日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2013クラブW杯  ラジャ・カサブランカが南米王者を撃破!開催国初の決勝進出を果たす!

2013年12月19日 | soccer

モロッコで開催中の「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ モロッコ 2013」は、日本時間の19日未明、スタッド・ドゥ・マラケシュにて準決勝第2試合「ラジャ・カサブランカ(モロッコ)VSアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)」が行われました。準決勝から登場のアトレチコ・ミネイロは、元バルセロナのロナウジーニョ、ジョーといったブラジル代表経験者が在籍。対するラジャ・カサブランカは、モロッコ国内リーグを11回も優勝しているその国の名門。開催国枠として出場している今大会は快進撃を見せています。下馬評ではミネイロ有利と言われていましたが、試合は予想外の展開に…。



前半はお互い決定的なシーンがありながらも、ゴールネットを揺らす事が出来ず。
試合が動いたのは後半に入ってからでした。後半6分、カサブランカがカウンターを仕掛けると、左サイドのハフィディが中央へパスを入れると、フリーで受けたラジョーリがペナルティエリア手前の位置から右足シュートを流し込みゴール!カウンターが鮮やかに決まって南米王者から先制点を奪います。1点ビハインドのミネイロは、後半18分に左サイドでFKを獲得すると、ロナウジーニョが右足で直接狙い、シュートはゴール右ポストを叩いた後、ゴールへと吸い込まれた!ロナウジーニョの魔法の一撃が炸裂し、1-1と試合を振り出しに戻します。
これで試合の流れが変わるかと思われましたが、後半39分、カサブランカはヤジョーリがPA内でミネイロDF・レーベルに倒されてPKを獲得。このPKをメトワリがしっかりと決め、カサブランカが2-1と勝ち越し。さらに後半アディショナルタイム、カウンターから途中出場のマビデがDFを抜き去ると、メトワリが右足ループシュートを放つもクロスバー直撃。跳ね返ったところをマビデが左足で押し込み、ダメ押しの3点目を挙げて勝負あり!ラジャ・カサブランカが南米王者のアトレチコ・ミネイロに3-1で勝利しました!


マラケシュで波乱が起こりました!「開催国枠」で出場しているラジャ・カサブランカが、優勝候補の一角と言われていたアトレチコ・ミネイロを下す大金星。開催国代表としては史上初の決勝進出を果たしました。相手のお株を奪うかのような華麗なサッカーを披露し、ヤジョーリが先制点とPK獲得で勝利に貢献すると、メトワリが個人技で相手を翻弄させました。カサブランカは次の決勝で欧州代表のバイエルン・ミュンヘンと対戦します。
逆に南米王者が決勝に行けなかったのは、2010年大会のインテルナシオナル以来となってしまいました。ロナウジーニョが美しいFKを決めたのに、ジョーやフェルナンジーニョといった決めるべき人がゴールを奪えず、キャプテンが相手にPKを献上してしまいました。ミネイロを指揮するクーカ監督、敗戦の責任を取って解任させられそうな気がします…。
私もこの試合の模様をライブで見て、南米王者の方が順当に勝つだろうと思っていたんですが、カサブランカが先制点を奪った事、そして番狂わせを起こした事にビックリしました。サッカーってやってみなければ分からないし、「勝負に絶対はない」と改めて実感しました。
準決勝2試合が終了し、日本時間22日の最終日の組み合わせが決定。準決勝の敗者同士が対戦する3位決定戦は、広州恒大VSアトレチコ・ミネイロ、決勝戦はバイエルン・ミュンヘンVSラジャ・カサブランカに決定。今大会快進撃を見せているカサブランカが、決勝でも強豪撃破でアフリカ勢初のクラブ世界一に輝くのか?それとも、バイエルンが欧州王者の意地で、力の差を見せつけるのか?最終日も寝不足間違い無しだ!




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