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左近の桜、右近の橘 という言葉があります。このウコンザクラはこれとは全く関係なく、この言葉、雛飾りのときに内裏雛の左右に飾る桜と橘を表しています。
桜守の佐野藤右衛門さんのお話を紹介します。
御所は「左近の桜」で有名ですわな。ところで、ちょっと聞くけどな、あんたら、なぜ「左近の桜、右近の橘」と言われているか知ってますか。
京都まで来て桜を勉強するのやったら、そのくらいのこと知らんと、かなり恥かしい思いをしますわ。
御所の紫宸殿(ししんでん)というところは、内裏の昇正殿として天皇が即位するところなんですわ。その儀式の時に、天皇を守る宮中の警備の近衛府には、右兵衛大将、左兵衛大将というのがいて、その大将たちが天皇を挟んで両隣に座る位置を示したのが、左近の桜、右近の橘というわけです。
中央の階段に向かって左が右近、右が左近やからね。まぁ、桜か橘か見ればわかるけど。
左右は天皇を中心に考えるので、天皇からみて右が右近、左が左近。御所の左右には、桜と橘が植えられているそうです。雛飾りも、このように飾るのが正しいようですよ。
2007.04.11