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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

地方競馬で珍ハプニング発生。逃げて、止まって、差し返した!

2014年02月14日 | 競馬
地方競馬で何ともアンビリーバボーな出来事が起こりました。13日の船橋競馬場の第8競走で、先頭を走っていた馬が最後の直線で一旦失速した後、再び加速して、差し切って1着でゴールインとなる珍事がありました。


事件が起きたのは、第8競走の中央交流レース・ベストレイン特別(ダート1600m 11頭立て)。(動画はこちら
中央から参戦してきた②グランフィデリオがスタートから先頭でレースを進め、残り600mを通過し、3コーナーで後続を引き離して最後の直線へ。このまま最後まで押し切るかと思われた次の瞬間、ここまで軽快に飛ばしていたフィデリオがいきなり失速。後続の馬たちに次々と抜かれ、誰もが競走中止かと諦めかけました。しかし、ここから予想外の出来事が。残り200mでグランフィデリオが再び加速すると、内ラチ沿いからグイグイと追い上げ、前の馬達をごぼう抜き。そしてラスト100mを切って、先頭を争っていたゴールドジャックと⑨ウインサラの2頭を抜いて先頭を奪い返し、最後は1馬身半差をつけて1着ゴールイン。逃げて、止まって、再加速して、差し返して勝っちゃったのであります!
グランフィデリオに騎乗した吉原寛人騎手は、レース後の談話で次のようにコメント。
「道中からずっとフワフワしていて、少し怖いなと思っていたんです。それで直線に向いたら物見をして急に止まって…。あのタイミングで追い出すと僕が前に転げ落ちてしまうので、いったん手綱を引かざるをえなかったんですよ。でも、すぐに馬が走る気を見せたので、必死に追ったらすごくいい脚を見せてくれた。実際に止まって、しかも勝ったのは初めて」


Yahooトピックスで「競馬 1度止まった馬勝つ珍事」という見出しを見た瞬間、私も思わず「ふぇっ!?」ってなってしまい、すぐにYoutubeでそのレースの動画をチェックしました。直線で馬が止まったシーンは「どうしたんだ?」、盛り返して1着になった瞬間「ウソでしょ!?」という気持ちで見ていて、2年前の阪神大賞典のオルフェーヴルの逸走事件を思い出しそうになりましたよ。いやぁ~、勝ち方が凄いというか、ありえへん…。
ハプニングの主人公であるグランフィデリオは、森秀行厩舎に所属していて、父・ブラックタイド、母・ジョウノファミリーで、母父がキングカメハメハ、叔父がダート統一GⅠ7勝のブルーコンコルドという血統。2013年10月26日の東京での新馬戦でデビューしましたが、15頭中11着と大敗。続く2戦目の3歳未勝利戦(1月11日@京都)では16頭中13着。芝で2戦続けて2ケタ順位、初めてのダート戦だったた今回の3戦目でようやく初勝利を挙げました。「逃げる→よそ見して止まる→差し切り勝ち」という離れ業を見せた事で、今後ますます注目されるかもしれません。次走は真面目に走ってほしいのだが。

余談ですが、このレースにはタレント・志村けんさんの所有馬⑤ダイジョブダアという珍馬名も出走していましたが、しんがり負けに終わりました。新馬戦で13着、2戦目で最下位と苦戦。この先「大丈夫だぁ」と言えるのでしょうか?ちなみに、この馬のお母さんは「トノノオナリー」で、志村さんの持ち馬だそうです。親子2代で志村ファミリーですか。




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