大地震7日目
このブログを読むことのできる環境にある方は、そろそろ自分が何をすべきか見えてきたかと思います。
私自身も、ほとんどの仕事がキャンセルになったり、交通事情で行くことができなかったりで、こういうときこそ人のお役に立ちたいのに。。。というジレンマに駆られ、イライラする感情も湧いてきます。(つまり、ストレス曲線で云うと「怒り」に当たるかもしれません)←テキストをお持ちでない方は、15日のブログを参照してください。
お店では入場制限。ガソリンも買えない。「ないない尽くし」の現状ではありますが、「物が無い」「放射線が怖い」たくさんの情報の中で、案外「恐怖感」を煽るような言葉ばかりを自分の脳が選択し、聞き取っていませんか?
いま、自分にとって一番必要なものを思い巡らしてみましょう。
昨晩、20キロほど離れたところに住んでいる母から怯えたような声で電話がかかってきました。
「友達から、あなただけには知らせようと思って。。。」から始まる電話です。
内容は、ブラジルに単身赴任している某大手商社の娘婿が、アメリカでは「原発」情報が大変なことになっているから、
充分注意してほしい、、、というようなものです。
でも、よくよく考えてみると、その人は、アメリカに住んでいるわけではありません。ブラジルから得た情報を、当事者である日本の家族に伝えているわけです。
私は母に云いました。
「あのね。日本に住んでいるのは、私たちなのよ。Kさんはブラジルでいくつもフィルターの掛かった情報をあたかも真実のように受け取って、当事者である日本に確信性のないデマを流しているのよ」
「だいたい、あなただけに伝える、、、と云って、商社マンの家族が日本の家族全員に電話で伝えたとしたら、それが枝葉のように広がり、パニックを作り出すのよ。わかった?!」
、と。
母は、ようやく振り回されていることに気付き、声の震えが無くなりました。
日本の経済を担う、優秀な会社員が、自らの手を下して、日本の経済を落としめようとしていることが信じられません。
海外駐在者の皆様、日本は大丈夫です。
「大丈夫だ」とあなた達が信じ行動しなくては、誰がするんですか?
海の向こうで、日本人を煽ることはやめてください。よろしくお願いします。
見えない不安感に翻弄されるより、自分の役割を考えていきたいものです。
「自分は何のために生きているのか?」
「自分の心と体と魂を大切にしているか?」
「自分の生き甲斐は何か?」
停電のロウソクの光の中で思い巡らしてみましょう
・・・落ち着いて・・・
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