写真:香取神宮
被災地での支援活動が、テレビでもたくさん放映されるようになってきました。
私も自分の仕事をどのように生かしていくかを自問自答する機会を改めて与えられました。
この生き甲斐の心理学を学ぶことによって、私達と出会う方々が「自分の心の自由意思」を大切にしてくださることを切に願いながら活動を続けています。
心のケアーは、一人の方をたった一回だけ対応しただけで終わるものではありません。
信頼関係を育みながら、時間をかけて自分と向き合う時間が必要です。
そこで、災害被害者のケースを整理してみました。
1.地震・津波・原発事故で亡くなられた人。
2.自分の家族・身近な知人を失った人
3.地震・津波・原発事故で地元で避難所生活をされている人
4.地震・津波・原発事故で自宅を離れて避難所生活をされている人
5.地震・津波・原発事故で自分の意思で知人宅、親戚宅に避難されている人
6.地震・津波・原発事故の当事者でありながら避難所生活はせず、自宅で過ごしている人
7.原発事故による「水」の制限を受けている地域の人
8.帰宅難民を経験された人。又はその家族(案外、このストレスは大きいはずです)
9.関東以北、北海道以南に在住の子供・お年寄り・障がいをお持ちの方・重い病気の方
10.関東以北、北海道以南に在住の人
11.原発事故に関し、恐怖感を抱いている人
12.日本に住んでいる人
13.海外在住の日本人
14、遠隔地で家族や知人の心配をしている人(心配する人が具体的にいるか?いないか?それとも漠然とか?)
まだまだ、整理する必要がありますが、カウンセラーとして私がまずすべきことはこのように現況を分類する作業です。
支援する自分が、どこに属しているか意識化することは大事なことだと思います。
自分の現況の意識化を怠ると、心と体の二重災害に繋がります。
私自身は、8.10.12.14が該当します。
該当した項目をみてみると、自分の不安感を整理することができます。
自分がどの立場に居るのか。
自分が風評に惑わされて大げさな行動を起こしていないか。
まずは、それを見極める時期だと思います。
行動は、それからです。
該当している項目を意識化したら、自分のするべきことが明確になってくるはずです。
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