勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

蛇に怖じず

2007-04-24 05:50:31 | Weblog
 蛇が出そうな草藪に生え、実がまずく、ヘビなら食べそう、などの理由から名が付いたというへびいちご。
 黄色い花が落ちると真っ赤な実が成るこの野草、実際はヘビは食べないそうだ。ヘビにとっては、勝手に名前を付けないでくれ、と言いたいかもしれない。

 嫌われ者の蛇だが、蛇の名が付く言葉や諺は多い。何故か身体の一部が付く言葉もいくつかある。蛇の目傘、蛇口、蛇腹、蛇足、竜頭蛇尾、まだあるかな?

 蛇の目傘は何故蛇の目というのだろう?
開いたとき丸く見える白地の輪が、大蛇の目を思わせる事からついた名称で、番傘より細く上品なんだそうな。

 降り出した雨に、和服姿の上品な女性が、「勿忘草様、雨が・・・」などと言って蛇の目傘をさしかけてくれたら、「春雨じゃ、濡れて行こう」な~んて言って、しっぽりと濡れて歩く・・・・・
あぁ~、いいなぁ~♪
エェ~ッ!、蛇腹のような醜い腹をして何言ってるんだ?
ほっといてください、端境期になるとおかしくなる僕ですから。
エッ、いつもおかしいですって?
どうせ龍の頭にもなれない竜頭蛇尾で、生きてることが蛇足ですから・・・

 「蛇に噛まれて朽ち縄に怖(お)じる」ような気が小さく臆病な僕は、「蛇に睨まれた蛙」のごとしだが、蛇にとっては「蛇が蚊をのんだよう」で物足りず、「蛇の生殺し」にあい、「藪をつついて蛇を出し」てしまう。

 蛇口はひねるものだと思っていたら、この頃は、上げたり下げたり、押したり引いたり、または何もせず手をかざすだけで水が出る。「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)」というが、ひねっても何もでないのは、「盲(めくら)、蛇に怖(お)じない」我が頭。(最後の諺は、差別用語になるので、最近は使われないようです)

 おあとがよろしいようで・・・♪
2007.04.24