五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自己分析型ドラマ

2009年07月17日 | 第2章 五感と体感
小説・映画の「西の魔女が死んだ」は、受け取る側が自分の内に秘めた思いと重ね合わせながら静かに意識化していくことができます。
それとは反対に、
ドラマ「ダンディダディ」は、自己の感情を正直に表出しながら父親としての悩みを意識化していきます。「あからさまとはこのこと!」と半分呆れながらも、これだけ自分の思考と感情と行動を一致出来たら「心を病む」ことはないだろうな~という思いが湧き上がりました。言いたいことが言えないお父さん、必見かな?

主人公の売れっ子恋愛小説家は、高校生の一人娘と二人暮らし。娘の恋愛を巡って自分の小説とは正反対の考え方が自分に湧き上がり、心療内科に飛び込みます。
そこで、長椅子に仰向けになり精神分析の自由連想法で湧き上がる想いを話します。そうはいっても、自分の理想と現実のギャップは埋まりそうもありません。

自由連想法なんてしなくても主人公の無意識の意識化はとうにされており、わかっちゃいるけど、やめられないお父さんが素直に描かれています。

わかっちゃいるけど、、、、

そろそろ世間は夏休み。

親子で顔を突き合わせながら、言いたいことを我慢しつつ、夏休みを送るご家庭も多いかもしれません。

ダンディダディを親子で観ながら、本音の感情をポロッと呟いてみるのは如何?
互いに聞いてないようでいて聞いてるものです


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