勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

蓼食う虫

2007-10-08 03:49:18 | Weblog
◇ 蓼食う虫も好き好き ◇

 というが、蓼(たで)の仲間は多く、どれも小さく目立たない花が咲き、諺にもあるようにあまり好かれていないようだ。
 しかし、秋に咲く「サクラタデ」という花は、桜に似た淡いピンクの小さな花が咲き、これならどんな虫も好きになるだろう。白い花が咲く「シロバナサクラタデ」という花もあるそうだ。
 
◇ 蓼の虫は蓼で死ぬ ◇
 
 ともいい、人間も好みのために身を滅ぼすことが多いという。こんな可愛らしく美しい花のためならば、身を滅ぼしてみたいものだ。

 
◇ 蓼の虫 葵に移らず ◇

 といって、蓼の葉を食う虫は、葵に移って葵の葉を食うということはしないという。好みに従い、他に心を移さないことの例えにも使われる。そんな一筋の愛を貫く友もいたっけ。

 葉の辛(から)さから、嫌われ者の代表のようにいわれる蓼は、葉が柳に似ていることからその名がついたという「ヤナギタデ」のことをいうそうだ。鮎の塩焼きには、この蓼の葉をすり潰した“蓼酢”が欠かせないが。

 「蓼食う虫も好き好き」、蓼のような僕だが、愛の塩妬きに添うてみたいなぁ♪