紅葉のシーズンも、そろそろ終盤。久しぶりに鈴鹿山脈に足を延ばした。鈴鹿山脈随一の鋭峰・鎌ヶ岳だ。Mr.Dashにとっては3回目のこの山だが、今回は初めて三ツ口谷から登り、長石谷で下りることにした。要するに山頂部以外は、初めてのところばかりだ。これは楽しみだゾ。
しばらく、大阪や大峰の山ばかり続いていたので、部員の皆んなも変化がほしかったのだろうか、なんと合計11名の大パーティとなった。今回、鎌ヶ岳をリクエストしてくださったT中氏に感謝、である。
アプローチに三ツ口谷を選んだのはMr.Dash。来年の沢登りに活かそうと、事前調査を兼ねたのだ。確かに、規模は小さいが、Mr.Dashの初級レベルにピッタリな小滝が続く。ちゃんと、ささやかな釜がちゃんとあるのがいい。Y口さんは、もうすっかり、滝は「見るもの」から「登るもの」に変わっているようで、どのルートから登るかをシミュレートしている。ずっと、横に一般登山道があるので巻きやすいし、自信がなければトップロープを先にセットしに行ける。来年!と、しっかりインプットした。
何度か高巻きしつつも、基本的にはひたすら沢沿いに登りつめる。最後に鎌の穂先に取り付くと、花崗岩がボロボロする、急な傾斜となる。クサリを頼りに登りきって、見覚えのある山頂に達する。折から雲ひとつない好天。御在所、雨乞、綿向…祠の前を通り、南側を眺めると、やせた鎌尾根が延びている。思えば、この尾根で、沢登りの名人M村さんに出会ったのだ。さらに向こうには想い出の仙ヶ岳。98年に、初めて雑誌に紀行文が載ったのが、この仙ヶ岳だ。鈴鹿の山々は、いろいろ思い出深い。
下山は長石谷をとる。カエデやシロモジなどが色づいて、じつに美しい(写真)。しかし、急な傾斜と、岩がちな沢ルートの下り坂で、慣れないメンバーが次々に転倒したり、滑落しかけたりして、チョット危ない。オーイ、北アルプスなら死んでるよ~!…最後、小規模な山ヌケの場面で、ついにお助け紐を投入した。スワミベルトが役立った。こういうのも、いい練習になる。
じゅうぶんに黄葉・紅葉を楽しんだあと、最後は源泉かけ流しという(いつもの)片岡温泉で汗を流して、長い一日が暮れていった。
しばらく、大阪や大峰の山ばかり続いていたので、部員の皆んなも変化がほしかったのだろうか、なんと合計11名の大パーティとなった。今回、鎌ヶ岳をリクエストしてくださったT中氏に感謝、である。
アプローチに三ツ口谷を選んだのはMr.Dash。来年の沢登りに活かそうと、事前調査を兼ねたのだ。確かに、規模は小さいが、Mr.Dashの初級レベルにピッタリな小滝が続く。ちゃんと、ささやかな釜がちゃんとあるのがいい。Y口さんは、もうすっかり、滝は「見るもの」から「登るもの」に変わっているようで、どのルートから登るかをシミュレートしている。ずっと、横に一般登山道があるので巻きやすいし、自信がなければトップロープを先にセットしに行ける。来年!と、しっかりインプットした。
何度か高巻きしつつも、基本的にはひたすら沢沿いに登りつめる。最後に鎌の穂先に取り付くと、花崗岩がボロボロする、急な傾斜となる。クサリを頼りに登りきって、見覚えのある山頂に達する。折から雲ひとつない好天。御在所、雨乞、綿向…祠の前を通り、南側を眺めると、やせた鎌尾根が延びている。思えば、この尾根で、沢登りの名人M村さんに出会ったのだ。さらに向こうには想い出の仙ヶ岳。98年に、初めて雑誌に紀行文が載ったのが、この仙ヶ岳だ。鈴鹿の山々は、いろいろ思い出深い。
下山は長石谷をとる。カエデやシロモジなどが色づいて、じつに美しい(写真)。しかし、急な傾斜と、岩がちな沢ルートの下り坂で、慣れないメンバーが次々に転倒したり、滑落しかけたりして、チョット危ない。オーイ、北アルプスなら死んでるよ~!…最後、小規模な山ヌケの場面で、ついにお助け紐を投入した。スワミベルトが役立った。こういうのも、いい練習になる。
じゅうぶんに黄葉・紅葉を楽しんだあと、最後は源泉かけ流しという(いつもの)片岡温泉で汗を流して、長い一日が暮れていった。