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『ヘッドフォンおじさん』
「細かい音のモニターってヘッドフォンが最適だよね」
「細かい話だけど・・そういう微細な部分に拘りたいよ」
「セッティングでギターって全然違ってくるって言ってた」
今回は本当にどうでも良いような変態な話なのだ
私はとにかく細かい部分が気になる性格なのだ
その一つがブリッジサドルのスプリング
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この辺りにも日本製と欧米製の差を感じる
天下のゴトー製は最初からサドルの位置を計算された
スプリングが組み込まれている
先日、購入したテレキャス用のサドルがまさにそんな感じ
6弦は短く、1弦は心持ち長い
取説にもそんな感じの説明が書かれていた
ちなみにテレキャスのブリッジをボディに取り付ける際に
各サドルを一度取り外す必要がある
文句の付けようがないほど完璧なストラトだが・・
やはり、こういう細かい部分は雑だった
デフォルトは黒色のスプリング
長さは均一なのだ
1弦はスカスカで6弦はギチギチという感じ
別途で購入したスプリングに付け替えたのだ
さらに長さを自分の好みに調整したのだ
「まぁ、こんな感じかな?」
という感じで長らく放置していた
今回はさらに長さを完璧に追い込んだ
自分で言うのも何だが・・
変態だと思う
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長さを揃える為に僅かにカットした
伸びた髪の毛を揃えるようなイメージだろうか?
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窮屈だったスプリングに隙間ができた
オクターブ調整にはプレイテックの激安チューナーのみを使用した
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以前に某社の比較的安い製品を使ったことがある
安定しないのだ
なかなか中央に針が留まらない
意外にイライラするのだ
現在使用のヤマハ製はとにかくチューニングの安定が早い
この激安チューナーもそれに肉薄する安定感
細かい部分だが・・
電源ボタンの位置など使い難い部分もある
他の人はどうかは知らないが・・
値段を思えば文句は言えない
細かい話なのだ
『オクターブ調整』という言葉の意味を理解していない人も多々いるようだ
「それって何?」
という人がいるのも事実
ウクレレでもアコギでも弦楽器には必須の調整なのだ
自由にサドルの移動が出来るエレキは楽なのだ
ドライバー一本で初心者にも簡単に調整できる
そもそも、不良のギターは誰が調整してもオクターブが合わない
つまり、特定のポジションの音が不均衡ということ
オクターブが正しいギターはローポジからハイポジまでコードがキレイに鳴る
和音が美しくないギターは魅力が半減なのだ
どんなに良いピックアップを積んでいても
良い弦を張っていても意味がない
逆にオクターブが正しいギターは何となくそれっぽく聞こえてしまう
楽器とはそういうものなのだ
プレイヤーの力量で何とかしてしまう部分も少なくない
検索すれば、数年前の過去記事でがメンテ系のブログがチラホラ・・
最近はメンテに触れるブログが少ないように感じる
ギター人口の減少も少なからずあるが・・
そもそも、メンテをするという意識が低い人が増えているのだと思う
もっと突っ込んだ表現をするならば・・
メンテの意識が低い人がギターを弾いているという事も出来ると思う
「オクターブ調整とか弦高調整って常識だろ?」
「そんなことを一々ブログに書くのも面倒臭いよ」
という大ベテランもいると思うが・・
実際は如何なものだろうか?
読者の皆さんのメンテ意識はどの程度だろうか?
生産国、構成材、塗装の種類etc
が気になる人は多いと思うが・・
何かの機会に基本を改めて見つめ直してみるのも良いと思う
ギターはメンテしだいで見違えるほど良くなる
特にエレキギターは弄る部分が多い
ピックアップの高さ調整もその一つ
前後で高さが異なるのはお約束
1弦側と6弦側で高さを変える人も少なくない
調べれば簡単に調整方法が出てくる
出音に不満がある場合、ピックアップの交換をする前に
試してみる価値があると思う
ネックの反りの調整で弾き易さも違ってくる
楽器店などのプロの調整が100点ではないのも事実
やはり、自分の好みは自分で追い込むべきだと思う
行きつけの楽器店も良い意味?で私を変態扱いしているのだ
私の持参するギターに文句を言う店員さんはいない
メンテの前に一つ決めておくことがある
それは『デフォルトの状態』
自分が最高に弾き易いと感じる設定を記憶するのだ
弦高どをメモにとり数値化する人も多いが・・
体で覚えた方が良い
個体が変わっても弾き易さを維持できる
メンテが得意になるとギターが10倍楽しくなる
これ事実!
とりあえず、激安チューナーだけで調整した
オクターブで色々なポジションで弾いてみた
私が作ったClean音なのだ
ストラトのリア、トーンは6という感じ
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私の作曲の導入はギターの出音から始まる
ギターの音色にインスパイアされることが多い
美味しいおかずはご飯が進む
美しいギターの音は作曲が進む😉