五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

かきた立てるもの

2009年07月05日 | 第2章 五感と体感
やりたいこと、見たいこと、聴きたいこと、知りたいこと、触ってみたいこと、嗅いでみたいもの、味わってみたいもの、、、それらをかきたてる気持ちは、どこから湧き上がってきたんだろう?
国内外問わず、行きたい気持ちが湧き出ると、行かずにはいられない衝動が起こります。固執障害のようなものです。そこに行かなくては生きてはいけないくらいに思うからです。

想像の中だけでは、どうしても成り立たない自分がいます。

南フランスを旅したとき、人の豊かさとその土地に宿る雰囲気から長い歴史に育まれた厚みのある安定感を感じました。表面をなぞりながら生活しているといつかは崩れていきます。

週末、毎年お楽しみのボルドー音楽祭のコンサートを聴いてきました。
ほんとうにほんとうに楽しんで演奏する演奏家達。ヴァイオリンとヴィオラとチェロ、そしてピアノ。音に色が付き命が宿り、息遣いが交わり、いたわりながらおおらかに、優しく幸福に奏でる彼らの音楽は、コンサートが始まると当時に、観客をもその雰囲気に巻き込んでしまいます。
観客のどの人も、顔がほころび、心の奥底から幸福感を味わっているのが空気で伝わります。

魂を信じて、人との交わりに愛を感じ合いながら暮らしている人たちの音は、正真正銘、人に感動を与えます。来年も楽しみにしています。

オリーブオイルの料理、チーズと太陽の香りのする野菜、新鮮なお魚、焼きたてのバケット、ハーブの香り、、、、たまらなく行きたくなりました。
頭の中は梅雨の日本じゃなくて、乾燥したカラッカラで太陽いっぱいのコートダジュール

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