年をとるにつれて性格が円くなる人ほど長生きできる
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米国のパーデュー大とボストン大のグループが、私たちの性格のうち、神経質な部分のレベルが寿命を左右していると報告した。
米国の中高年男性1663人(43~91歳)の性格の変化について、最長12年にわたり追跡。調査を始めたときに比べて神経質になった群と、穏やかになった群に分け、18年後の死亡率を調べた。
両群の年齢構成や健康状態が同質になるよう統計処理をしたところ、「神経質群」の半数が死亡していたのに対し、「穏やか群」の生存率は75~85%に達した。
「神経質な性格の度合いは、その人の寿命をはかる物差しとなる。血圧を下げようと心がければ、心臓発作のリスクが減るように、性格を円くしようと考えれば死を避けられる」
-朝日新聞の記事から-
作家の渡辺淳一さんのベストセラー「鈍感力」でも同じようなことを言っているそうだ。最近ブログを通してお付き合いさせていただいている、ippuさん のブログで教えていただきました。
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木の実が 円い
地球が まるい
玉子も まるい
いら立った心を
見つめるとき
ふと思う
私も まるい中から
生まれて きたのに
-星野富弘さん-
年とともに円くならなければいけないのに、無神経でありながら、図太くもなれず、何かと目くじらを立てるトゲトゲの悪い性格。そこで今年の目標は「めくじらを立てない」ことと、1月5日に宣言しました。
神経質であることが寿命を短くするというならば、温厚というには程遠いが、無神経な僕は長生きできるかも知れない。憎まれっ子世にはびこる(はばかる)とも言うが、これも当てはまってしまう。
めくじらを立てないことは難しいが、円くなることで長生きできるなら、心がけてみようかな・・・♪
2007.04.25