五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

思春期の環境

2010年12月12日 | 第2章 五感と体感
エリクソンの人格形成の発達を読んでみると、自分の人格の発達形成で明らかに「ネガティブ」だと感じるところがあります。

それは小学校5,6年の頃から、20代まで続きます。自己の傾向もそこで育まれました。

自分が原因ではなく、親の事情でした。

父が赴任先のタイで自動車事故に遭った時に、会社の都合と家族の思いが上手く噛み合わず、その時に、会社と社会の仕組みを肌で感じました。
明らかにネガティブなものです。

任期を終え父が帰国し、通常の生活に戻るその間に、両親は転勤族から定住を考え家を買うこととなります。そこで一見落着と思いきや、今まで一緒に住まうことの無かった父と住むようになり、今までの習慣がガラッと変わっていきます。他人と住む以上に難しいことだったかもしれません。

自分を信じて、一所懸命何かに打ち込む時期に、他者を信頼するという感情が芽生えなくなりました。
思春期の環境が子供の心の成育に大きな影響を与えていくことを生身で経験したわけです。

思春期の頃の「思考・感情・行動」を自己分析してみると自分の傾向の理由に気付くかもしれません。

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