最近サッカーと競馬ネタが続いていた当ブログですが、今回は久しぶりの福岡ソフトバンクホークスネタです。今年パリーグ首位打者&最多安打のタイトルを獲得した長谷川勇也選手が、24日に契約更改の交渉に臨み、年俸8000万円から2.5倍増の2億円で一発サインしました!
長谷川選手は交渉後の記者会見で「2億円でサインした」と明かした瞬間、かなりのどよめきに包まれたそうです。予想外の大幅増に「プロに入った頃は1億円プレーヤーになりたいと漠然と思ったが、それ以上をもらうことになってびっくりした」と思わず本音が出てしまいました。1億円の大台を突破するどころか、一気に2億円プレーヤーの仲間入りです。
今季は春季キャンプに頭部陥没骨折するアクシデントに見舞われましたが、シーズン全体を通して安定した活躍を見せ、全試合フル出場、打率.341・19本塁打・83打点・198安打と自己ベストの成績をマーク。交流戦でも.418の高打率でチームの4度目の交流戦優勝に大きく貢献してMVP獲得、さらには月間MVPも2度受賞(6月&9月度)。パリーグ首位打者と最多安打を獲得し、ベストナインにも選ばれた事が大きく評価され、前年より1億2000万円もアップしました。
「長谷川の今季の働きぶりからしたら、1億円は軽く超えるだろう」と思いましたが、まさか2億円まで行くとは思いませんでした。来シーズンも200本安打&20本塁打と今年以上の成績を出して、ホークス打線を引っ張ってほしいです。
長谷川選手の契約更改と同じ日に、今季までオリックスに在籍していた李大浩(イ・デホ)選手の獲得を発表しました。2年契約で総額9億円、背番号も「10」決定。イデホ選手は「ホークスという素晴らしい球団に入ることができ、チームのみんなと優勝に向かってプレーできることに対し、今からとてもワクワクしています」とコメントを出しております。
イデホ選手は2012年に韓国プロ野球のロッテジャイアンツからオリックスに入団。1年目は24本塁打・91打点の成績で打点王を獲得。2年目の今季も.303、24本塁打・91打点の好成績を残しております。このオフにはオリックスと残留交渉を行いましたが、交渉決裂で自由契約となりました。既にオリックスは今季までホークスでプレーしたペーニャ選手を獲得しており、ペーニャとイデホの事実上の交換トレードということになりますね。
ホークスはこのオフ、他球団でプレーしていた外国人選手を相次いで獲得しており、イデホ選手の他にも阪神からジェイソン・スタンリッジ投手、西武のデニス・サファテ投手、日本ハムからブライアン・ウルフ投手の入団が決まっております。スタンリッジ投手は6年ぶりのホークス復帰、ウルフ投手は鶴岡慎也捕手(日ハムからFA移籍)とまたチームメイトになります。ホークスでも活躍が期待されているイデホ選手は、新外国人・カニザレス選手、2年目のラヘア選手と共に4番候補の一人。日本での実績を考えれば、イデホが最有力だと思います。
現在ホークスの外国人選手は、ウルフ、サファテ、イデホ、スタンリッジ、ラヘア、カニザレス、オセゲラ投手、バリオス投手の8選手。こんなにたくさんの助っ人がいるけど、1軍に登録できる外国人枠は「4枠」しかありません。ところで、宮崎秋季キャンプで入団テストを受けていて、身長216cmの長身で話題となったルーク・バンミル投手(元オランダ代表)の合否はどうなってんすかね?