ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部

7日目 平成27年4月9日(木)

 

マインツ ライン河流域へ→【世界遺産】ライン河クルーズ→リューデスハイム~

フランクフルト空港→フランクフルト発 19:10 日本航空直行便にて帰国。

モ―ニングコ―ル 6:00

朝食 6:00
出発 8:00

空は青空 
渡航してから7日目の朝、ツアーの人達と打ち解けてくる頃、当たり前の事だが決ってツアーも終盤になりお別れも近づいてくるのです。

そう、本日19時の便で帰国するのです。

最後の観光フィナーレは、今回の旅の目的のひとつでもあった世界遺産 ライン河ク―ルズ。 

 
9時乗船
 
ライン川クルーズでの定番は KDライン観光船 KD RHINE です。
 
 
ライン河沿いの小高い山の斜面は、一面のブドウ畑が広がり、優雅なクルージングとなります。
 

古城等の撮影をするために一番上のデッキにいくも、風が冷たくて寒かったが我慢我慢で頑張って撮影をする。
 
 
スイスの山中に水源を持ち、オランダで北海に注ぐライン河は全長1320キロにも及ぶヨ―ロッパ最長級の川。

リュ―デスハイム~ザンクトゴアハウゼン間を1時間半かけて古城を眺めながら船はゆっくりと進む。
 
一番最初に見えてきた古城は・・・。
 

エーレンフェルス城跡 Ruine Ehrenfels

ビンゲンを過ぎて右手に最初に見つけたお城がこちら。1211年にマインツ大司教により税関所として築かれた城砦です。

1689年にフランス軍に破壊されたまま廃墟になっています。修復せずに300年以上も放置されているなんて驚きます。

ラインシュタイン城 Burg Rheinstein

この先しばらく左手にお城が続きます。つまり…午前中の方が綺麗に写真が撮れるのです。

ラインシュタイン城はライン川でも美しいお城に数えられ、かっちりした作りが好印象です。

築城者や築年代はよく分かっておらず、領主や名称も何度か変わっているようです。内部は見学が可能だそうです。

 

ライヒェンシュタイン城 Brug Reichenstein

続いて左側に見える大きなお城。外観にやや赤みがあり、歴史を感じさせてくれます。

基礎は11世紀初めに造られ、ライン川の沿岸で最も古いお城だそうです。

13世紀初めには盗賊騎士団の根城となっていたところ、1282年にルドルフ1世の攻撃により廃墟に。

近年ホテルとなった後、現在は博物館になっているそうです。

ゾーネック城(ゾーンエック城) Burg Sooneck

同じく左側、元はライヒェンシュタイン城の守りとして11世紀に建てられたお城です。

中は見ていませんが、住んだら楽しそうな作りです。いったい何階建てなんでしょう?

ここも盗賊騎士団の根城になってしまったものを、ライン都市同盟やルドルフ1世に攻撃され、

1689年にはフランス軍に破壊されて…とライヒェンシュタイン城と同じ運命を辿ります。現在は国有化され、博物館になっています。

フュルステンベルク城 Ruine Fürstenberg

ここも左側です。1219年、ケルンの大司教によって周辺の守護と関税のために建てられたもの。

17世紀にはスペイン軍やスウェーデン軍が占領、その後フランス軍の攻撃で廃墟に。
 
現在は私有で見学はできません。
 

シュタールエック城 Burg Stahleck

左手に見えるバッハラッハの町を過ぎたところの丘に建つお城。とんがり帽子の塔がカワイイですね!

このような主塔はベルクフリート Bergfriedと呼ばれます。

 
1925年~27年に修復されて、現在はユースホステルとして営業されています。
 
お城のホテル泊まってみたいですね・・・。
 
 
 
プファルツ城 Burg Pfalzgrafenstein

突然現れて驚かせてくれたのは、中州に浮かぶ真っ白なお城。まるで屋根がオモチャみたい。

ライン川の通行税を取り立てるための税関所として、1326年にルートヴィヒ4世によって作られたもの。

船を模して五角形になっているのは、水流による損傷を避けるためだそうです。

中州まで渡し船が出ており、中は博物館になっています。

グーテンフェルス城 Burg Gutenfels

一つ上の写真で岩壁の上に見えているのが、グーテンフェルス城です。

こちらも徴税のために使われていた歴史があります。現在はホテルになっているそうです。

シェーンブルク城 Schönburg

ライン川でもひときわ優美な外観のお城が左手に見えてきました。

Schönburgとは、ドイツ語で「美しい城」という意味だそうで。遠目に見ても十分にその美しさを感じられます。

1166年にフリードリヒ1世(バルバロッサ)から戦功をたたえてこの城を与えられた家臣は、

ライン川からの徴税と周辺で作られるワインで財を成し、後にシェーンブルク家を名乗るように。

1689年にフランス軍の攻撃を受けるも、強固なため完全には破壊できなかったそうです。

現在は改修されて、ライン川で随一の高級ホテル「アウフ・シェーンブルク 」として営業しています。

カッツ城(ねこ城) Burg Katz

1371年にカッツェンエルンボーゲン伯によって造られた城、進行方向右手に見えます。

正式にはノイカッツェンエルンボーゲン城と、舌を噛みそうなほど長い名前です。短くカッツ城と略され、

ドイツ語で猫を意味するカッツェ Katzeから、「ねこ城」とあだ名されています。

ちなみに愛知県には「犬山城」というお城がありますが、犬山市はここザンクトゴアルスハウゼンと友好都市になっています。(笑

余談をもう一つ、このお城は日本人が購入したことでも有名らしく…お値段は3億円だそうです。
 

ラインフェルス城 Burg Rheinfels

左手に見えるお城は、何度も増改築が繰り返されて、ライン川で見られる城の中では随分と規模の大きなもの。

1245年に造られてから、幾多の争いにも関わらず落城したことがなく、

他のライン川のお城が軒並み破壊されたフランス軍の攻撃にも耐え抜いたそうです。

現在は近代的なホテル「シュロス・ラインフェルス 」として営業。ここもライン川の古城ホテルの中では魅力的でした。

 11:00下船

リューデンハイム~ザンクトゴアハウゼンの1時間半のクルージングも終わり下船バスに乗車し、

下って来たライン河沿いをバスで戻り、メルヘンの街リューデスハイムへ。

 リューデスハイムに入り目に留まったのが、手動でオルゴールを回し優しい音楽が流れていました。

ライン川クルーズの拠点の街 リューデスハイム。

リューデスハイムで1番の名所がこの「つぐみ横丁」です 。長さ144.5メートルの狭い路地にはとても可愛らしいお店が並び

多くにの観光客で賑わっています。

この横丁にはワイン酒場がぎっしり並んでいますが、まずは昼食に。

「つぐみ横丁」の中にある可愛らしいレストランで昼食です。

漫才コンビのおじ様達と愉快なおば様とガイドさんと同じテーブルになり、もう笑いが止まりません。

昼食後はワイナリー見学、その後はフリータイム。

 

 
 
リューデスハイムは「つぐみ横丁」がメインストリートであり、お洒落な飾り看板も沢山ありました。
 
 
 
とうとう・・・空港に行く時刻となりました。
 
山ばかりを見つめてきていた私、観光らしい観光ってここ数年していなかったので、
 
このヨーロッパの旅はとてもいい刺激になり、昔の旅行癖がフツフツと体のどこかに蘇ってきてしまいました。
 
 
 
そんな事を考えてる内にバスは、フランクフルト空港に到着。
 
ドイツは、機会があればもう一度来るぞぉ~と心に決め、出国手続きへ。
 
 
 
空港のラウンジで搭乗時間までビールを飲み、フィティングルームで着替え
 
JL408便 19時10分 フランクフルト発に搭乗し、機内サービスのワインを呑んで大爆睡。
 
翌日 13時40分 成田国際空港着
 
楽しい8日間は、アットいう間に過ぎ去りました。
 
お疲れさまでした。


帰国してから2ヶ月ちょっと、やっとブログ完成しましたぁ~。


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2 コメント

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Unknown (hさん)
2015-06-22 13:28:15
異文化だね~。ヨーロッパの歴史は、日本人には難しい。その分、思わぬ刺激をもらえるんだろねー。
ヨーロッパの主要国に、それぞれ数年ずつ住んでみたいと思ったことがあるよ。異文化への憧れなんですかねー。
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Unknown (ドナルド)
2015-07-03 09:24:30
>hさん。

見るもの全てに感激・感動の世界であり刺激の多い旅でありました。
いつかドイツをゆっくりと歩いてみたいものです。
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