五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自己実現をイメージする

2010年12月04日 | 第2章 五感と体感
今日は息子の二十歳の誕生日です。

当の本人は、留学先のスペインで誕生日を迎えています。

自分の生まれ育った国に誇りを持ちつつ、他国との境界線という概念を強く持ってもらいたくないと願いつつ、いろいろな国を旅し、滞在することを大切にすることを意識しながら子育てをしてきました。

自分の概念と他者の概念は、違うようでいて、本質は同じところがベースになっていることを肌で感じるには、フィールドワークによって体感し体験するしか術はありません。

自分の体と心と魂が「ある環境」において、感じることや考えることが、自分の生きる道を定めていくように思います。そのためには、教育が必要です。

望む環境、望まない環境、それはその人それぞれの「解釈」によって、いかようにも変化していきます。
どのような環境であれ、逞しく生き抜いていくのが「私自身の自己実現」かもしれません。

そのためには、解釈の仕方を学ぶ必要があります。

他者との関わりが多ければ多いほど、身を置く環境に変化があればある程、自分自身の傾向が自分の内から見えてくるはずです。

人生は修業続きです。

今が良いからといっていても、明日はどうなるか解りません。

どんなことが起こっても、それを解釈していくのは本人です。他人が自分と入れ替わってくれるわけではありません。

体験をどう解釈するか。
自分の感情をどう解釈するか。
それは、自分にとってどんな意味を持つのか?
これからどうすればよいのか?
どう行動するのか?

どう生きていくかは、本人の概念と体験の解釈次第です。

「自分はどうありたいか?」という自問自答を大切に、自分の人生を大切に歩んでほしいと願います。

親は、ますます見守るばかり、です。

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