日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

デスペラードがGI馬2頭を破って京都記念を制す!ジェンティルドンナ6着に沈み、屈辱の着外・・・。

2014年02月17日 | 競馬

バレンタインデーの14日に降った大雪の影響で、東京競馬場は2週連続で土日開催が中止。15日の開催分の代替は18日、16日開催分は出馬投票をやり直して24日に代替開催を実施することになりました。それにしても2週続けて東京に大雪って最悪ですね…。
16日は京都競馬場で伝統の古馬重賞・第107回京都記念(GⅡ・芝2200m 12頭立て)が行われました。このレースには昨年の最優秀4歳以上牝馬③ジェンティルドンナが福永祐一騎手とのコンビで参戦。さらにはマイルチャンピオンシップを勝った京都の鬼⑩トーセンラー、2012年の勝ち馬①トレイルブレイザー、2011年覇者⑫トゥザグローリーと過去3年の京都記念勝ち馬も出走。他にもエリザベス女王杯2着⑤ラキシス、京都大賞典を勝った⑦ヒットザターゲット、京都で2勝の⑨アンコイルド、ステイヤーズステークスを勝った⑪デスペラードも出走しました。


直前の単勝のオッズは、ジェンティルドンナが単勝1.6倍と断然の一番人気を集め、トーセンラーが2番人気(3.7倍)で追い、3番人気にラキシス(7.4倍)。4番人気以降はアンコイルド、ヒットザターゲット、デスペラードと続きました。
正面スタンド前からのスタートで、ラキシスがタイミング合わず、ジェンティルは好スタートを切る。先行争いでデスペラードが外から馬なりで上がり、トレイルブレイザーをかわして先手を取る。アンコイルドが2番手追走、ジェンティルドンナは3番手辺り、ラキシス6番手、トーセンラーは7番手でスタンド前を通過。1コーナーを回った所で、先手を奪ったデスペラードがマイペースに持ち込み、2番手にアンコ、3番手にジェンティルドンナ、その後ろの4番手集団はトレブレ、④マイネオーチャードが並び、ラキシス6番手。トーセンラーは7番手に控え、内側の8番手に②コウエイオトメ、後方には9番手のトゥザグローリーがよそ見していて、10番手の位置に⑧コスモロビンとターゲットの6枠2頭が並び、⑥アクションスターがしんがりという展開。
先頭で逃げるデスペラードは、前半1000mを63秒7とスローペースで通過。外回り3コーナーに差し掛かる所で、ジェンティルが仕掛けて行き、アンコイルドを抜いて2番手に浮上。それに連れてオーチャードも3番手に進出し、さらに後方からトゥザグロがスルスルと上がり、トーセンラーを抜くと、先頭集団をまとめて抜いて単独トップに。トーセンラーも大外に持ち出し、3,4番手までやって来た。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、トゥザグローリーが先頭をひた走り、トーセンラーが大外から追い込むと、内からデスペラードが盛り返し、アンコイルドが最内を突き、ラキシスも来ている。ジェンティルは馬群からうまく抜け出せず苦しんでいる。ラスト100mでデスペラードが再び先頭に立ち、2番手のトーセンラーの猛追を抑えてゴールイン!伏兵・デスペラード&横山典弘してやったり!ジェンティルドンナは馬群に沈んでしまいました…。


京都記念 全着順&払戻金
1着⑪デスペラード     2分16秒0
2着⑩トーセンラー      3/4馬身
3着⑨アンコイルド     1馬身1/4
4着⑤ラキシス       アタマ
5着⑦ヒットザターゲット   1/2馬身
6着③ジェンティルドンナ   3/4馬身
7着⑥アクションスター    クビ
8着⑫トゥザグローリー   1馬身1/4
9着②コウエイオトメ     3/4馬身
10着④マイネオーチャード   クビ
11着①トレイルブレイザー  1馬身3/4
12着⑧コスモロビン     アタマ

単勝 ⑪ 3430円        
複勝 ⑪ 1130円  ⑩ 240円  ⑨ 450円
枠連 [7]-[8] 1980円        
馬連 ⑩-⑪ 4270円  
馬単 ⑪-⑩ 13700円      
ワイド ⑩-⑪ 1130円 ⑨-⑪ 1720円 ⑨-⑩ 520円        
3連複 ⑨-⑩-⑪ 7420円        
3連単 ⑪-⑩-⑨ 81540円        


GⅠ馬2頭&歴代の優勝馬などGⅠ級のンバーが揃った京都記念は、予想外の結果となりました。単勝6番人気の伏兵・デスペラードが1着となり、連覇を狙ったトーセンラーが2着、3着にアンコイルドが入り、馬単と3蓮単で万馬券の波乱決着。1番人気だったジェンティルドンナは、自己ワーストの6着に敗れ、キャリア14戦目で初めて掲示板をはずしました。
ディープインパクト産駒勢を破ったデスペラードは、ステイヤーズSに次いで重賞2勝目をマーク。鞍上の横山典弘騎手は今年の重賞初勝利。この日は序盤から先頭でレースを進め、3コーナーの下り坂~直線で一旦は順位を下げましたが、残り200mで差し返してトーセンラーの追撃を振り切りました。横山ノリ騎手の好騎乗のおかげといってもよいでしょう。今回の内容なら春の天皇賞も楽しみだ。
2着のトーセンラーは、前走からの距離延長、3か月の休養明け、+14キロ(460㎏→474Kg)、58キロの斤量を背負いながらも大外からグイグイと追い上げてきました。調教師のコメントによると、今後は安田記念に向かう予定だそうです。府中での実績はよくない(皐月7着、ダービー11着)だけど勝てるのか?
問題はジェンティルドンナの6着。いくらなんでも酷すぎます。女子ジャンプの高梨沙羅ですか?ゲート内で暴れたり、直線で馬群から抜け出せず、後続の馬にかわされる。56キロの斤量とやや重の影響もあったと思うけど、ドバイ遠征に向けての前哨戦でこのザマでは、本番は正直期待できません。むしろドバイ行きを白紙にしてほしいくらいだ。福永騎手もやらかしましたね。


17日は東京競馬場はマイル重賞の東京新聞杯が行われますが、16日夕方に代替競馬の開催についての会議が開かれ、第1レースの発走時刻が10時10分から11時30分に変更され、第4レースの障害戦は中止。さらに第7競走は芝2000mから1800mに変更となりました。また、18日に実施予定だった春麗ジャンプステークスの中止も決定しております。連続中止で府中の日程がめちゃくちゃ。「全部雪のせいだ」と文句言いたくなるわー。






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