テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジャパンのジャズベをレリック加工

2019年11月17日 | 楽器
『ヘッドフォンおじさん』

昨日のストラトの修復の流れでベースも加工した

フェンダージャパンのギター&ベースの塗装は分厚い
初心者などが使うことを想定しての仕様だという

高級志向な一部のモデルは薄く塗装されているようだ

ポリ系の塗装は良くも悪くもテカテカなのだ
かれこれ12年くらい使っているが・・

輝きが衰えない

これからも輝き続けると思う

テレキャスほどのレリック加工は予定していない

とりあえず、テカテカの塗装を一皮剥いてみたい
テレキャスは完全なる艶無し仕様になった

悪くない

意図的につけた打痕と相まって悪くない

というか・・カッコいい(自己満足?)

個人的にはレリック加工に悪い印象を持っていない

そんなこんなで表と裏の塗装を丁寧に剥いた


ちなみに劣化した弦はまだ使う予定
かなり、指滑りが悪くなっているが・・

込み入ったレコーディングの予定もない

逆にどの程度まで劣化するのか?
に興味が出てきた



弾き込んでついたピックガードの傷などと相まって良いバランスになった


塗装は演奏性に影響する

手が当たる部分がサラサラで心地良い

ネックもグロス仕様とサテン仕様がある

サテン仕様は現場の声で生まれた仕様

汗をかいた時にも指が滑りやすいという利点があるのだ

面白いことにサテン仕様のネックも使い込むことでテカテカに
艶が出ることも多々ある

手の脂などや摩擦などで艶が増す

それはそれで良い感じなのだ

”使い込んだ感じ・・”

は楽器弾きにとっては憧れであり大好物なのだ

新品時の真新しい感じが好きだという人

一方、そんな感じが気恥ずかしいと感じる人

人間の感じ方や考え方は千差万別

何が正解かは分からない


自分のセンスや感性を信じられない人は
大胆な改造は避けた方が良い気がする

パーツ交換ならば、元に戻せるが・・

塗装研磨や再塗装(修理含む)は元の状態には戻らない

その辺りを納得して作業を進める必要があると思う

昨日、修理が完了したストラトも自己責任

打痕の凹みにボンドを流し込む・・

結果が見えない作業もであるのだ

放置するか?

作業を進めるか?

判断を迫られるところ

昨日もご報告したが・・

ストラトに関してはとりあえず成功という感じ


逆に高い工賃を払わなくて良かった気がする

指に感じる凹みはあまり感じが良いとは言えない

ストラトも馴染ませる為に軽~く全体を研磨した
艶は残しているのだ

まぁ、こちらも良い感じなのだ


同じ行程でジャパンを削ったところ、指が真っ白になるほど
に粉が出た

この塗装の違いは何だろうか?

最後にチューナーでチューニングして完了なのだ



ウクレレからベースまで守備範囲が広い

低音のベースでも反応が速い

個体差がないならば、読者の皆さんにもお勧めできる

これで500円は爆安!

PBでスタンドや弦なども開発しているようだ

機会があれば、ブログのネタとして試してみたい😊 




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マルチエフェクターの音作り

2019年11月17日 | 楽器
『ヘッドフォンおじさん』

「やっぱりさマルチっていったらヘッドフォンだよね」

「意外にヘッドフォンを軽視するギター弾きって多くない?」

「音楽用のヘッドフォンは楽器屋さんで買わなくちゃダメだよ」


今回はマルチエフェクターの音作りに関して

昨日、ストラトの打痕修理も無事に完了した

塗装を整えて、久しぶりに弦も交換したのだ
ghs弦の残りは6セット
タップリ残っているのだ


機会を見て、レスポールとテレキャスの弦交換も行う予定

ということで本題にはいりたい

読者の皆さんはどんな環境でギターを鳴らしているだろうか?

スタジオなどの真空管アンプを爆音で鳴らすのも楽し

しかしながら、現実的な話としては自宅で大音量は無理
小さなアンプを小音量で鳴らすという使い方に意味を感じない

まぁ、私も気分転換にピグアンプを鳴らすこともあるが・・
使用頻度は低い

やはり、周囲を気にすることなく使えるマルチエフェクターに手が伸びる

値段も様々・・

フロアタイプやデスクトップタイプなど色々とあるようだ

私はペダルがついていないデスクトップタイプが好みなのだ

実際のところ、ペダルの使用頻度も低い

必要ならば、外部のペダルを接続すればよい


今回の音ネタはzoomMS-50Gなのだ

テレキャスとセットで外に持ち出すことが多い



ギターバッグのポケットに入る

単三電池二本で駆動

という機動力がお気に入り

電池はお徳用電池を使い捨てているのだ


4本使用のzoomR-8とは区別しているのだ

充電池はR-8専用にしているのだ

結局のところ、単三電池の仕様が最も使い易いと思う

あえて、角形の9Vにしないのがzoomの賢いところ

良く分かっているのだ


変換プラグは便利なのだ

家電量販店でも楽器店でもあまり見かけない

サウンドハウスで購入したのだ

上記のお買い得電池も同社の人気商品

ちなみに今回のストラトのオクターブ調整も
同社の廉価チューナーを使用した

小物は同社の製品を利用することが多い

ギター本体やシールドなどは行きつけの楽器店で買う

ギターは状態をチェックしたい

シールドに関しては少し良い物を使いたい


マルチエフェクターで音を作る必須アイテムは
『ディレイ』なのだ


マルチの良い点はディレイを複数並べることが出来る点

異なるタイプのディレイを使い分けることが出来る点


同社の空間系エフェクトには定評がある

プロでも使用者が多いのだ

空間系のエフェクトだけを詰め込んだマルチもリリースされている

ちなみに私は買ったのだ

正直な話、持て余す

あまりにエフェクト種類が多くて使いこなせない

普通の使い方ならば、マルチに入っているディレイやコーラスで十分

私はリフもリードもディレイを用いることが多い

所謂、『ダブリング効果』を狙っている


ピンポンディレイでタイムを短く設定する

フィードバックやミックスはお好みで・・

音の密度や残響音のハイ成分も調整できる

このくらいの設定ならば、バッキングにも使える

好みでもっと軽く(薄く)かけるセッティングもありだと思う

逆にもっとディープな設定もお勧め


私は『ディレイの二重がけ』が好きなのだ

ダブリングした音をさらにステレオディレイで広げる


これは私がプログレ系のディープな音作りで良く使う設定

タイム、フィードバック、ミックスは色々と試すことが多い


ディレイで厚みをつけた音をさらに広げる・・

非常に『リッチな音』になる

こんな音をステージなどで表現するには相当に手間とお金がかかる

アンプを二台用意して、互いの距離を離し、角度を調整し・・・

そこまで苦労しても観客に届く音は意外にショボい

バンドアンサンブルの音に埋もれてしまうのだ

プロもステージとレコーディングの音を明確に分けている

ステージとレコーディングでアンプを変える人も少なくない

実はレコーディングでは小型アンプが使い易い

ペイジ師匠なども小型アンプ好きで有名なのだ

フェンダー系のイメージが薄い氏だが・・

ギターもアンプもフェンダーを使用することが多々ある

実際のところ、ファーストから三枚目までのアルバムではテレキャス
でレコーディングしたのだ

親友であるクラプトンがプレゼントしたテレなのだ

ジェフベックがヤードバーズ期に使っていたテレは
ペイジ師匠からのプレゼントなのだ

テレギブのベースになっていたテレなのだ

「俺、忙しくなったからさ・・・」

「ヤードバーズで代わりに弾いてくれない?」

という歴代の流れがあるのだ

音楽が『化学反応』していた良い時代の話

こういう伝説のエピソードや蘊蓄話(うんちくばなし)が大好物!

ギターはたた弾いていても楽しくない気がする

何を真似ているのか?

何を目標にしているのか?

何処に向かっているのか?

この辺りが曖昧な人は音作りも楽器選びもメンテも下手なのだ

限られた時間を有効に使う為には『目的意識』をしっかり持つべき

私には目標とする音がある

好みが微妙に変化することはあるが・・

芯がブレることはない気がする


ということで音源をお聴きいただきたい

二個のディレイをOn&Offしているのだ

音像の奥行きや広がりを感じていただきたい

可能な方はヘッドフォンやインナーフォンをご使用いただきたい


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