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『ヘッドフォンおじさん』
昨日のストラトの修復の流れでベースも加工した
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フェンダージャパンのギター&ベースの塗装は分厚い
初心者などが使うことを想定しての仕様だという
高級志向な一部のモデルは薄く塗装されているようだ
ポリ系の塗装は良くも悪くもテカテカなのだ
かれこれ12年くらい使っているが・・
輝きが衰えない
これからも輝き続けると思う
テレキャスほどのレリック加工は予定していない
とりあえず、テカテカの塗装を一皮剥いてみたい
テレキャスは完全なる艶無し仕様になった
悪くない
意図的につけた打痕と相まって悪くない
というか・・カッコいい(自己満足?)
個人的にはレリック加工に悪い印象を持っていない
そんなこんなで表と裏の塗装を丁寧に剥いた
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ちなみに劣化した弦はまだ使う予定
かなり、指滑りが悪くなっているが・・
込み入ったレコーディングの予定もない
逆にどの程度まで劣化するのか?
に興味が出てきた
弾き込んでついたピックガードの傷などと相まって良いバランスになった
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塗装は演奏性に影響する
手が当たる部分がサラサラで心地良い
ネックもグロス仕様とサテン仕様がある
サテン仕様は現場の声で生まれた仕様
汗をかいた時にも指が滑りやすいという利点があるのだ
面白いことにサテン仕様のネックも使い込むことでテカテカに
艶が出ることも多々ある
手の脂などや摩擦などで艶が増す
それはそれで良い感じなのだ
”使い込んだ感じ・・”
は楽器弾きにとっては憧れであり大好物なのだ
新品時の真新しい感じが好きだという人
一方、そんな感じが気恥ずかしいと感じる人
人間の感じ方や考え方は千差万別
何が正解かは分からない
自分のセンスや感性を信じられない人は
大胆な改造は避けた方が良い気がする
パーツ交換ならば、元に戻せるが・・
塗装研磨や再塗装(修理含む)は元の状態には戻らない
その辺りを納得して作業を進める必要があると思う
昨日、修理が完了したストラトも自己責任
打痕の凹みにボンドを流し込む・・
結果が見えない作業もであるのだ
放置するか?
作業を進めるか?
判断を迫られるところ
昨日もご報告したが・・
ストラトに関してはとりあえず成功という感じ
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逆に高い工賃を払わなくて良かった気がする
指に感じる凹みはあまり感じが良いとは言えない
ストラトも馴染ませる為に軽~く全体を研磨した
艶は残しているのだ
まぁ、こちらも良い感じなのだ
同じ行程でジャパンを削ったところ、指が真っ白になるほど
に粉が出た
この塗装の違いは何だろうか?
最後にチューナーでチューニングして完了なのだ
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ウクレレからベースまで守備範囲が広い
低音のベースでも反応が速い
個体差がないならば、読者の皆さんにもお勧めできる
これで500円は爆安!
PBでスタンドや弦なども開発しているようだ
機会があれば、ブログのネタとして試してみたい😊