日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

新生SAMURAI BLUE パラグアイにリベンジ勝利!

2010年09月05日 | soccer

日本中が沸いた南アフリカワールドカップから2ヶ月、サッカー日本代表の新たなる戦いが始まる!W杯後の最初の試合となる国際親善試合・日本VSパラグアイが4日、日産スタジアム(横浜国際競技場)で行われました。W杯のベスト16で死闘を演じた日本とパラグアイが早くも再戦です。本田圭佑、香川真司、川島永嗣などといった海外組も集結し、日本のベスト8を阻んだ因縁の相手にリベンジを狙います。


スタメンはこちら
GK 21 川島永嗣
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人
DF 20 栗原勇蔵
DF 22 中沢佑二
MF 8 松井大輔
MF 11 香川真司
MF 14 中村憲剛
MF 16 細貝萌
MF 18 本田圭佑
FW 19 森本貴幸
W杯ではレギュラーだった田中マルクス闘莉王、長谷部誠、遠藤保仁がこの試合欠場。栗原が闘莉王の代わりにセンターバックでスタメン入り。右サイドに入った内田は代表では久々の先発。中盤ではフル代表初選出の細貝がスタメンデビュー。FWは森本の1トップ。今回は原博実さんが監督代行として指揮を執り、先日日本代表の新監督に就任したザッケローニさんは就労ビザを取得していないため、スタンドでの観戦となりました。


日本のボールでキックオフしたこの試合、立ち上がりは日本がボールを支配します。開始3分に憲剛のパスを受けた長友が左サイドのラインギリギリのところからクロスを上げますが、GKにキャッチされます。7分には森本が突破を図るも相手に阻まれる。9分、香川が右サイドで倒されてFKを獲得し、本田が左足で直接狙い、ボールは急激に落ちてワンバウンドし、GKにセーブされる。15分、逆サイドのボールから本田クロス→松井が頭で合わせるも相手に当たりCK。続く右CKを栗原がヘディングで叩きつけるもGKの正面。
18分過ぎからパラグアイの反撃が始まります。カマチョがドリブルで突進し、中沢を振り切ってペナルティエリア内に進入したが、細貝がクリアします。22分にベラ→カマチョとつなぎ、最後はサンタクルスがボレーを狙うも枠外。24分には左サイドのクロスにバリオスのヘッドを栗原が体を入れる。その後もパラグアイの時間帯が続くも、日本DF陣が凌ぎ切ります。
日本は31分、長友のクロスに森本が飛び込むも合わせられず。35分には中央の本田にパスから森本が左足で落とし、上がってきた香川が胸で落として突破するも相手にブロックされてシュート打てず。続くCKでは栗原がヘディングもダメ。38分、左サイドにいた香川が相手2人をかわしてクロス入れるも味方には合わず。前半終了間際のCKでは中沢のボンバーヘッドが炸裂し、枠内に飛んだもののGKの好セーブに阻まれる。前半は両チーム無得点で終了。

後半、日本はいきなりピンチを迎えます。開始早々、パラグアイのバリオスのシュートのこぼれ球をサンタナがシュート狙いますが、惜しくもゴール右に逸れる。日本は4分、松井の右サイドのクロスが逆サイドに流れ、拾った本田が香川にパス、香川がエリア内に入るも相手にシュートコース消される。6分、本田が切り返して右足で狙うも枠を捉えきれません。9分にはパラグアイのエース・サンタクルスのシュートを栗原がブロックすると、直後に内田が右サイドを抜け出して森本へクロスを入れるもクリアされた。
10分、香川がドリブルで中央突破を図り、相手DFを交わしまくってシュートを放ったが、パラグアイDF陣の壁を崩し切れません。パラグアイは11分、バリオス→サンタクルス→サンタナがミドル放つも決まらない。
そして後半19分、憲剛のスルーパスに香川が抜け出し、最後は右足で流し込んでゴール!遂に日本が先制点!勢いに乗る日本は21分、香川の浮き球のパスを内田が胸で落とすも打てない。その直後にパラグアイが反撃。バリオスがフリーになってシュートもGK・川島が防ぐ。こぼれ球をサンタクルスが右サイドから狙っていくも失敗。また、栗原がプレー中に負傷したため、岩政大樹が交代で出場。
24分、本田がミドルシュートを外した直後、パラグアイの中盤からのスルーパスを長友がクリア。28分、長友が左サイドでドリブルを突破した後にクロス、途中出場の岡崎慎司が足を伸ばしてゴールに迫るも、GKが先にセーブ。さらにこぼれ球を藤本淳吾がボレーを狙うもバーの上。30分には本田パス→内田シュートもキャッチされた。
1点を追うパラグアイは31分、縦パスに反応したペレスがシュート。しかし、日本DF陣が同点ゴールを許さない。35分にはバリオスが抜け出すも川島が防いだ。後半39分、右CKからダシルバが頭で合わせるが、ゴール前で憲剛がクリア!さらに波状攻撃を仕掛けるパラグアイだが、日本DF陣が守り切った。日本は終了間際に槙野智章と駒野友一のDF陣を相次いで投入。特に駒野が入った瞬間、スタジアム中が大歓声でした。試合は日本が1-0で勝利し、パラグアイにリベンジを果たしました。


2014年のブラジルW杯に向けての一戦は、日本が後半19分に香川が先制点を奪い、パラグアイの反撃を中沢を中心としたDF陣が最後まで同点ゴールを許さず無失点に抑えました。親善試合とはいえ、両チームともガチンコ勝負、終盤の反撃は正直ヒヤヒヤしましたよ。スタンド観戦のザッケローニさんも日本の勝利を喜んでいたことでしょう。海外組も存在感を発揮し、内田選手と長友選手の両SBコンビが果敢に攻め上がったり、本田選手放った無回転FKはデンマーク戦を彷彿とさせるものでした。いや~惜しかった。
新生SAMURAI BLUEのゴール第1号を挙げた香川選手は、ドイツでの成長ぶりをサポーターの目の前で披露。ゴール以外にも素晴らしい動きが相次ぎ、本田→森本のパスに反応すれば、相手DFをかわしてエリア内に進入したり、中央でのドリブル突破など、パラグアイDF陣を崩そうとするシーンもありました。本田選手、森本選手とともにザッケローニJAPANの中心選手になれるよう期待しております。
因縁の相手を破って好スタートを切った日本代表は次戦、9月7日に長居スタジアムにてグアテマラ代表と対戦。グアテマラ戦では今回出場機会が無かった選手や、途中出場の選手がスタメン出場するかもしれません。セレッソ大阪の躍進を支えている乾貴士も出てくることでしょう。乾&香川のセレッソ黄金コンビ再結成も見てみたい。超格下ともいえる相手にゴールラッシュで9月2連戦を連勝で飾れるといいのですが…。




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