
■メイン写真
9日、十石山へ、トレースのない新雪の中を進む
■今回のコース
8日 兎和野高原野外教育センター駐車場→はちまき展望台方面、途中まで→駐車場⇒
ハチ北高原の民宿[泊]
9日 民宿⇒木の殿堂→十石山→木の殿堂⇒とがやま温泉天女の湯
折からの超冬型・大雪の中、近畿地方でも豪雪地のひとつとして数えられる兎和野高原へ。
期待以上のフカフカの新雪と格闘しながら、行程も大幅に短縮となったが、
存分にスノーシューハイクを楽しんできた。
初日は、高速道路の徐行もあって、到着が遅れた。兎和野高原野外教育センターに
着いたのが、もう昼前。
はちまき展望台方面へ、時計と相談しながら足慣らし。
山に入ってすぐ、体長50~60cmほどの小動物が斜面を駆け上がっていくのが見えた。
イタチにしては大きいので、テンだと思われる。
コンパクトデジカメのズームでは限界距離だったが、そこそこ撮れている。
こちらから声をかけると、「何?」という感じでこっちを向いて、しばらく静止。
なんとも可愛らしい顔。
こちらはジョウビタキかな?
トレースはない。地形図とGPSを見ながら、ルートを導き出す。
14時時点で前進をあきらめる。
持参したスノーショベルで手早くテーブルを掘り、休憩タイム。
アヒルを大量生産したり、、、
ミニ雪だるまの群れをつくったり、、、
クマ牧場も登場。
帰りは傾斜地でスケーティングの練習。
この日はハチ北高原の民宿で宿泊。
夜のうちに新雪がさらに23cmほど積もり、朝からクルマを掘り起こすのが大変。
ハチ北高原は道幅が狭い。スキー場に上がってくるクルマとのすれ違いで、
かなり長時間待たされ、時間をロスしてしまった。
「木の殿堂」に到着。除雪中の駐車場にお邪魔させていただいた。
スタート時の気温は0度。意外に暖かい。
前日にも増して深い雪。
トレースがないので、慎重にルートファインディングをしながらラッセルする。
我々のほかに、2人連れパーティが2組あり、代わる代わるラッセル。
ありがたかった。
時折ではあるが、わずかに青空がのぞくこともあった。
トラバース区間から鋭角に折れる箇所がいくつかあったり、
わずかに下りながら山腹を巻いたりする箇所は特に地形の見極めが難しいが、
すべてドンピシャで進軍できた。
標高を稼ぐにつれ、積雪はさらに深くなる。なかなか疲れる。
スタートから3時間ほどかかって、十石山に到着。
昼食抜きでがんばってきたので、遅めの昼食を山頂で済ませる。
展望もないピークだが、これまでの苦戦を想うと、感慨もひとしおだ。
下山は、最短距離で尾根を下る。
昨日、ちょっと練習したスケーティングが思いっきりできる。
お客様たちは、何度かスッ転びながらも、フカフカの滑降を楽しまれた。
尻セードも、いいかもしれない。
帰りには、とがやま温泉天女の湯で芯から温まり、道の駅・ようか但馬蔵で
お買い物を楽しんだ。