![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/52/01cb8a9bded19d8e1afe7d30478fb783.jpg)
■メイン写真
奥の院への参道は通れるように応急処置済だが、あちこちに大きな倒木が残る
■今回のコース
鞍馬駅→鞍馬寺→奥の院→貴船→貴船口駅
昨年10月に2週続けて台風に見舞われた近畿地方。
中でも京都北山の被害はけっこう大きく、あちこちで倒木、谷道の崩壊などがみられた。
鞍馬寺から奥の院を越えて貴船に下りるルートも、しばらく通行止めになっていたが
昨年11月末に応急処置が完了し、“開通”していたので、今回、様子を見にいってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8b/051ed28c4d81f32af6e0d9f6ab3a01fc.jpg)
鞍馬駅前の大天狗。2017年1月15日の大雪で、鼻が根元から折れてしまったのだが、
あれから1年。成形手術は成功したようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f4/60be4f74cbcc3efc2cc9ecdb0bcffe82.jpg)
鞍馬寺の山門。拝観料を支払って奥へ。
宝亀元年(770)、唐招提寺の鑑真の高弟である鑑禎上人が、夢のお告げと白馬の導きにより
鞍馬山に登るが、鬼女に襲われる。それを助けてくれた毘沙門天を祀り、草庵を結んだのが
縁起である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/f40b4efc98ae9bc38eff0b6a32d28c71.jpg)
樹齢800年の大杉がある。存在感は抜群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/8b20506873136140d2ae3a13acaa6542.jpg)
樹高17mのカゴノキの古木。これはすごい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/eb/5dfd54bc82de0c5e05c7de7bf588e5ac.jpg)
参道はずっとこんな石段。
「日本一短い鉄道」とも言われるケーブルカーには今回、乗らず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/66/87e416a6a0f242e7333f27436a231797.jpg)
金堂に到着。
鞍馬手には有名なお寺だけに、いろいろ歴史上のエピソードが残っている。
紫式部は、源氏物語の若紫巻で、光源氏は、若紫(最愛の女性・紫上の少女時代)と、この
寺(北山のなにがし寺)で出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7e/3a8c731680abf2e9dd0f483c8d35e0eb.jpg)
金堂の左手から、奥の院へ続く道を進む。冬季閉館中の霊宝殿、牛若丸息次ぎの水を経て、
義経公背比石に着く。
鞍馬山は、源義経(牛若丸)が修行した山としても知られている。
7歳頃に鞍馬寺に入山し、16歳で鞍馬寺を出て、奥州平泉に移ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1a/b8a597dae0249945b866150d7cdd4ad9.jpg)
「木の根道」と名付けられた参道。納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/63/6a2428659ddc12b32945babf53d73b46.jpg)
このあたりから倒木が目立ち始める。奥に見えているのは大杉権現社。
杉やモミなどの、かなり太い立派な古木がバンバン倒れていて心が痛んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d2/89e5aa847d0831d0bb003abf17f21d27.jpg)
大杉権現社の裏手にある大杉は、既に枯死しているが、見上げると、ちょうど
てっぺんに太陽が出ていた。なんとも神々しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ff/dccdfc431409a6c5299bbc6e27b94974.jpg)
僧正ヶ谷にある義経堂。
牛若丸は、昼間は由岐神社の上手にあった東光坊で仏道修行し、夜は、ここ僧正ヶ谷で
天狗に兵法を授けられたというという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/51/221648c12a43f72e31fd260938a050ba.jpg)
このあたりも倒木だらけ。ものすごい惨状。通れるようにチェーンソーで切って
あるが、木そのものは放置されたままなので、痛々しさはハンパじゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/84/9b2e0f2e4abbc9423b489d189ee6ab6d.jpg)
奥の院に到着。
鞍馬寺の主な建築物は無事だったようで、まさに大杉権現社~僧正ヶ谷~奥の院あたりの
古木が、身体を張って寺を守ったように感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/00/054e997d94bf9274c36c71955cf6a62f.jpg)
貴船へ下る道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/04/94b18b8b117f6dc4d4eed7ff2d6da8d7.jpg)
下の方の、比較的若い植林も荒れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/29/a7d9e0271b122c85b17fdec3f06430ca.jpg)
西門に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b6/21faba75e723cfb2758dea696de85541.jpg)
橋を渡って、貴船の舗装道に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d7/8ddb7d02aa0d6fd93a9170cbd11c51e4.jpg)
昨年11月上旬は、ここで通行止めになっていたのだ。
(この日の山旅は、まだ続く)
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
奥の院への参道は通れるように応急処置済だが、あちこちに大きな倒木が残る
■今回のコース
鞍馬駅→鞍馬寺→奥の院→貴船→貴船口駅
昨年10月に2週続けて台風に見舞われた近畿地方。
中でも京都北山の被害はけっこう大きく、あちこちで倒木、谷道の崩壊などがみられた。
鞍馬寺から奥の院を越えて貴船に下りるルートも、しばらく通行止めになっていたが
昨年11月末に応急処置が完了し、“開通”していたので、今回、様子を見にいってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8b/051ed28c4d81f32af6e0d9f6ab3a01fc.jpg)
鞍馬駅前の大天狗。2017年1月15日の大雪で、鼻が根元から折れてしまったのだが、
あれから1年。成形手術は成功したようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f4/60be4f74cbcc3efc2cc9ecdb0bcffe82.jpg)
鞍馬寺の山門。拝観料を支払って奥へ。
宝亀元年(770)、唐招提寺の鑑真の高弟である鑑禎上人が、夢のお告げと白馬の導きにより
鞍馬山に登るが、鬼女に襲われる。それを助けてくれた毘沙門天を祀り、草庵を結んだのが
縁起である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/f40b4efc98ae9bc38eff0b6a32d28c71.jpg)
樹齢800年の大杉がある。存在感は抜群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/8b20506873136140d2ae3a13acaa6542.jpg)
樹高17mのカゴノキの古木。これはすごい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/eb/5dfd54bc82de0c5e05c7de7bf588e5ac.jpg)
参道はずっとこんな石段。
「日本一短い鉄道」とも言われるケーブルカーには今回、乗らず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/66/87e416a6a0f242e7333f27436a231797.jpg)
金堂に到着。
鞍馬手には有名なお寺だけに、いろいろ歴史上のエピソードが残っている。
紫式部は、源氏物語の若紫巻で、光源氏は、若紫(最愛の女性・紫上の少女時代)と、この
寺(北山のなにがし寺)で出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7e/3a8c731680abf2e9dd0f483c8d35e0eb.jpg)
金堂の左手から、奥の院へ続く道を進む。冬季閉館中の霊宝殿、牛若丸息次ぎの水を経て、
義経公背比石に着く。
鞍馬山は、源義経(牛若丸)が修行した山としても知られている。
7歳頃に鞍馬寺に入山し、16歳で鞍馬寺を出て、奥州平泉に移ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1a/b8a597dae0249945b866150d7cdd4ad9.jpg)
「木の根道」と名付けられた参道。納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/63/6a2428659ddc12b32945babf53d73b46.jpg)
このあたりから倒木が目立ち始める。奥に見えているのは大杉権現社。
杉やモミなどの、かなり太い立派な古木がバンバン倒れていて心が痛んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d2/89e5aa847d0831d0bb003abf17f21d27.jpg)
大杉権現社の裏手にある大杉は、既に枯死しているが、見上げると、ちょうど
てっぺんに太陽が出ていた。なんとも神々しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ff/dccdfc431409a6c5299bbc6e27b94974.jpg)
僧正ヶ谷にある義経堂。
牛若丸は、昼間は由岐神社の上手にあった東光坊で仏道修行し、夜は、ここ僧正ヶ谷で
天狗に兵法を授けられたというという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/51/221648c12a43f72e31fd260938a050ba.jpg)
このあたりも倒木だらけ。ものすごい惨状。通れるようにチェーンソーで切って
あるが、木そのものは放置されたままなので、痛々しさはハンパじゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/84/9b2e0f2e4abbc9423b489d189ee6ab6d.jpg)
奥の院に到着。
鞍馬寺の主な建築物は無事だったようで、まさに大杉権現社~僧正ヶ谷~奥の院あたりの
古木が、身体を張って寺を守ったように感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/00/054e997d94bf9274c36c71955cf6a62f.jpg)
貴船へ下る道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/04/94b18b8b117f6dc4d4eed7ff2d6da8d7.jpg)
下の方の、比較的若い植林も荒れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/29/a7d9e0271b122c85b17fdec3f06430ca.jpg)
西門に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b6/21faba75e723cfb2758dea696de85541.jpg)
橋を渡って、貴船の舗装道に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d7/8ddb7d02aa0d6fd93a9170cbd11c51e4.jpg)
昨年11月上旬は、ここで通行止めになっていたのだ。
(この日の山旅は、まだ続く)
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!