勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

あかまんま

2007-10-09 01:30:24 | Weblog

◇ いぬたで ◇

かすかな 風にゆれ
さわれば ポロポロとこぼれる
私も この小さな花と
どこが 違おう

-ー星野富弘さん-
 

 蓼食う虫を蓼虫(たでむし)というそうだが、図鑑によると、タデ科の植物にもいろいろある。野原や森陰、林の中、土手に水辺に高原、高山と、広い地域に分布しているという。藍染の原料にもなる「藍」もタデ科の植物と知って驚いた。

 蓼虫が食う蓼は、辛味のある“真タデ”“本タデ”と呼ばれる「ヤナギタデ」をいい、似ているが葉に辛味がないので、“イヌ”を付けて「イヌタデ」と呼ばれるのが、通称 あかまんま。“イヌ”は“否(いな)”の意味だという。

 タデ科には、「桜蓼(さくらたで)」という可愛い花もあれば、「イヌタデ」のように、道端にひっそりと咲き、人の眼にも留まらずに、寂しく秋の風にその身を散らす花もある。

あかまんま
我が身に似たり
そのまんま

-ワスレナグサ-


座布団チョウダイ、山田君♪