年に2度、春と秋に行われるお客様と教師によるダンスのデモンストレーション。2日間にわたって20組づつ計40組の出演者によって行われた。前夜はお客様と出演した僕だが、今宵はカメラを構えて見る側にまわり、ゆっくりと楽しませていただいた。
なかでも、毎朝欠かさずコメントをくださる「正子さん」の出演もあり、いいショットを狙うべく、坂本教師との華麗な舞を今や遅しと待ち構えた。
正子さんと坂本教師
彼女は数年前、脳出血で倒れ、生死の境をさまよった経験もあり、バランスの神経を損傷し、医師にはダンスを禁止されたという。
しかし好きなダンスをやめられず、リハビリの目的もあり、教師と踊ることを条件に許可をもらい、今ではデモに出られるまでに回復し、ご覧のようにその美貌とともに、情熱的なタンゴを披露してくださった。
そしてもうひとかた、見るものを感動させてくれた出演者がいる。女性教師“あい”さんと息の合ったワルツを舞った「益田さん」。
あい教師と益田さん
彼は聴覚障害があり、まったく音のない世界にいるという。お店での練習も、お客様が少ない遅い時間を利用し、口の動きで言葉を読み取る口唇術と、手話や筆談での会話で練習を積み重ねての出演である。
何よりも驚かされたのは、音楽が聞こえないにもかかわらず、まったくリズムを外さずに踊ったことである。無論あい教師の教えとリードによるものであるには違いないのだが、そんなハンディを感じさせない見事な踊りには、胸が熱くなった。
なかでも、毎朝欠かさずコメントをくださる「正子さん」の出演もあり、いいショットを狙うべく、坂本教師との華麗な舞を今や遅しと待ち構えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/42/9263742ce1a9dbd1bfb6f760137d51c0.jpg)
彼女は数年前、脳出血で倒れ、生死の境をさまよった経験もあり、バランスの神経を損傷し、医師にはダンスを禁止されたという。
しかし好きなダンスをやめられず、リハビリの目的もあり、教師と踊ることを条件に許可をもらい、今ではデモに出られるまでに回復し、ご覧のようにその美貌とともに、情熱的なタンゴを披露してくださった。
そしてもうひとかた、見るものを感動させてくれた出演者がいる。女性教師“あい”さんと息の合ったワルツを舞った「益田さん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/06/66739da29962e9a24760c90be4226d53.jpg)
彼は聴覚障害があり、まったく音のない世界にいるという。お店での練習も、お客様が少ない遅い時間を利用し、口の動きで言葉を読み取る口唇術と、手話や筆談での会話で練習を積み重ねての出演である。
何よりも驚かされたのは、音楽が聞こえないにもかかわらず、まったくリズムを外さずに踊ったことである。無論あい教師の教えとリードによるものであるには違いないのだが、そんなハンディを感じさせない見事な踊りには、胸が熱くなった。