■メイン写真
鉢伏山の山頂にて、阿武山方面を見ていたら、きれいな虹が出た!
■今回のコース
粟生間谷西四丁目バス停→素戔嗚尊神社→(勝尾寺東尾根)→標識No.20→佐保分岐→大希山→
佐保分岐→(鉢伏自然歩道)→鉢伏山→稲荷神社→彩都西駅
箕面市と茨木市の境界線は、踏み跡も薄く、ルートファインディングが不可欠だが、
人ずれしない雑木林の雰囲気を存分に味わえるのが魅力だ。
1月に調査山行を済ませてあり、今回、登山教室で引率してきた。
素戔嗚尊神社は、粟生地域の総社で、平安時代にはあったという古い神社だ。
なかなか立派な本殿。
神社の左手から、粟生高原自然歩道に入る。雑木林の道は、この季節になると
コナラやアベマキなどの落ち葉でいっぱいだ。12月というのに、まだ黄葉が楽しめる。
明瞭な山道を北へ、北へ。やがて左手がわずかに開け、勝尾寺を遠望できる。
地形図の376mピークは西側を巻き、重機が置いてある広場に出る。
公園の休憩舎のようなものが建っているが、周りは残土が積み上げられている場所に
なっている。ここが粟生高原自然歩道の終点だ。
関電の変電所に続く車道を横切り、「No.20」の標識のところから山に入る。
赤テープを追って、小ピークに出る。足元はどこも落葉だらけなので、もはや踏み跡
すらわからない。
すぐ近くに変電所があるので、送電線鉄塔も3回くぐることになる。
これは最初の鉄塔。
3つ目の送電線鉄塔のところ。岩阪への分岐には、簡素な標識がある。
箕面市と茨木市と境界を過ぎ、佐保への谷道が横切る峠に出る。
まずは直進して、大希山をめざす。
大希山のピークへは、少しだけササの薮こぎが必要だ。
大希山への登山道が拓かれた由来を示すプレート。
厳密な最高点は、プレートからもう少し奥にある。雑木に赤ペンキで山頂の印が
あるのみの平凡なピークだ。
先ほどの峠に戻り、佐保へと谷筋を下る。倒木をくぐりながら、荒れた道を下る。
新名神の側道が行止りになっている場所に出て、高い橋脚を見上げる。
茨木市が制定したハイキングコースのひとつ、鉢伏自然歩道に入る。
自然歩道を忠実にたどると鉢伏山のピークを通らないので、北から回り込み、
尾根から鉢伏山の山頂にアプローチする。
朝香宮殿下と閑院宮殿下の登頂記念碑が立つ。
このマイナーな低山に皇族の方々が来られた経緯、知りたくなる。
パラッと粒の細かい雨が降り始めたので、慌てて雨具の準備をしていたら、
西の麓に濃い七色の虹がかかった(メイン写真)。雨はほどなくやんだので助かった。
南側へ下る途中、路傍にフユイチゴが旬を迎えていた。もう、そういう時期だ。
ふたたび鉢伏自然歩道に合流し、古い「台場クヌギ」を見ながら下る。
台場クヌギは、炭焼きなどのため枝や幹を長年にわたり周期的に伐採してきたために
できた、奇妙な形のクヌギのことである。
粟生岩阪の集落風を抜け、大阪モノレールの彩都西駅へ向かう。
新しい都市と、古くからの農村のコントラストに違和感を持たざるを得ない風景だ。
鉢伏山の山頂にて、阿武山方面を見ていたら、きれいな虹が出た!
■今回のコース
粟生間谷西四丁目バス停→素戔嗚尊神社→(勝尾寺東尾根)→標識No.20→佐保分岐→大希山→
佐保分岐→(鉢伏自然歩道)→鉢伏山→稲荷神社→彩都西駅
箕面市と茨木市の境界線は、踏み跡も薄く、ルートファインディングが不可欠だが、
人ずれしない雑木林の雰囲気を存分に味わえるのが魅力だ。
1月に調査山行を済ませてあり、今回、登山教室で引率してきた。
素戔嗚尊神社は、粟生地域の総社で、平安時代にはあったという古い神社だ。
なかなか立派な本殿。
神社の左手から、粟生高原自然歩道に入る。雑木林の道は、この季節になると
コナラやアベマキなどの落ち葉でいっぱいだ。12月というのに、まだ黄葉が楽しめる。
明瞭な山道を北へ、北へ。やがて左手がわずかに開け、勝尾寺を遠望できる。
地形図の376mピークは西側を巻き、重機が置いてある広場に出る。
公園の休憩舎のようなものが建っているが、周りは残土が積み上げられている場所に
なっている。ここが粟生高原自然歩道の終点だ。
関電の変電所に続く車道を横切り、「No.20」の標識のところから山に入る。
赤テープを追って、小ピークに出る。足元はどこも落葉だらけなので、もはや踏み跡
すらわからない。
すぐ近くに変電所があるので、送電線鉄塔も3回くぐることになる。
これは最初の鉄塔。
3つ目の送電線鉄塔のところ。岩阪への分岐には、簡素な標識がある。
箕面市と茨木市と境界を過ぎ、佐保への谷道が横切る峠に出る。
まずは直進して、大希山をめざす。
大希山のピークへは、少しだけササの薮こぎが必要だ。
大希山への登山道が拓かれた由来を示すプレート。
厳密な最高点は、プレートからもう少し奥にある。雑木に赤ペンキで山頂の印が
あるのみの平凡なピークだ。
先ほどの峠に戻り、佐保へと谷筋を下る。倒木をくぐりながら、荒れた道を下る。
新名神の側道が行止りになっている場所に出て、高い橋脚を見上げる。
茨木市が制定したハイキングコースのひとつ、鉢伏自然歩道に入る。
自然歩道を忠実にたどると鉢伏山のピークを通らないので、北から回り込み、
尾根から鉢伏山の山頂にアプローチする。
朝香宮殿下と閑院宮殿下の登頂記念碑が立つ。
このマイナーな低山に皇族の方々が来られた経緯、知りたくなる。
パラッと粒の細かい雨が降り始めたので、慌てて雨具の準備をしていたら、
西の麓に濃い七色の虹がかかった(メイン写真)。雨はほどなくやんだので助かった。
南側へ下る途中、路傍にフユイチゴが旬を迎えていた。もう、そういう時期だ。
ふたたび鉢伏自然歩道に合流し、古い「台場クヌギ」を見ながら下る。
台場クヌギは、炭焼きなどのため枝や幹を長年にわたり周期的に伐採してきたために
できた、奇妙な形のクヌギのことである。
粟生岩阪の集落風を抜け、大阪モノレールの彩都西駅へ向かう。
新しい都市と、古くからの農村のコントラストに違和感を持たざるを得ない風景だ。