道の辺の
尾花が下の思ひ草
今さら更に 何をか思はむ
-万葉集-
尾花が下の思ひ草
今さら更に 何をか思はむ
-万葉集-
その花言葉のように『物思い』にふけるが如きうなだれて、ススキやさとうきびなどの根元にひっそりと咲き、見過ごしてしまいそう。別名を「思い草」。
身の丈に
及ばぬ君(キビ)に 思い草
棄せる(キセル)涙の 幾、何晩(ナンバン)
≪落とす涙は 幾夜の嘆き≫
-詠み人知らず-
及ばぬ君(キビ)に 思い草
棄せる(キセル)涙の 幾、何晩(ナンバン)
≪落とす涙は 幾夜の嘆き≫
-詠み人知らず-