くもりがちで、少し湿度があり、
蒸し暑かった今日、
久しぶりに母からの誘いもあって
弘前の実家へ行き、
ついでに「藤田記念庭園」に行きました。
(たまには母孝行しなくてはね)
藤田記念庭園は、弘前公園の西側に位置し、
弘前市民会館向かいのわかりやすい場所。
夏は花菖蒲、秋はもみじと紅葉が楽しめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/bc/e784b7e21ac3e7c141eaf62ee834df2c.jpg)
大きな門から入ると大きな和風庭園が見えます。
入場料は大人300円、子供100円。
団体は10人以上で2割引。
(市内の高齢者は保険証など提示するとタダ。)
4月中旬~11月23日までは年中無休。
午前9時~午後5時までやっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_p.gif)
さて、この藤田記念庭園の主、藤田謙一さんは、
明治6年~昭和21年の方。弘前出身で、実業家。
議員さんでもあったようです。
この方、現明治大学を卒後、熊野敏三博士(法学)の
書生さんとなり、その後、たばこ製造会社に就職。
以後60社以上の会社代表や取締役となりました。
東京商工会議所会頭を経て、日本商工会議所の初代会頭に。
日本屈指の財界人となり、藤田育英社の創設、
弘前市公会堂の寄付など多くの社会貢献をした人物らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/37/5b06b1133302080f42d2c32fd44181eb.jpg)
和館です。
この庭園は、東京から庭師を招き造らせた
江戸風な景趣の庭園なのだそうです。
総面積は6600坪。
お宅の庭としては、あまりに広いです。
「和館」の中に入ると、渡り廊下でつながった
和室がたくさんありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/df/c285a5d0e30d9eac071d825d472ac3d3.jpg)
和室なのに、レトロなカントリーなものもあって
興味をひきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d6/8646949243ee573a2e258ed0920baea1.jpg)
電灯はこの当時ではモダンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b6/d074634a74cd9c2792c74963b5c906eb.jpg)
天井からつるされた電灯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0a/bd70515749e06a6ecf67c243141fea27.jpg)
なぜか水道蛇口。
色が銅いろで、レトロで素敵です。
我が家にほしいなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9c/d10f4de5319c2aff8aeff063710253ec.jpg)
彫刻が施された扉。
良く見ると「ぶどう」でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e6/14b3d78e01ea6dc2e10afde5775de5ee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9b/dd595704b7c283a0ecd618336642cda0.jpg)
藤田庭園には「洋館」もあります。
以前、洋館に入ったので、今日は入りませんでしたが、
ここには、会議室があったり、小音楽会に利用できるホールや、
喫茶室があったりします。
「和館」「洋館」ともに文化財に指定されています。
和館のとなりには「考古館」があり、
青森県内で発見された縄文土器などが
展示されています。
一瞬、藤田庭園でなく、三内丸山遺跡に来た
錯覚に陥りましたよ。
他には茶室あり、休みどころやあずまやもあり、
1時間もあればゆったりと見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_g.gif)
さて、今日の目的は花菖蒲を見る事。
ゆっくりとご覧下さいませねえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/0e/c87016ca3efe12b08a747da2d411a818.jpg)
色とりどりの菖蒲が咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/33/53a880a7ed65f565a459a3fd169d308e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/49/83594f65157b388458ec77f01f2fbded.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1a/285b456644188d2fb04e7376c118dce2.jpg)
ピンクの花菖蒲は初めて見ました。
母も珍しさにびっくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c7/e706a5a5a71214064ad72801b4042d71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/cf/cd6e609c5f6a108354b7836c9fdcc75c.jpg)
これも珍しいかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6a/ad4a33c854c3edf2a7d220ab6475249b.jpg)
青い菖蒲はすがすがしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a8/22a7727863a1d3bd7d80ec500e27324d.jpg)
白い菖蒲は清楚でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/07/0f6925712f22d982110e219a69369477.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ba/9779d135a5a0756d8def65eb7ddb9629.jpg)
途中にあったのはたぶん「とくさ」だと思います。
まるでミニの竹のようです。
ここの庭園は、庭園と言うより、
里山風情な面もあり、
シダ類があり、笹があり、
ドクダミなどの野草がたくさんあります。
花菖蒲の手前には池があって、
そこには鯉がたくさんいます。
人の声に反応して寄ってきます。
えさも売られているので、
人が来たらもらえると思っているのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/95/4fd425f96307d971cc54462e41a10f22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/31/79e7521bdef81bc59b3df15018a6fedb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/63/e10903d5590f1d5684da47b8c22fe9ec.jpg)
でも、あげませんでしたけど・・・(笑)
池の近くにはシオカラトンボまで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fa/e2a4b6e2d495e711693c62dad8c407af.jpg)
見えますか?
そして、池の向こうには、滝があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ff/d44867991e9a309a8f47ea20afcde886.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/27/5c58651ba42cc8b1b9965b5160a072c6.jpg)
ここからは岩木山も見えますが、残念ながら今日は
くもりで山はあまり見えませんでした。
新しいあずまやで少し休んで・・・
そこにはおもしろい傘立てがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f7/3c46b74e20ea66c0c41a502d6a0efd41.jpg)
良く見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/35/1881559b5ac0c3e31cd0783a04dff414.jpg)
「傘も一緒に休みましょう」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/83/70baed7110579c9335d62352249067d4.jpg)
「杖も一緒に休みましょう」
の文字が書かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5c/8050f70ae13f277f7a9cf8e05aeb19b0.jpg)
更に石畳をのぼると、里山の風情が加わり、
草木が茂り、涼しい風が吹いてきます。
最後は、これです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/c1/e0e4634c7393ae0bd970a9e413d3a995.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3e/5baa3db483ffe1decba2f80887711810.jpg)
水琴窟です。
さっそくひしゃくで水をくみ、
下に落としてみると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1c/ca15e0482c38ecc7372c429269f2792a.jpg)
なんともいえない涼しげな音。
どう書けばいいのでしょうか。
金属音に近いような、それでいて不快でなく、
よく響いています。
ひしゃくから落ちた水滴が、
地中の瓶の底にたまった水を打ち、
その音が共鳴して聞こえるそうです。
いいですよ~水琴窟。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/udon.gif)
お昼には、公園近くの「松味屋」さんに寄って
おそばを食べて帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/96/bc7505336bd3f80f4faa126e004491b9.jpg)
とろろそば。700円。
とろろがクリーミーでした。
よくおそばとからんでました。
こしのあるおそばでしたよ。
それにしても藤田記念庭園の管理は
かなり大変だろうと思いました。
あの広さですもの。
植物の管理、建物の管理・・・
今日も、割と年輩の方々が、
池の周りの草とりをしていました。
蒸し暑いのに。ご苦労様です。
こうした隠れた管理者達がいてこそですよね。
見えない所にしっかりと人材とお金を
惜しまない・・・。
これが維持管理の秘訣なんでしょうねえ。
大したもんですね。
ここあでした。
蒸し暑かった今日、
久しぶりに母からの誘いもあって
弘前の実家へ行き、
ついでに「藤田記念庭園」に行きました。
(たまには母孝行しなくてはね)
藤田記念庭園は、弘前公園の西側に位置し、
弘前市民会館向かいのわかりやすい場所。
夏は花菖蒲、秋はもみじと紅葉が楽しめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/bc/e784b7e21ac3e7c141eaf62ee834df2c.jpg)
大きな門から入ると大きな和風庭園が見えます。
入場料は大人300円、子供100円。
団体は10人以上で2割引。
(市内の高齢者は保険証など提示するとタダ。)
4月中旬~11月23日までは年中無休。
午前9時~午後5時までやっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_p.gif)
さて、この藤田記念庭園の主、藤田謙一さんは、
明治6年~昭和21年の方。弘前出身で、実業家。
議員さんでもあったようです。
この方、現明治大学を卒後、熊野敏三博士(法学)の
書生さんとなり、その後、たばこ製造会社に就職。
以後60社以上の会社代表や取締役となりました。
東京商工会議所会頭を経て、日本商工会議所の初代会頭に。
日本屈指の財界人となり、藤田育英社の創設、
弘前市公会堂の寄付など多くの社会貢献をした人物らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/37/5b06b1133302080f42d2c32fd44181eb.jpg)
和館です。
この庭園は、東京から庭師を招き造らせた
江戸風な景趣の庭園なのだそうです。
総面積は6600坪。
お宅の庭としては、あまりに広いです。
「和館」の中に入ると、渡り廊下でつながった
和室がたくさんありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/df/c285a5d0e30d9eac071d825d472ac3d3.jpg)
和室なのに、レトロなカントリーなものもあって
興味をひきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d6/8646949243ee573a2e258ed0920baea1.jpg)
電灯はこの当時ではモダンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b6/d074634a74cd9c2792c74963b5c906eb.jpg)
天井からつるされた電灯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0a/bd70515749e06a6ecf67c243141fea27.jpg)
なぜか水道蛇口。
色が銅いろで、レトロで素敵です。
我が家にほしいなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9c/d10f4de5319c2aff8aeff063710253ec.jpg)
彫刻が施された扉。
良く見ると「ぶどう」でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e6/14b3d78e01ea6dc2e10afde5775de5ee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9b/dd595704b7c283a0ecd618336642cda0.jpg)
藤田庭園には「洋館」もあります。
以前、洋館に入ったので、今日は入りませんでしたが、
ここには、会議室があったり、小音楽会に利用できるホールや、
喫茶室があったりします。
「和館」「洋館」ともに文化財に指定されています。
和館のとなりには「考古館」があり、
青森県内で発見された縄文土器などが
展示されています。
一瞬、藤田庭園でなく、三内丸山遺跡に来た
錯覚に陥りましたよ。
他には茶室あり、休みどころやあずまやもあり、
1時間もあればゆったりと見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_g.gif)
さて、今日の目的は花菖蒲を見る事。
ゆっくりとご覧下さいませねえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/0e/c87016ca3efe12b08a747da2d411a818.jpg)
色とりどりの菖蒲が咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/33/53a880a7ed65f565a459a3fd169d308e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/49/83594f65157b388458ec77f01f2fbded.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1a/285b456644188d2fb04e7376c118dce2.jpg)
ピンクの花菖蒲は初めて見ました。
母も珍しさにびっくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c7/e706a5a5a71214064ad72801b4042d71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/cf/cd6e609c5f6a108354b7836c9fdcc75c.jpg)
これも珍しいかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/6a/ad4a33c854c3edf2a7d220ab6475249b.jpg)
青い菖蒲はすがすがしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a8/22a7727863a1d3bd7d80ec500e27324d.jpg)
白い菖蒲は清楚でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/07/0f6925712f22d982110e219a69369477.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ba/9779d135a5a0756d8def65eb7ddb9629.jpg)
途中にあったのはたぶん「とくさ」だと思います。
まるでミニの竹のようです。
ここの庭園は、庭園と言うより、
里山風情な面もあり、
シダ類があり、笹があり、
ドクダミなどの野草がたくさんあります。
花菖蒲の手前には池があって、
そこには鯉がたくさんいます。
人の声に反応して寄ってきます。
えさも売られているので、
人が来たらもらえると思っているのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/95/4fd425f96307d971cc54462e41a10f22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/31/79e7521bdef81bc59b3df15018a6fedb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/63/e10903d5590f1d5684da47b8c22fe9ec.jpg)
でも、あげませんでしたけど・・・(笑)
池の近くにはシオカラトンボまで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fa/e2a4b6e2d495e711693c62dad8c407af.jpg)
見えますか?
そして、池の向こうには、滝があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ff/d44867991e9a309a8f47ea20afcde886.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/27/5c58651ba42cc8b1b9965b5160a072c6.jpg)
ここからは岩木山も見えますが、残念ながら今日は
くもりで山はあまり見えませんでした。
新しいあずまやで少し休んで・・・
そこにはおもしろい傘立てがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f7/3c46b74e20ea66c0c41a502d6a0efd41.jpg)
良く見ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/35/1881559b5ac0c3e31cd0783a04dff414.jpg)
「傘も一緒に休みましょう」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/83/70baed7110579c9335d62352249067d4.jpg)
「杖も一緒に休みましょう」
の文字が書かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5c/8050f70ae13f277f7a9cf8e05aeb19b0.jpg)
更に石畳をのぼると、里山の風情が加わり、
草木が茂り、涼しい風が吹いてきます。
最後は、これです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/c1/e0e4634c7393ae0bd970a9e413d3a995.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3e/5baa3db483ffe1decba2f80887711810.jpg)
水琴窟です。
さっそくひしゃくで水をくみ、
下に落としてみると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1c/ca15e0482c38ecc7372c429269f2792a.jpg)
なんともいえない涼しげな音。
どう書けばいいのでしょうか。
金属音に近いような、それでいて不快でなく、
よく響いています。
ひしゃくから落ちた水滴が、
地中の瓶の底にたまった水を打ち、
その音が共鳴して聞こえるそうです。
いいですよ~水琴窟。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/udon.gif)
お昼には、公園近くの「松味屋」さんに寄って
おそばを食べて帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/96/bc7505336bd3f80f4faa126e004491b9.jpg)
とろろそば。700円。
とろろがクリーミーでした。
よくおそばとからんでました。
こしのあるおそばでしたよ。
それにしても藤田記念庭園の管理は
かなり大変だろうと思いました。
あの広さですもの。
植物の管理、建物の管理・・・
今日も、割と年輩の方々が、
池の周りの草とりをしていました。
蒸し暑いのに。ご苦労様です。
こうした隠れた管理者達がいてこそですよね。
見えない所にしっかりと人材とお金を
惜しまない・・・。
これが維持管理の秘訣なんでしょうねえ。
大したもんですね。
ここあでした。