日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【AFCアジアカップ2011】魂の日韓戦!PK戦を制してザックJAPAN決勝進出!

2011年01月26日 | soccer

準々決勝のカタール戦で2度もリードされながらも、後半終了間際に伊野波雅彦の決勝ゴールで逆転勝ちし、準決勝に進出したサッカー日本代表。準決勝は宿敵・韓国と対戦しました。韓国はベスト8でイランと対戦し、延長の末に勝利しています。日韓戦はこれが通算71回目、過去の対戦成績は11勝21分け38敗と大きく負け越し、ここ5年間は韓国から白星を挙げておりません。王者奪還へ負けられない一戦、宿敵撃破で決勝進出なるか?


スタメンはこちら
GK 1 川島永嗣
DF 3 岩政大樹
DF 4 今野泰幸
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人
MF 7 遠藤保仁
MF 9 岡崎慎司
MF 10 香川真司
MF 17 長谷部誠
MF 18 本田圭佑
FW 11 前田遼一
吉田麻也がこの試合出場停止のため、岩政大樹が先発出場。対する韓国は、パク・チソン、ク・ジャチョル、チャ・ドゥリ、キ・ソンヨンなどが先発。

日本のキックオフで始まったこの試合、前半立ち上がりに日本がペースを握り、前半3分に遠藤の右CKから岩政が飛び込むが、左に逸れます。6分には内田のクロスに岡崎がヘディングを見せるも決まらず。韓国は16分、左サイドでFKを獲得し、ソンヨンが直接狙ったが川島がパンチでクリア。さらにこぼれ球をイ・チョンヨンが頭で押し込むも今野がゴール前でクリアする。ピンチを凌いだ日本は17分、左サイドで遠藤→長友のクロス→岡崎がダイビングヘッドを見せるが、ボールはGKに阻まれてポスト直撃。23分、韓国はロングボールからチソンが今野に押し倒されてPKを獲得。このPKをソンヨンが決めて韓国先制。川島もボールに反応したけど、あと一歩届かなかった。
またも追いかける展開となった日本は、26分に右サイドで内田がクロス、ペナルティエリア内にいた本田圭がヘディングで叩きつけるもGKの正面。その後はまた韓国ペースでしたが、36分に本田圭が左サイドへスルーパスを出すと、長友がDFラインを抜け出してエリア内に進入してラストパス、最後は前田が合わせてゴール!サイド攻撃で韓国DF陣を崩し、同点に持ち込みました!1点を取った後は日本のチャンスが続き、38分に本田圭が左足のシュートを狙ったが、これはGK正面。前半終了間際には本田圭のスルーパスに前田がシュートも決まらず。前半は1-1の同点で終了。

後半序盤も日本がペースをつかみ、5分に岡崎のパスから香川がシュートするも相手DFにブロックされる。後半10分過ぎから韓国の時間帯が続き、16分にジャチョルが左からシュートを放つが、サイドネットに阻まれる。21分にはFKのこぼれ球から混戦となり、チョンヨン詰めるも川島キャッチ。27分には正面でのFKをイ・ヨンレが狙うもダメ。日本は28分に遠藤のFKを岩政飛び込むも失敗。34分には中盤で長谷部が縦パス→岡崎が抜け出してシュートもGKの正面。37分、岩政と川島の連携ミスからチソンが詰めるも川島押さえる。結局両チームとも勝ち越し点が奪えず、90分戦って1-1の同点のまま延長戦へ。日本は今大会初めて、韓国は2試合連続の延長戦です。

延長前半、韓国は右サイドクロスのこぼれ球をソンヨンがシュートするも今野がブロック。7分、本田圭のスルーパスに岡崎が突破を図ろうとしたが、エリア内でDFに倒されてPKを獲得。このPKを本田圭がゴール左へ蹴りこむもGKにセーブされる。しかし、こぼれたところを途中出場の細貝萌が押し込み逆転ゴール!決勝進出へ大きな1点が入った!14分、韓国はジャチョルがフェイントからシュートを放つも川島がキャッチ。
延長後半、残り15分を守り切れば日本の勝利!韓国は猛反撃を仕掛け、2分にソン・フンミンの左足シュートはDF直撃。日本は自陣で守った後にカウンター攻撃、3分に長友が左サイドを突破してシュートするも枠外。5分には岡崎が自ら持ち込んでシュートも追加点が奪えず。10分過ぎに長谷部が足を痙攣し、その後に本田拓也と交代。残り時間が短くなり、日本は敵陣で長友と本田圭がボールキープして時間を稼ぐ。しかし延長後半ロスタイム、韓国は左サイドのFK→ゴール前で混戦となり、ファン・ジェウォンのシュートがゴールに吸い込まれた。勝利まであと少しのところでまさかの同点…。ドーハでの悲劇が再び…。試合は2-2で延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦にまで持ち込まれました。

PK戦は日本の先攻で始まり、日本の1人目は延長戦でPKを失敗した本田圭佑。右隅のところを豪快に決めて成功。対する韓国1人目のク・ジャチョルは左隅を狙ったが、日本GK・川島が止める!日本ベンチはガッツポーズ!2本目、日本は岡崎が左上に決めたのに対し、韓国2人目イ・ヨンレは右隅を狙うも、またしても川島セーブ!韓国連続失敗で日本が2-0とリード!3人目、日本の長友は左に大きく外し、韓国のホン・ジョンホはゴール右に外れる。これで韓国は3人続けて失敗し、日本決勝進出に王手。大事な日本の4人目は今野が登場。今野はGKの逆を突き右隅に決めて勝負あり!PK戦は3-0で日本が勝利!宿敵韓国を下し、2大会ぶりの決勝進出を決めました!


ザックJAPANにまたしても奇跡が起きました!5年間も勝てなかった韓国に勝利!PKで先制されながらも、前田選手の今大会3得点目のゴールで同点に追い付き、延長戦では本田選手のPKのこぼれ球を細貝選手が押し込み逆転。これで勝利は決定的かなと思われたんですが、延長後半終了間際に2-2の同点とされてPK戦。正直言って、延長で追いつかれたショックを引きずり、PK戦で負けるんじゃないかと思ってましたよ。カタール戦に続いて苦しい試合だったけど、最後は勝ってよかった~。ミラクル続きでチームも波に乗っている、このままアジアの頂点に立って欲しい!
この日は川島選手がPK戦で2本止める好仕事!シリア戦で退場すれば、カタール戦でミスを犯し、ザッケローニ監督に叱られ、韓国戦では守護神交代の可能性もありました。さらに最近ではフマキラーの「花粉鼻でブロック」のCMにも出ており、テレビで実際に見た時は「そんなCM出てるから失点されるんだよ!」と文句を言い放ってました。PKを2度止めた事で、今までの評価が大きく変わった事は間違いありません。
延長前半に2点目を決めた細貝選手は、これが代表初ゴール。本田選手がPKを失敗した後、上手く詰めました。試合後のコメントでは「昔からPKの時は狙うようにしていたんで、それが運良く自分のところに来てくれた」と語っていました。この大会では伊野波選手や細貝選手と言ったサブメンバーが結果を出していますね。
韓国撃破で2大会ぶりの決勝進出を果たしたザックJAPAN、29日の決勝はもう一つの宿敵・オーストラリアと対戦します。豪州は準決勝でウズベキスタンに6-0と圧勝しています。120分&PK戦を戦った日本に対し、90分間戦って完勝した豪州が体力面や試合内容で大きく有利。FIFAランキングでは日本29位、豪州は26位と格上です。データで不利なのは正直わかっています。しかし、やってみなければわからないのが勝負の世界。厳しい戦いを乗り越え続けている日本なら、オーストラリアにも勝てると思います!さあアジア王座奪還まであと1勝!韓国に続いてオーストラリアもぶっ倒せ!最後に笑うのは「ミラクルザックJAPAN」だ!




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コメント (2)
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