日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

高松宮記念は超高速決着!あさが来た?いいえ、ビッグアーサーが来た!

2016年03月28日 | 競馬

春のスプリント王者決定戦・第46回高松宮記念(GⅠ・芝1200m 18頭立て)が27日、中京競馬場で行われました。昨年の勝ち馬であるエアロヴェロシティ(香港)が疝痛で回避し、王者不在で混戦模様となった今年の宮記念。阪急杯を勝った⑥ミッキーアイル、オーシャンステークスを快勝した⑬エイシンブルズアイ、昨年の桜花賞馬⑪レッツゴードンキ、昨年2着の⑱ハクサンムーン、2014年のスプリンターズステークス覇者⑤スノードラゴン、⑧アルビアーノ、⑫ウリウリ、④ビッグアーサー、シルクロードステークス2着⑮ローレルベローチェ、⑦サトノルパンなどが参戦しました。



単勝のオッズは、ビッグアーサーとミッキーアイルが3.9倍で並び、アルビアーノが3番人気(5.1倍)。4番人気以降はウリウリ(7.9倍)、エイシンブルズアイ(9.4倍)、スノードラゴン、ハクサンムーン、サトノルパンと続きました。
スタートでミッキーアイルとローレルベローチェが好スタートを切り、ベローチェが先手を奪い取る。ハクサンムーンが2番手につけ、ミッキーアイル3番手追走。4番手ビッグアーサー、③サクラゴスペル・サトノルパン・⑩アクティブミノルの3頭が5番手集団を形成。中団グループは内から①ブラヴィッシモ・スノードラゴン・アルビアーノ・ウリウリとひと塊。⑭アースソニックと⑰ヒルノデイバローが12,13番手で並び、エイシンブルズアイ14番手、レッツゴードンキは15番手。その後ろは⑯スギノエンデバーとティーハーフ、集団から離れた②ウキヨノカゼがポツンと最後方を行く。
3,4コーナー中間点を通過し、前の集団は前半600mを32秒6のハイペースで通過。飛ばしすぎだ!ハクサンとベローチェが並び、アイル3番手、アーサー4番手のまま。アルビ・ウリウリ・ブルズアイは前に追いつけるか?4コーナーを回り、勝負はいよいよ最後の直線。ハクサンムーンとローレルベローチェが競り合い、ミッキーアイルとビッグアーサーが外から接近し、サトノルパンがインコースに入る。ラスト200mを切り、アイルが抜け出したが、アーサーが2番手から並びかけ、ラスト10mでアイルをかわす。後続ではアルビアーノとアクティブミノルが3番手を争うが、ビッグアーサーが先頭でFINISH!新スプリント王者に輝いたのはビッグアーサー!



高松宮記念 全着順&払戻金
1着④ビッグアーサー     1分06秒7
2着⑥ミッキーアイル      3/4馬身
3着⑧アルビアーノ       1馬身3/4
4着⑩アクティブミノル      アタマ
5着⑬エイシンブルズアイ    3/4馬身
6着⑨ティーハーフ
7着⑤スノードラゴン
8着⑪レッツゴードンキ
9着⑫ウリウリ
10着⑭アースソニック
11着⑱ハクサンムーン
12着⑰ヒルノデイバロー
13着②ウキヨノカゼ
14着①ブラヴィッシモ
15着⑯スギノエンデバー
16着⑮ローレルベローチェ
17着③サクラゴスペル
18着⑦サトノルパン


単勝 ④ 390円
複勝 ④ 150円  ⑥150円  ⑧170円
枠連 [2]-[3] 680円
馬連 ④-⑥ 890円
馬単 ④-⑥ 1,730円
ワイド ④-⑥ 370円  ④-⑧ 450円  ⑥-⑧ 520円
3連複 ④-⑥-⑧ 1,740円
3連単 ④-⑥-⑧ 6,690円


春のGⅠシリーズの開幕戦は、前半32秒台の超ハイペースで進み、直線でミッキーアイルとビッグアーサーの人気2頭が抜け出し、最後はビッグアーサーが差し切って優勝しました。優勝タイム・1分6秒7は、中京芝1200mのコースレコード。JRAレコード(1分6秒5)に0.2秒迫る好タイムでした。
ミッキーアイルは一度は先頭に立ったものの、振り切ることができませんでした。ディープインパクト産駒はスプリントGⅠに無縁ですね…。3着争いの方は、3番人気のアルビアーノが制し、アクティブミノルはアタマ差の4着。5番人気エイシンブルズアイは5着、4番人気ウリウリは9着、昨年2着のハクサンムーンは11着に終わりました。
GⅠ初挑戦で初制覇を果たしたビッグアーサーは、父・サクラバクシンオー、母・シヤボナという血統。鞍上の福永祐一騎手は、高松宮記念2勝目。先週は阪神大賞典とフラワーカップで勝ち、今週はGⅠ勝利。ドバイターフを勝ったリアルスティールを降ろされた鬱憤を中京で晴らしましたね。ビッグアーサーを管理する藤岡健一調教師はJRAのGⅠ競走初勝利。ちなみにこの方、藤岡佑介&康太兄弟の父親です。また、サクラバクシンオー産駒は15年連続で重賞制覇を達成。バクシンオー産駒から久しぶりにスプリントGⅠ馬が誕生しましたね。
ビッグアーサーは2014年4月の未勝利戦にデビューしてから無傷の5連勝を飾り、次のスプリント界のスター候補とも言われていました。しかし、6戦目の北九州記念で2着に敗れると、その後は京阪杯2着、阪神カップ3着、シルクロードステークスで5着と、重賞競走で勝ちきれないレースが続きましたが、今回の高松宮記念で待望の重賞初勝利を挙げ、惜敗続きに終止符を打ちました。これからは「新スプリント王者」として、短距離戦線を大いに盛り上げてくれるに違いない。レコードの反動が出ないことを祈る。




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする