五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

侮蔑と称賛

2010年12月01日 | 第2章 五感と体感
今まで賞賛されていた人が一夜明けると侮蔑の対象になったり、

今まで侮蔑されていた人が一夜明けると賞賛の対象になったり、

その対象者は何も変わらない個人なのに、他者は自己のフィルターを通した目で対象者を評価してきます。

自分は評価する側でもあり、同時に評価される側でもあるのです。

他者から賞賛を浴びていくうちに自分があたかも神様や霊能者になったかのようになる話もよく聞きます。
「あたかも神になったかのような・・・」
「あたかも霊能者になったかのような・・・」
「あたかも王様、王女様になったかのような・・・」
もし、自分が尊敬し賞賛している人が、そんなふうになってきていたら心の中で疑ってみることも知恵の一つだと思います。

人を褒めることはとても大事なことです。
でも、大賞賛した相手が、自分のイメージとずれてきた時、裏返したように侮蔑する傾向が自分にあったとしたら、「自分の傾向」を点検したほうが良さそうです。

人に褒められることは、嬉しい事です。
でも、褒められる度合いを点検しつつ、自分の身の丈を測ることも大事なことだと思います。

侮蔑と賞賛の渦中にいながら、淡々と粛々と我が道を歩くにはかなりの精神的鍛錬が必要かもしれませんが、「私は私である」ことを意識しているか否かで「侮蔑と賞賛の渦」を堂々と歩むことが出来るように思うのです。

身の丈に合った自分を大切にしてきたいと思う今日この頃です。

「クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする