■メイン写真
香呉谷山のすぐ北の露岩上にて、鮮やかな虹が出現した
■今回のコース
奇絶峡駐車スペース→稜線出合→暗谷山→香呉谷山→西岡のコル→三星山→巨岩のピーク
→(往路を戻る)→奇絶峡駐車スペース⇒秋津野直売所きてら
紀伊田辺の三星山。西にある龍神山から見ると、おわん型の山容に、幾つもの丸っこい岩が
ぽつぽつと見える姿が、ミニチュア屋久島のようなのだが、南側から見ると端正な三角形に
見える。どちらから登っても、固定ロープが連続する急峻な山である。
今回は奇絶峡からアプローチし、南側から登頂した。
奇絶峡川の登山口から、いきなり急登が始まる。
林業用モノレールに沿って水路跡が走る。
巨岩の下に洞窟のような水路が見えるが、水は流れていないようだ。
逆側から急坂を行くと、固定ロープが現れる。念のため用意したヘルメットを全員、
装着していただく。
三点確保。あとはウバメガシの落葉に滑らないよう注意して登る。
幸い、岩はグリップがよく効き、木の根や枝もホールドとして頼りになる。
振り仰ぐと、奇絶峡の向こうで高尾山がどっしりとした重厚感で居座る。
カシの巨木のあたりで、ほんの少し傾斜が緩む。
微妙なトラバースも現れる。
探検か、フィールドアスレチックか、はたまた障害物競走か。
主尾根に出る。
松茸山の「五号山」と書かれた札がかかっている。
10月から11月下旬まで、入山禁止となるエリアだ。
尾根道を北へ進むが、相変わらず厳しい登りが続く。
本当に標高500m台の山なのだろうかと思ってしまう。
振り向くと、白浜方面が見える。
固定ロープは古くなっているので、なるべく頼らずに。
暗谷山のピーク。山名表示板はなかった。この赤い樹脂にマジックで山名が書かれていた。
香呉谷山のピーク。ここも山名表示板はなく、テープに手書き。
だんだん三星山が迫ってきた。
西岡のコルに到着。ここに暗谷山と香呉谷山の山名表示板(どうやら私製)が
まとめて枝にかけられていた。なぜだろう?
最後の急坂を登りきり、三星山の山頂に到着。
標高の割に、ホネが折れる山だ。
山頂からの展望は北側に少しだけ。護摩壇山方面はどうやら雪のようだった。
冷たい北風がビュービュー吹き付けてくるので長居は避け、記念写真を撮って
すぐにもとの道を戻ることにした。
代わりに、山頂直下の大岩で、存分に絶景を楽しんだ。
僅かに下っただけで冷たい風を避けられ、心地いい時間を過ごすことができた。
大岩からは、海だけでなく、遠くに風力発電施設も見える。
広川・日高川ウインドファームだろうか。
下山は、登りよりもある意味で慎重にならなければいけない。
今回は少しだけ補助ロープを出してみた。
帰りに、地元産の何種類ものみかんを売っている「秋津野直売所きてら」に寄った。
搾りたてのジュースも飲め、「さすがは和歌山!」と感じされる店だ。
香呉谷山のすぐ北の露岩上にて、鮮やかな虹が出現した
■今回のコース
奇絶峡駐車スペース→稜線出合→暗谷山→香呉谷山→西岡のコル→三星山→巨岩のピーク
→(往路を戻る)→奇絶峡駐車スペース⇒秋津野直売所きてら
紀伊田辺の三星山。西にある龍神山から見ると、おわん型の山容に、幾つもの丸っこい岩が
ぽつぽつと見える姿が、ミニチュア屋久島のようなのだが、南側から見ると端正な三角形に
見える。どちらから登っても、固定ロープが連続する急峻な山である。
今回は奇絶峡からアプローチし、南側から登頂した。
奇絶峡川の登山口から、いきなり急登が始まる。
林業用モノレールに沿って水路跡が走る。
巨岩の下に洞窟のような水路が見えるが、水は流れていないようだ。
逆側から急坂を行くと、固定ロープが現れる。念のため用意したヘルメットを全員、
装着していただく。
三点確保。あとはウバメガシの落葉に滑らないよう注意して登る。
幸い、岩はグリップがよく効き、木の根や枝もホールドとして頼りになる。
振り仰ぐと、奇絶峡の向こうで高尾山がどっしりとした重厚感で居座る。
カシの巨木のあたりで、ほんの少し傾斜が緩む。
微妙なトラバースも現れる。
探検か、フィールドアスレチックか、はたまた障害物競走か。
主尾根に出る。
松茸山の「五号山」と書かれた札がかかっている。
10月から11月下旬まで、入山禁止となるエリアだ。
尾根道を北へ進むが、相変わらず厳しい登りが続く。
本当に標高500m台の山なのだろうかと思ってしまう。
振り向くと、白浜方面が見える。
固定ロープは古くなっているので、なるべく頼らずに。
暗谷山のピーク。山名表示板はなかった。この赤い樹脂にマジックで山名が書かれていた。
香呉谷山のピーク。ここも山名表示板はなく、テープに手書き。
だんだん三星山が迫ってきた。
西岡のコルに到着。ここに暗谷山と香呉谷山の山名表示板(どうやら私製)が
まとめて枝にかけられていた。なぜだろう?
最後の急坂を登りきり、三星山の山頂に到着。
標高の割に、ホネが折れる山だ。
山頂からの展望は北側に少しだけ。護摩壇山方面はどうやら雪のようだった。
冷たい北風がビュービュー吹き付けてくるので長居は避け、記念写真を撮って
すぐにもとの道を戻ることにした。
代わりに、山頂直下の大岩で、存分に絶景を楽しんだ。
僅かに下っただけで冷たい風を避けられ、心地いい時間を過ごすことができた。
大岩からは、海だけでなく、遠くに風力発電施設も見える。
広川・日高川ウインドファームだろうか。
下山は、登りよりもある意味で慎重にならなければいけない。
今回は少しだけ補助ロープを出してみた。
帰りに、地元産の何種類ものみかんを売っている「秋津野直売所きてら」に寄った。
搾りたてのジュースも飲め、「さすがは和歌山!」と感じされる店だ。