日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ザックJAPAN王者奪還に暗雲…。香川真司が右足骨折でチーム離脱。

2011年01月28日 | soccer

25日の準決勝・韓国戦でPK戦まで縺れるという死闘を制し、2大会ぶりの決勝進出を決めたサッカー日本代表。29日のオーストラリアとの最終決戦を控えているところで、非常に残念で心配なニュースが飛び込んできました。今大会チームの主力として活躍してきた香川真司選手が、韓国戦で右足甲を骨折し、チームを離れることになってしまいました。優勝を目指すザックJAPANにとって、香川選手の離脱は非常に痛手と言えそうです。


香川選手は韓国戦で後半42分に途中交代し、PK戦で日本が勝利して歓喜の輪の中にいた時は素足でテーピングという痛々しい姿がありました。一夜明けた26日、練習を回避してドーハ市内の病院で検査を受けた結果、右足第5中足骨骨折で全治約2,3か月と診断されました。これにより豪州戦の出場は絶望的、さらにはアジア杯後の3月に行われる25日のモンテネグロ戦と29日のニュージーランド戦の国際親善試合2連戦も微妙となりました。
骨折判明から一夜明けた27日、ドイツへと向かう香川選手は松葉づえを着きながら空港で記者会見に応じ、「やはり最悪のケースですごく悔しい」と無念さをコメントし、「チームは優勝してくれると信じている」と日本代表にエールを送りました。骨折については後半途中に右足を踏み込んだ際に衝撃が走り、翌朝に痛みが増したという。
ザッケローニ監督は香川選手の離脱の件について「彼のことを思うと残念でならない。ここまできて決勝に出られない悔しい気持ちは手に取るように分かる。チームにとっても非常に残念だ」、「決勝でも活躍を期待していた」と語りました。

香川選手の所属先であるボルシア・ドルトムントがあるドイツでも骨折のニュースが報じられ、地元紙では「ショック! カガワが骨折」と大々的に伝えられました。ドルトムントのクロップ監督は、テレビ局のインタビューでは「最悪なニュースだ。精密検査の結果がひどくないことを祈る」と語りましたが、定例会見では「3カ月以内に治った例など聞いたことがない。今季絶望というのは決まったと言っていいでしょう」と本音をもらしました。
ドルトムントは現在ブンデスリーガで2位に10点差の大差をつけて首位をキープ。香川選手はここまで8得点を挙げ、チームの快進撃に貢献したとして前半戦MVPを受賞しています。日本代表もそうだけど、ドルトムントにとっても中心選手の負傷離脱は相当な痛手となったことは間違いありません。香川選手が復帰した場合は、リーグ終盤の4月下旬か5月ごろになる可能性。もしチームがリーグ優勝したとき、香川選手はピッチかベンチにいるかどうか…。ドルトムントは香川ショックを乗り越える事ができるでしょうか。

大一番を前に主力が離脱、優勝できるか本当に心配になってきました。豪州戦では香川選手の代役として柏木陽介選手か、本田拓也選手、藤本淳吾選手が候補に挙がっており、本田圭佑選手の役割がさらに増すと思います。ザッケローニ監督も本番までにかなり悩むかもしれません。右足第5中足骨は小指の付け根、足の甲の外側にある骨です。香川選手はセレッソ大阪時代にも右足付け根を疲労骨折した経験を持ちます。今回の骨折も連戦の疲れの影響で骨折が再発したのではないかと思いますが…。
今大会は代表選手の離脱者が相次いでおり、開幕前に最年少だった酒井高徳選手がコンディション不良で離脱、槙野智章選手は左足負傷、松井大輔選手はシリア戦で右太ももを痛めて残り試合アウト。今回の香川選手で4人目です…。離脱者たちのためにもオーストラリアを破って優勝してもらいたいところです。あと、香川選手の早期回復と復帰を願っております。




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする