日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

横浜Fマリノス優勝目前で足踏み。優勝争いは横浜・広島・鹿島の3チームに絞られた。

2013年12月01日 | soccer

サッカーの「Jリーグ・ディビジョン1(J1)」第33節が、30日に全国各地で行われました。32節終了時点で、横浜Fマリノスが勝ち点62で首位をひた走り、優勝に王手をかけました。そして浦和レッズが2位、昨年王者・サンフレッチェ広島が3位、セレッソ大阪が4位につけています。もし今節で横浜が白星を挙げれば、最終節を待たずしてリーグ優勝が決定します。優勝争い&AFCチャンピオンズリーグ出場権争いもいよいよ大詰めです。



サンフレッチェ広島VS湘南ベルマーレ@エディオンスタジアム広島
リーグ連覇の可能性が残されている広島は、ホームで湘南と対戦。立ち上がりから広島のペースで進み、前半22分に右サイドのミキッチのクロス→石原直樹が右足ボレーシュートを狙うもGKの正面。前半36分に青山敏弘が右サイドからドリブルで切れ込み、右足シュートを決めて1点を先制。結局これが決勝点となり、広島が1-0で勝利しました。


セレッソ大阪VS鹿島アントラーズ@長居スタジアム
4位・セレッソVS5位・鹿島の一戦は、先日の日本代表の欧州遠征で活躍した柿谷曜一朗と大迫勇也のエース対決として注目されました。前半25分、鹿島は右CKを岩政大機が頭で落とすと、ゴール前にいた大迫かセレッソDFに囲まれながらも右足で流し込み先制点をもぎ取ります。対するセレッソは38分、山口螢が前線へパスを入れ、柿谷が胸トラップから右足の技ありシュートでゴールネットを揺らし、1-1の同点に追い付きます。後半38分、セレッソは柿谷がドリブルで持ち込んでから右足を振り抜いたが、シュートはポスト右に逸れてしまう。迎えた後半40分、鹿島は小笠原満男のFK→ボールは相手の頭に当たると、ファーサイドにいた中村充孝が左足で合わせる。途中出場・中村の値千金の決勝弾で、鹿島が2-1でセレッソを下しました。


サガン鳥栖VS浦和レッズ@ベストアメニティスタジアム
先週の川崎フロンターレ戦で痛い敗戦を喫した浦和レッズ、逆転優勝へ望みを繋ぐためにも勝利したいところでしたが、前半15分に鳥栖・早坂良太に先制点を許してしまうと、37分に豊田陽平に追加点を献上。前半に2点を奪った鳥栖は、後半アディショナルタイムに豊田がPKを決め、3-0と突き放す。浦和は後半47分に那須大亮のヘディングシュートで1点を返すも時既に遅し。終了間際に豊田がダメ押しゴールを決めてハットトリック達成。4-1と快勝した鳥栖は4連勝。浦和は2連敗で優勝の可能性が消滅…。


横浜FマリノスVSアルビレックス新潟@日産スタジアム
勝てば優勝決定のマリノスは、ホームで3連勝中の新潟と対戦。9年ぶりの優勝の瞬間を目の当たりにしようと、日産スタジアムには6万2632人の大観衆が集まりました。
マリノスは前半22分、斎藤学が左サイドからドリブルで刻み、折り返しを中町公祐がダイレクトで合わせるもGKにキャッチされる。33分には左サイドのドゥトラのクロス→マルキーニョスのダイビングヘッドはGKの正面。後半、マリノスはセットプレーのチャンスを迎え、後半18分に中村俊輔のCK→中澤佑二が頭で合わせますが、わずかに枠を捉えることができず。さらに後半24分、ペナルティエリア手前でのFKを俊輔が左足で直接狙ったが、新潟GK・東口順昭の好セーブに阻まれる。
後半27分、新潟の左CKをマリノスDF・栗原勇蔵がクリアミス、こぼれ球を新潟FW・川又堅碁が豪快に叩き込み、新潟が1点を先制。1点を追う形となったマリノスは、藤田祥史とファビオを投入しますが、新潟の堅い守備の前に同点ゴールが奪えず。逆に新潟はアディショナルタイム、レオシルバのスルーパスに抜け出した鈴木武蔵がゴールを決め、マリノスにトドメを刺して勝負あり。首位・マリノスに2-0で破った新潟は4連勝。マリノスはホームで優勝を決めることができませんでした…。


というわけで、上位陣は優勝に王手をかけていた横浜FMが新潟に敗れて足踏みし、勝ち点62は変わらず。湘南に勝った広島が勝ち点60で2位に浮上し、鹿島が勝ち点59で3位につけています。4位に転落した浦和は優勝争いから脱落しました。マリノスは後半に入り主導権を握っていたんですが、栗原選手のミスから失点を喫し、さらには終了間際にもゴールを決められ、6万人の大サポーターが静まりかえりました。
これで優勝の行方は最終節まで持ち込まれ、優勝争いは横浜FM・広島・鹿島の3チームに絞られました。最終節では鹿島と広島の直接対決が控えております。横浜が勝てば文句なしで優勝、引き分けても広島VS鹿島が引き分け以下なら優勝決定。横浜が負け&広島が勝てば広島の優勝。仮に横浜と広島が勝ち点63で並んだ場合、得失点差で広島が優勝となります(広島+20、横浜+19)。もし横浜●&鹿島○だったら、両チームが勝ち点62で並びますが、両者の得失点差は9点差あります(横浜+19、鹿島+10)。仮に鹿島が大勝したとしても、ミラクルは起こらないでしょう。


その他の試合結果
大分トリニータ0-1川崎フロンターレ@大分銀行ドーム
J1最下位の大分と2連勝中の川崎の試合は、スコアレスドローかと思われた後半50分に、川崎が大久保義人のゴールで均衡を破り、1-0で勝利。3連勝の川崎は勝ち点57で5位浮上。ACL出場権も見えてきたか?決勝点を挙げた大久保選手は今季25得点目で、自身初の得点王に王手をかけました。一方、大分は今季ホームで未勝利…。全ての大分県民およびトリニータサポーターは怒りを通り越して失望しています。


柏レイソル4-1FC東京@日立柏サッカー場。
ナビスコカップ覇者・柏レイソルは、日本人FWが大活躍。前半38分に田中順也が先制点を奪うと、前半48分に田中が2点目をゲット。後半開始早々には工藤壮人が3点目を挙げると、後半42分に田中順也がハットトリックを決めました。試合も4-1でFC東京に快勝です。

大宮アルディージャ3-0ジュビロ磐田@NACK5スタジアム大宮
リーグ序盤は首位に立っていた大宮でしたが、泥沼の連敗続きで14位まで転落。対するジュビロ磐田は、既に初のJ2降格決定。どちらも連敗を脱出したい一戦は、前半36分に長谷川悠のボレーシュートで大宮が1点をリードすると、後半22分に青木拓矢が2点目を奪い、後半37分にも長谷川のヘッドで3点目。長谷川の2ゴール1アシストの活躍で、大宮が3-0で磐田を下し、連敗を8で止めました。一方の磐田は5連敗、リーグ戦8試合未勝利です。

名古屋グランパス0-0ヴァンフォーレ甲府@豊田スタジアム
2008年から指揮を執っていた名古屋・ストイコビッチ監督のホームでのラストゲームでしたが、両チームとも決め手を欠きスコアレスドロー。試合後のセレモニーでのスピーチでは「最後のまた会いましょう。さようなら」と日本語で挨拶し、名古屋サポーターに別れを告げました。

ベガルタ仙台1-2清水エスパルス@ユアテックスタジアム仙台
清水が前半に伊藤翔とラドンチッチのゴールで2点を奪い、後半にウィルソンの反撃ゴールで仙台が1点を返したが、清水が1点差を守り切りました。



第33節が終了し、首位の横浜Fマリノスは3位以内が確定し、来年度のACL出場権を獲得。2位の広島~6位のセレッソ大阪までの5チームが残り2枠を争うことになります。最終節では、横浜Fマリノスはアウェーで川崎フロンターレとの「神奈川ダービー」、埼玉スタジアム2002では浦和レッズVSセレッソ大阪、カシマスタジアムで鹿島アントラーズVSサンフレッチェ広島が行われます。年間王者とACL出場権の行方は最後までわかりません!






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