五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

理性と感情

2009年07月07日 | 第3章 無意識の世界
腰越勉強会、早くも第六回。年間の中間地点となりました。
海から吹く風が湿度の高さを抑えてくれたので、下界よりは過ごしやすかったと思います。そうはいっても、梅雨の蒸し暑さからは、いい加減解放されたい気分です。

今日のお題は「理性と感情」について。

このテーマを自問自答していくには、自己開示の訓練が必要かもしれませんが、今ここでの感情を最も大切にしながら、今現在の自分の現実吟味力の範囲で考えていくことが一番ふさわしいかな、と思いました。

自分の感情と自分の理性は、私という中でのどのように使い分けているか?または、自分の思考と行動において、どちらが優先されるか?

そのような内容をブレーンストーミングしていきました。

私は根本的には、「感情」優先です。でも感情が湧きあがりながらも、行動や思考するときに、理性が働いています。それが、抑制の利いた大人の理性ならば、気に留めることはありませんが、ある事例に出合うと理性的に思考すべく無理に抑制することもままあります。それが防衛機制のなかのなんであるかは、これから考えようと思います。

あるがままの感情が、あるがまま意識の上に上げられれば、別に言語化する必要もありません。意識の上にあがってきたものを意識的に抑制したとしても、一回は意識の上に確かに上がっているのですから、抑圧とは云い切れません。

私自身「理性と感情」を考える前に、「抑制と抑圧との関係」を今一度、吟味してみようかな、そう思った勉強会でした。

気候に相応しく、じっとりと重たいテーマであったことは確かのようです。

皆さま、お疲れ様でした。
ご師匠様、ありがとうございました。

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コメント
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