勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

忘却

2007-10-05 23:54:34 | Weblog
忘却とは忘れ去ることなり 
忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ


君の名は?と 尋ねし人あり その人の名も知らず・・・

 菊田一夫さんの書き下ろしたドラマ「君の名は」は、ハリウッド映画「哀愁」をモチーフにしたと聞く。今は昔、ラジオから流れる主題歌とともに、「忘却とは・・・」の来宮良子さんのナレーションが印象的だった。古きものへの回顧は歳をとった証拠か・・・?
「君を忘れず」
 という花言葉を持つ野草、紫苑(しおん)のうすむらさきが、秋の陽射しを受けて眩しい。

 
黒百合は恋の花 愛する人に捧げれば 二人はいつかは結びつく

と“君の名は”では歌われたが、この紫苑の花、誰に捧げようか?
 
◇ しおん ◇

ほんとうの ことなら
 多くの言葉はいらない

野の草が 風にゆれるように
 小さなしぐさにも 輝きがある

-星野富弘さん-
 昔のことは良く覚えているのに、昨日のことはすぐに忘れる。数年前までは、一ヶ月先の予定まで頭に入っていた。ところが数日前に約束したお客様の予約時間を間違えた。携帯に記録するのも忘れていた。確認の電話が入ったので事なきを得たが、どうも最近集中力に欠けている。いや、それは何かの始まりか・・・?