日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

第92回全国高校サッカー選手権決勝戦  富山第一が劇的逆転勝利!北陸対決を制して初優勝!

2014年01月14日 | soccer

第92回全国高校サッカー選手権大会は、成人の日の13日に東京・国立競技場で決勝戦が行われました。建て替え前最後の国立での決勝戦は、富山第一高校VS星稜高校(石川)の北陸対決。5試合で13得点の攻撃力を持つ富山第一は25回目、4試合連続無失点の星稜は24回目の出場で初めての決勝進出。どちらかが勝っても北陸勢初優勝となる一戦は、終盤に劇的なドラマが待っていました。



両チームのスタメン
富山第一
GK 1 高橋昂佑
DF 3 竹澤昂樹
DF 4 藤井徹
DF 22 城山典
MF 6 川縁大雅
MF 8 細木勇人
MF 10 大塚翔
MF 11 野沢祐弥
MF 25 西村拓真
FW 9 渡辺仁史朗

星稜
GK 1 近藤大河
DF 2 森下洋平
DF 3 寺田弓人
DF 6 藤田峻作
DF 16 原田亘
DF 21 上田大空
MF 8 鈴木大誠
MF 10 寺村介
MF 13 前川優太
FW 9 森山泰希
FW 11 仲谷将樹



試合の立ち上がりは富山第一がペースを握り、前半4分に右サイドのFKを細木が直接狙うが、星稜GK・近藤にキャッチされる。6分にはゴールほぼ右寄りのFKを竹沢が左足を振り抜いたが、グラウンダーのシュートは星稜GK・近藤のセーブに阻まれる。19分、大塚が敵陣でボールを奪ってからスルーパス→野沢が抜け出してGKと1対1の場面でシュートするが、これも近藤に防がれてノーゴール。再三決定機を作りながらも、先制点を奪う事ができません。
我慢の時間が続いた星稜は32分、ペナルティエリア内で原田が相手DFに下腹部を蹴られてダウン。主審はすかさずホイッスルを鳴らしてPK。ラッキーな形で先制のチャンスを迎えた星稜は、キャプテンの寺村がPKをゴール左隅に決め、星稜が1点を先制。前半アディショナルタイムには、右サイドのクロスに寺村がダイレクトボレーも不発。前半は星稜が1点リードで折り返します。
後半に入り、富山第一は後半14分に西村に代えてFWの高浪奨を投入。後半20分、左サイドで竹澤がヒールパス→野沢がグラウンダーで折り返し→川縁がDFをかわしてシュートを打つも、星稜DFにクリアされる。すると後半25分、星稜はカウンターを仕掛け、左サイドで仲谷がクロスを上げると、森山のヘディングシュートが決まる!星稜が追加点を挙げ、2-0と富一を突き放します。
このまま星稜が逃げ切るかと思われたが、後半41分に富山第一に反撃のチャンス。竹澤のロングパス→途中出場・村井和樹が左サイドをドリブル突破してからクロスを入れ、高浪が胸トラップから右足で押し込んでゴール。ようやく星稜ゴールをこじ開け1点差を返します。さらにアディショナルタイム、川縁の縦パス→PA内で竹澤が星稜DF・森下に倒されてPKを獲得。その瞬間、富一の選手たちがガッツポーズ、決まれば同点、外せば負けという大事なPKを、大塚が左隅に転がしてゴールイン。富山第一が土壇場で2-2の同点に追いつき、勝負は20分ハーフの延長戦へ。
延長前半7分、星稜は藤田が敵陣の遠い位置から左足のミドルシュート。ボールはクロスバーを直撃すると、跳ね返りをゴール前に詰めていた寺田が拾うも、富一DFに阻まれる。延長後半に入り、富一はPK戦に備えて控えGK・田子真太郎がウォーミングアップを開始。すると延長終了1分前の後半9分、右サイドの城山のロングスロー→高浪が足で落とすと、ゴール正面にいた村井が左足ダイレクトシュート。これが直接ゴールネットを突き刺し、3-2と逆転!富山第一が2点ビハインドをひっくり返し、悲願の初優勝を果たしました!



いやぁ~本当に痺れる試合でした!北陸決戦となった今年の高校サッカー決勝戦は、国立最蹴章のファイナルにふさわしい白熱した試合、劇的な幕切れとなりました。後半40分までは星稜が2-0とリードし、星稜の優勝で決まりかなと思ったら、残り5分を切ってからドラマが起こり始め、高浪選手の反撃ゴール、終了間際のPKで富山第一が追い付きました。そしてPK戦目前の延長後半9分に村井選手のビューティフルゴールが飛び出しました。敗色濃厚からの大逆転優勝は後世に語り継がれる事でしょう。
富山県勢初優勝を成し遂げた富山第一は、後半14分から入った高浪選手と後半32分から投入された村井選手の交代組2人が大活躍。後半41分の得点シーンでは、村井選手のクロス→高浪選手が押し込みました。村井選手はこの試合1ゴール1アシストで優勝に大きく貢献。優勝を決定付けるダイレクトボレーについては、「頭の中が真っ白になった」と振り返ってました。
後半終了間際に同点のPKを決めた大塚翔選手は、父・大塚一朗監督の次男。父の前でキャプテンの仕事を果たし、ベンチに戻る際は父と歓喜の抱擁。大塚選手、最高の親孝行ができましたね。父の一朗監督も、2日前の準決勝に続き、交代策がズバリと的中。2012年に現部長の長峰俊之氏からバトンを引き継いで監督に就任し、2年目でチームを日本一に導きました。

富山第一の優勝までの道のりを振り返ると、1回戦の長崎総科大附戦では、西村選手の2得点などで3-2で勝利。2回戦の熊本国府(熊本)戦を1-0、3回戦の市立浦和(埼玉)戦では、前半25分までに3点を奪いながらも、その後2点返されましたが、3-2と1点差で逃げ切りました。準々決勝では攻撃陣が爆発し、日章学園(宮崎)相手に4-0と圧勝。迎えた準決勝の四日市中央工との試合では、2度も先行しながらも追いつかれ、2-2のままPK戦に突入。そのPK戦では、後半終了間際に投入された控えGK・田子選手が監督の期待に応え、北陸勢初の決勝進出。そして決勝で奇跡の逆転勝ちを収めました。
6試合で合計16得点を挙げたこのチーム、渡辺選手が4ゴールを挙げ、神戸弘陵学園の長谷川覚之選手と共に大会得点王に輝きました。大塚選手と西村選手は共に3得点。この3人で10得点です。それにしても富一の攻撃力は半端なかった…。

星稜高校は寺村選手と森山選手に2試合連続ゴールが生まれたんですが、後半40分過ぎにキャプテン・寺村選手を下げた瞬間から歯車が狂い出し、直後に失点を許すと、DFの森下選手が相手を倒してPKを献上。そして延長戦で逆転されてしまいました。4試合で無失点を誇った星稜DF陣が、無失点優勝がかかった試合で崩壊。優勝確実が一転して悪夢の逆転負け…。それでも、星稜の選手たちも素晴らしい戦いぶりを見せてくれました。


高校サッカーの聖地・国立競技場は今年7月から改修工事に入るため、しばらくの間は開催できません。次回の第93回大会は、駒沢陸上競技場で開会式と開幕戦、準決勝と決勝戦は埼玉スタジアム2002で行われます。改修前最後の国立決戦で激闘を繰り広げた富山第一と星稜の選手たちに拍手を送りたいです。最後に一言だけ、高校サッカー最高!!





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シンザン記念2014 ミッキーアイル逃げ切って3連勝!

2014年01月13日 | 競馬

1月3連休開催の中日だった12日は、京都競馬場で今年最初の3歳重賞・第48回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 13頭立て)が行われました。オルフェーヴルやジェンティルドンナ、ダイワスカーレットなど数多くのGⅠ馬を輩出したこのレース、今年は現在2連勝中のディープインパクト産駒⑫ミッキーアイル、朝日杯フューチュリティステークスで3着だった①ウインフルブルーム、スクリーンヒーロー産駒⑪モーリス、新馬戦で4馬身差で快勝した牝馬の④ワイレアワヒネ、②タガノグランパと⑧ビップレボルシオンの「ラジオNIKKEI杯」組が参戦しました。



スタートでミッキーアイルがポンと飛び出し、早々と先手を奪う。2番手集団は、⑩ニシケンモノノフとモーリスの7枠2頭が並走し、ウインフルブルームが内から馬なりで上がって単独2番手。モノノフが3番手、モーリスは4番手に。5番手にワイレアワヒネ、その後ろの6番手にタガノグランパが追走。中団グループは、スタートで出遅れたビップレボルシオンが7番手まで上がり、⑨ビービーブレイン8番手、9番手に③アグネスミニッツ。後方は⑥カシノヒカル、⑦カクシアジ、⑤クリノカンパニーと続き、⑬シセイカスガが少し離れて最後方。
外回り3コーナーの坂の頂上に差し掛かり、先頭を行くアイルは前半800mを47.9秒で通過。フルブルームがしっかりとアイルの背後につけ、モーリスが2番手のフルブルームに並びかける。アワヒネはまだ4番手。4コーナーを回り、最後の直線へと差し掛かり、逃げ粘るミッキーアイルがラストスパートに入り、ウインフルブルームが懸命に追いかける。3番手争いでは、ワイレアワヒネとタガノグランパがモーリスを捕らえ、グランパが3番手に上がる。ラスト100mを切り、アイルが持ったまま逃げ、フルブルームが差を詰めるも、ミッキーアイルがそのまま先頭でゴールイン!まんまと逃げ切り、3連勝で重賞初制覇です!



全着順&払戻金
1着⑫ミッキーアイル   1分33秒8
2着①ウインフルブルーム  1/2馬身
3着②タガノグランパ    3馬身1/2
4着④ワイレアワヒネ    1馬身1/2
5着⑪モーリス        1馬身
6着③アグネスミニッツ   3/4馬身
7着⑧ビップレボルシオン  1馬身1/4
8着⑩ニシケンモノノフ   1/2馬身 
9着⑥カシノヒカル      2馬身1/2
10着⑦カクシアジ      2馬身
11着⑤クリノカンパニー   1馬身3/4
12着⑨ビービーブレイン   2馬身
13着⑬シセイカスガ     1/2馬身

単勝 ⑫ 160円
複勝 ⑫ 110円 ① 130円 ② 210円
枠連 [1]-[8] 320円
馬連 ①-⑬ 320円
馬単 ⑫-① 430円
ワイド ①-⑬ 500円 ①-② 500円 ②-⑫ 360円
3連複 ①-②-⑫ 970円
3蓮単 ⑫-①-② 2,220円


クラシックへの登竜門・シンザン記念は、単勝1.6倍と断然の1番人気だったミッキーアイルが、人気にしっかりと応えて優勝しました。バッチリと言いたくなるようなロケットスタートで先手を奪い、道中も先頭をキープし続け、直線ではほとんどムチを入れず、ウインフルブルームの追撃を押さえて逃げ切りました。鞍上の浜中俊騎手は、昨年のエーシントップに続き、同レースの連覇を成し遂げました。ウインフルブルームも必死に追い上げましたが、半馬身及ばず2着。タガノグランパが上がり3ハロン最速の33.8秒の末脚で3着に持ち込みました。3番人気のモーリスは、折り合いを欠いたのが響いて5着でした。
3連勝で重賞初Vのミッキーアイルは、新馬戦では2着(その時の勝ち馬はアトム)でしたが、2戦目の未勝利戦では5馬身差の快勝。勝ちタイム・1分32秒3は芝1600mの2歳レコードです。続く3戦目のひいらぎ賞でも3馬身半差をつけて逃げ切り勝ち。翌日の朝日杯FS(1:34.7)より0.5秒速い、1分34秒2のタイムを残しました。そしてこの日も逃亡劇で勝ちました。これで通算成績も4戦3勝。音無秀孝調教師の話によると、次走は中山のニュージーランドトロフィーを使い、それからNHKマイルカップに向かう予定。2歳王者・アジアエクスプレスとの直接対決実現はいつになるのでしょうか?




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「国立最蹴章」第92回全国高校サッカー準決勝  富山第一と星稜の北陸勢2校が決勝進出を果たす!

2014年01月12日 | soccer

第92回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が11日、東京・国立競技場で行われました。昨年12月30日に開幕したこの大会、今月5日の準々決勝に勝利した富山第一、四日市中央工業(三重)、星稜(石川)、京都橘の4校が「聖地国立」の切符を手にしました。13日の決勝戦に進むチームは一体どこなのか!?



準決勝第1試合:四日市中央工VS富山第一
前半8分、四中工が先にチャンスを作り、小林颯が左サイドから右足のミドルシュートを放ちますが、富一GK・高橋佑のセーブに阻まれます。対する富一は22分、西村拓真が味方とのワンツーパスに抜け出したが、シュートは四中工GK・高田勝至の右足に阻まれる。続く左のショートコーナー→DF村上寛和のヘディングは相手DFにブロックされるも、こぼれ球を藤井徹が流し込み、富山第一が1点を先制します。
前半31分、富一は渡辺仁史朗が右サイドでペナルティエリアから飛び出してきた相手GKに倒されてFKを得ると、竹澤昂樹がグラウンダーで直接狙うもキャッチされる。1点ビハインドの四中工は前半43分、左サイドでFKを獲得。このFKを中田永一が左足で直接決める!富一GK・高橋が一歩も動けないほどのビューティフルゴールで、四中工が前半終了間際に同点に追い付きます。
同点で迎えた後半8分、富山第一は渡辺が右サイドを突破してからシュートを狙うも左へ逸れ、9分には左サイドからのロングパスが前線の位置にいた西村に渡り、西村がDFとの競り合いから左足シュート。しかし、四中工GK・高田のセーブに阻まれて勝ち越しならず。後半12分、中盤で野沢祐弥のパス→竹沢がドリブルで高い位置まで持ち込み、竹沢のシュートのこぼれ球を細木勇人が拾い、最後は右足で落ち着いて決め、富山第一が2-1と勝ち越しに成功。
しかし後半27分、四中工は自陣からロングフィードを入れると、井手川純が一気にDFラインの裏へ抜け出し、最後は右足シュートをゴール右隅に流し込む。2-2と四日市中央が再び試合を振り出しに戻します。
再び追いつかれた富一は後半32分、大塚翔のスルーパス→川縁大雅のシュートは相手GKのセーブに阻まれ、続く右CKを村上が合わせるも、四中工GK・高田が止める。対する四中工は37分、森島司の縦パス→途中出場・舘和希がシュートを狙うも、わずかにゴール右。試合は90分間戦い、2-2のままPK戦へ。
運命のPK戦、両チーム2人ずつ成功して迎えた3人目、富一は野沢祐弥が左隅に決めたのに対し、四中工3人目・中田は右を狙ったが、代わった富一GK・田子真太郎が中田のシュートを止める!その後、富山第一は4人目の渡辺、5人目の細木がほぼ真ん中に決めて勝負あり。5人全員成功した富山第一が、富山県勢&北陸勢初の決勝進出を果たしました。


準決勝第2試合:星稜VS京都橘
前回大会の準優勝校・京都橘は、今大会注目のストライカー・小屋松知哉がここまで3得点。方や星稜は3試合連続無失点でベスト4進出。持ち前の堅守で小屋松を止めて初の決勝進出なるか。2大会連続ベスト4同士の一戦は、序盤から試合が動きました。
前半2分、星稜は右サイドの原田亘がクロスを上げると、森山泰希がスルー→相手DFの前に走り込んだ仲谷将樹が左足シュートをゴール左隅に決め、早々と先制点をもぎ取ります。いきなり1点を追いかける展開となった京都橘は、前半24分にチャンスを迎えます。右サイドで中野克哉がドリブルで持ち込むと、小屋松のラストパス→中山俊輝が右足ダイレクトでシュートを放ちますが、星稜GKにキャッチされる。その後は両チーム決め手を欠き、前半は星稜1点リードで折り返し。
エンドが変わった後半5分、星稜は右サイドの森下洋平のクロス→ペナルティエリア内で寺村介が京都橘DF・倉本光太郎に倒されてPKを獲得。星稜に追加点のビッグチャンス到来。このPKを寺村がしっかりと決めて2点目。
2点ビハインドの京都橘は、後半10分に赤澤祥平を投入。その3分後の後半13分、小川礼太のロングパスからチャンスが生まれ、中山のパスを受けた赤澤が右からシュートを打ったが、相手DFにブロックされる。17分には味方のパスを受けた中野克哉がフリーの位置から右足シュート!しかし、星稜GK・近藤大河がファインセーブを見せます。星稜は後半19分、仲谷が右サイドを突破してからクロスを上げ、ゴール前まで走り込んでいた原田の左足シュートが決まり、3-0と京都橘を突き放します!
何とか一矢を報いたい京都橘は、後半20分に小屋松がドリブルからミドルシュートを狙ったが、わずかにバーの上。後半23分には中野がドリブルで粘ると、小屋松の右足シュートは星稜GK・近藤に防がれ、こぼれ球を中山が立て続けにシュートを放つも、星稜DFにクリアされてゴールならず。再三反撃のチャンスを掴みながらも、星稜から1点を返す事が出来ない。
後半30分、星稜は右サイドのクロス→森山が胸トラップから左足で流し込んでゴール。決勝進出を決定付けるダメ押しの4点目が生まれました。32分には寺村が右からシュートを放つも、わずかに左に逸れて5点目ならず。試合は星稜高校が4-0で京都橘に快勝。こちらも初めての決勝進出です。



夢の国立での準決勝は、富山第一と星稜の北陸勢2校が決勝に駒を進めました。富山第一は2度もリードを奪いながらも、その度に追い付かれたので、流れ的にも負けるんじゃないかと思われましたが、後半終了間際からPK要員として投入されたGKの田子真太郎選手が、PK戦で四中工・中田選手のシュートを防ぎ、チームを決勝進出に導きました。公式戦初出場でいい仕事しましたね~。現在得点ランキング首位の渡辺選手にゴールはありませんでしたが、藤井選手と細木選手が得点を挙げ、2点目のゴールを挙げた細木選手は、PK戦でも5人目のキッカーを任されて成功しております。5試合で13得点の攻撃力が決勝でも発揮し、星稜の鉄壁ディフェンスを破る事が出来るでしょうか?
星稜高校は3度目のベスト4で初めての決勝進出。京都橘のお株を奪うかのようなゴールラッシュを見せ、キャプテンの寺村選手がPKを決めると、原田選手と仲谷選手が共に1ゴール1アシスト。守備でもボランチを務める平田健人選手が小屋松選手を封じたり、GKの近藤選手は後半にファインセーブを連発。最後まで京都橘の反撃を抑え、4試合連続完封勝利。堅守のイメージが強いけど、攻撃力も4試合で9得点と申し分なし。決勝でもこの日同様の試合運びを見せられるかどうか…。
北陸対決となった13日の決勝戦は、どちらかが勝っても初優勝となります。建て替え工事前最後の国立競技場でのファイナルは白熱した試合になる事を期待したいと思います。





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マキシマムザホルモンのネットーク マンスリートーク2013年11月編③

2014年01月11日 | マキシマムザホルモン
マキシマムザホルモンのネットーク「マンスリートーク2013年11月編」のPART3は、「予襲復讐ツアー」の11月7日・函館Club cocoa公演の裏話を大公開。



この日はホルモンの所属レコード会社・VAPの後輩である「coldrain」がゲスト。ライブでは、メンバー達がラッキーピエロ(函館生まれのハンバーガー店)のTシャツを着用。特にボーカルのMasatoさんとベースのRxYxOさんは、袖の部分を切って(カットオフ)ノースリーブみたいに着こなしていました。coldrainのリハーサルを見ていたナヲちゃんは、「ラッキーピエロのTシャツには見えない」coldrainが着るとカッコよく見えたという。ホルモンのスタッフ達も全く気付かず、「あっ、テキサスのバンドなんですよ」みたいな感じだった。ライブではそのTシャツに一言も触れなかったそうです。
ナヲちゃん曰く「決してカッコよくはない」と言われているラッキーピエロTシャツは、ピエロがただ「ワァ~」とおどけているだけのイラストが描かれています。そのTシャツをダイスケはんとMasatoさん、RxYxOさんの3人はカッコいいと思って購入したらしい。元々は赤塚さん(長万部出身)が着ていたのをダイちゃんが見て、その時はどこかのバンドのTシャツだと思っていたそうです。
札幌での会話
ダイ:「赤塚、そのカッコイイTシャツどこのやつ?」
赤塚:「函館のラッキーピエロというところの物販のやつなんですよ」
ダイ:「これカッコええやん!函館行ったら買いたいわぁ~」
ダイちゃんからしてみればカッコいいと思うその服、RxYxOさんは白と黒の2色を買ったそうです。よっぽどお気に入りだったのかしら?

ライブ当日の朝、ナヲちゃんはcordrainのメンバーを連れて函館の朝市に出かけました。ダイちゃんは朝食食べない派、上ちゃんは朝までモンスターハンターをやっていたため欠席。弟のマキシマムザ亮君は爆睡で集合時間に来ないと思ったら、朝5時のオープンと同時に行っていたことが判明。単独行動ですか!みんなが行く時は、亮君は既に市場巡りを終えていた。それににしても、朝5時から食欲あるなあ。

cordrainとの対バンを振り返る話で、ギターのSugiさんが「おすぎです!」とおネエキャラに変身。ZEPP札幌公演の打ち上げから「おすぎ」が発動すると、その次の函館のおすぎは酷くて、店を出た記憶がなかったと言う。札幌の時はみんなに好かれていて、その場の勢いでお尻を出し、VAPのガンちゃんに凄いものを肛門に突っ込まれて悶絶。Sugiが尻をぺローン→ガンちゃんが無表情で何かを挿入→「痛え~~~!!」と悲鳴を上げるSugi。打ち上げの翌日、宿泊先のホテルのロビーにみんなが集合した時、Sugiさんは「おはようございます…。すいません…」と控え目な姿に。昨夜のはしゃぎっぷりは完全に消えていた…。
函館公演の打ち上げの時も大暴走し、masatoさん、ミミカジル赤塚さん、ナヲちゃんの3人でsugiさんを部屋に戻そうと、ホテルへ強制連行。深夜2時30分になっても騒いでいたSugiは、ナヲちゃん達に口を押さえられたが、それでも抵抗を続けた。ホテルの部屋に戻されたあと、「誰か一緒に寝ようぜ~!」と誘うが、3人は拒否。何とか部屋に戻して一安心ついたが、MasatoさんがSugiのGジャンと財布を持っていたので、それらを渡そうと部屋のドアを開けた瞬間、「やっぱり来てくれたんだ~と嬉しそうに話していたSugiに向かってGジャンと財布を投げつけたのでした。ナヲちゃん、お疲れ様です…。


まだつづくぞ。



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ACミラン本田圭佑ついに誕生!低迷するミランの救世主になれるのか!?

2014年01月09日 | soccer

ロシアのCSKAモスクワからイタリアの名門・ACミランに移籍したサッカー日本代表の本田圭佑選手が、日本時間8日にミランの本拠地「サンシーロ(ジュゼッペ・メアッツァ)」で入団記者会見を行いました。


この日の入団会見には、本田選手とガリアーニ副会長が出席。会見席のバックスクリーンには「WELCOME 10 KEISUKE」と書かれたロゴが写されていました。
本田選手は報道陣の質問に全て英語で回答。ミラノに来てからの数日間については、「とてもワクワクしていて、毎日が幸せです」と喜びを感じている事を明かし、「10番という背番号に意識しているか」という問いには、「12歳の頃にセリエAでプレーして、背番号10をつけたいと作文に書いた。その夢が実現して嬉しい」と語りました。「12日のサッスオーロ戦には出場できるか」と聞かれ、「1か月間プレーしていないからわからないので、少し時間が必要かもしれない」と明言を避けました。
ミランでの目標については「UEFAチャンピオンズリーグで優勝したい。その期待に沿えるようにしないといけない。アシストやゴールを決められるように最ベストを尽くしたい。」と意気込みを語り、どのポジションで出たいかの問いには、「どこでもやれるけど、一番得意なトップ下でやりたい」。そして、「今回の移籍で数多くのクラブの中からなぜミランを選んだか?」と聞かれ、「心の中のリトル本田に聞いたところ、ミランでプレーしろと言われた」と回答しました。


本田選手がようやくACミランの仲間入りを果たしました。ビッグクラブへの移籍が実現したのもそうだけど、伝統ある「背番号10」を背負うのは、かなり期待されているんだなあという印象を受けました。過去にはルート・フリット、ルイ・コスタ、セードルフ、ボアテングなどが着けていて、本田選手が往年の名選手と肩を並ぶことになります。
ミランはセリエAで優勝18回、UEFAチャンピオンズリーグで7度優勝、クラブ世界一に4回も輝いた、イタリアを代表する名門チーム。キャプテンのモントリーヴォをはじめ、ブラジル代表のカカとロビーニョ、イタリア代表のバロテッリとエル・シャーラウィ、オランダ代表のデ・ヨングなどが在籍していますが、今季は18試合で5勝7分け6敗・勝ち点22の11位と低迷。首位のユヴェントス(勝ち点49)に27点差をつけられ、3位以内に与えられる欧州CLの出場権内どころか、ヨーロッパリーグ出場権獲得も厳しい状況。ちなみに、ミランのライバルで、長友佑都選手が所属しているインテルは現在6位です。
本田選手は今月4日にミラノ入りし、空港内で地元報道陣とミラニスタ達に熱烈な歓迎を受けると、6日のアタランタ戦を観戦し、カカ選手のゴールに大喜び。早ければ今月12日のサッスオーロ戦がミランでのデビュー戦となるんですが、スタメン及びベンチメンバー入りなるでしょうか。本田選手には苦境のミランを救う存在になってもらいたいし、背番号10に見合った成績を残してくれる事を期待したいです。



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2013年度JRA賞  ロードカナロアが年度代表馬に選ばれる。

2014年01月08日 | 競馬

昨年活躍した競走馬と騎手・調教師を表彰する「2013年度JRA賞」の選考委員会が7日に開かれ、国内外で短距離GⅠ競走を4勝したロードカナロアが年度代表馬に選ばれました。1200mを主戦とする馬が選出されるのは史上初めてとなります。




主な受賞馬は次の通り。

◎年度代表馬&最優秀短距離馬=ロードカナロア(栗東・安田隆行厩舎)
ロードカナロアは記者投票で209票を集め、2位のオルフェーヴル(69票)に140票差をつけると、最優秀短距離馬でも満票(280票)を獲得。最優秀短距離馬との同時受賞は98年のタイキシャトル以来の快挙です。昨年は6戦出走して5勝を挙げ、うちGⅠ競走で4勝をマーク。春は高松宮記念とマイルの安田記念を勝ち、秋はスプリンターズステークスと香港スプリントを共に2連覇。特に現役最後のレースとなった香港スプリントでは、5馬身差の圧勝劇で世界に度肝を抜かせました。通算成績19戦13勝の名スプリンターは、今月13日に京都競馬場で引退式を行います。

最優秀2歳牡馬=アジアエクスプレス(美浦・手塚貴久厩舎)
ダートでぶっちぎりの強さで2連勝を飾った後、3戦目の朝日杯フューチュリティステークスでは、初芝ながら鋭い末脚で差し切り勝ち。デビュー3連勝で2歳王者に輝きました。

最優秀2歳牝馬=レッドリヴェール(栗東・須貝尚介厩舎)
2戦目の札幌2歳ステークスでは、道悪を苦にせず牡馬を一蹴。阪神ジュベナイルフィリーズでは、ハープスターとの競り合いを制しました。

最優秀3歳牡馬=キズナ(栗東・佐々木晶三厩舎)
毎日杯と京都新聞杯を2連勝すると、日本ダービーではゴール前でエピファネイアを捕らえて優勝。秋にはフランス遠征を行い、ニエル賞で英国ダービー馬・ルーラーオブザワールドに勝利。次の凱旋門賞では4着と健闘。6戦4勝の成績が評価され、242票を獲得しました。

最優秀3歳牝馬=メイショウマンボ(栗東・飯田明弘厩舎)
牝馬3冠の第2戦・オークスを勝つと、秋華賞で2冠制覇。さらに古馬と初めて対戦したエリザベス女王杯も勝ってGⅠ3勝目。記者投票でも満票を獲得しました。今年は産経大阪杯から始動し、ダービー馬・キズナと直接対決。一部報道では「凱旋門賞挑戦」の噂がありますが、実現できるのでしょうか?


最優秀4歳以上牡馬=オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎)
凱旋門賞ではトレヴの前に2着に敗れましたが、ラストランの有馬記念では8馬身差の大勝で有終の美を飾りました。ありまでのパフォーマンスが記者陣の心を動かし、176票を獲得。カナロアを抑え、「最優秀4歳以上牡馬」を2年連続で受賞。

最優秀4歳以上牝馬=ジェンティルドンナ(栗東・石坂正厩舎)
2012年の年度代表馬・ジェンティルは、ドバイシーマクラシックで2着、宝塚記念で3着、秋の天皇賞で2着と3連敗。しかし、背水の陣で臨んだジャパンカップで優勝し、JC史上初の2連覇を達成。

最優秀ダートホース=ベルシャザール(栗東・松田国英厩舎)
ダート交流GⅠ4勝を挙げたホッコータルマエとジャパンカップダートを勝ったベルジャザールの一騎討ちとなった「最優秀ダートホース」争いは、154票を獲得したベルジャが最優秀ダートホースの座につきました。タルマエは地方で強かったけど、JCDで3着だったのが痛かった…。

最優秀障害馬=アポロマーベリック(美浦・堀井雅広厩舎)
障害部門は中山大障害を勝ったアポロマーべリックが受賞。今年3月に障害路線に転向し、6月の東京ジャンプステークスで重賞初制覇。7戦目の中山大障害では、2着に8馬身差の圧勝でJ・GⅠ制覇。


特別賞=武豊騎手(栗東・フリー)
今年11月のマイルチャンピオンシップで前人未踏のGⅠ100勝を達成した武豊騎手が「JRA賞特別賞」を受賞。ユタカ騎手は通算3000勝を挙げた2007年にも特別賞を受賞しており、今回で2回目です。昨年は1月に通算3500勝を達成すると、2月には京都記念を勝って27年連続重賞制覇、5月には5度目の日本ダービー制覇を成し遂げました。ここ数年は落馬事故の影響で不振に喘いでいましたが、ダービーを機に完全復活。弟の幸四郎さんもメイショウマンボとのコンビでGⅠ3勝。今年もまた武兄弟が競馬界を賑わせてくれそうです。



騎手部門
・最多勝利騎手 福永祐一(栗東)  131勝
・最高勝率騎手 川田将雅(栗東)  .166
・最多賞金獲得騎手 福永祐一(栗東)  26億1927万4000円
・MVJ(新設) 福永祐一(栗東)  50ポイント
・最多勝利障害騎手 高田潤(栗東) 14勝
・最多勝利新人騎手 該当者なし

調教師部門
・最多勝利調教師 角居勝彦(栗東) 56勝
・最高勝率調教師 藤原英昭(栗東) .193(延べ100頭以上出走)
・最多賞金獲得調教師 角居勝彦(栗東) 17億7326万7000円
・優秀技術調教師 角居勝彦(栗東)


調教師&騎手部門では、福永騎手が全国リーディング&最多賞金獲得の2冠に輝き、今年新設された「MVJ」を獲得。MVJとは、中央・地方・海外の指定レースを合わせた成績を「勝利度数」「勝率」「獲得賞金」「年間騎乗回数」の項目ごとに順位付けし、その総合得点により選ばれます。福永騎手は勝利度数で15点、勝率で14点、賞金で14点、騎乗回数で7点、合計50点を獲得。
調教師部門では、角居調教師が3冠制覇。エピファネイアが菊花賞馬になったり、デニムアンドルビーがジャパンカップで2着になったりと角居厩舎所属馬が活躍。この春はデニムがドバイ遠征を行い、エピファは春の天皇賞に向かうと思われます。




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2014年中央競馬開幕!今年最初の重賞ウィナーはオーシャンブルー&エキストラエンド!

2014年01月06日 | 競馬

競馬ファンの皆さん、明けましておめでとうございます!2014年の中央競馬が5日に開幕し、この日は新春競馬恒例の東西金杯が行われました。今年の競馬界を占うレースを勝ったのは果たして?



中山競馬場のメイン・第63回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、一昨年の有馬記念で2着に入った③オーシャンブルー、ステイヤーズステークスで2着だった⑦ユニバーサルバンク、3年前の勝ち馬⑮コスモファントム、⑯ケイアイチョウサンと⑩サムソンズプライドの「明け4歳勢」、⑧ディサイファ、⑤サクラアルディート、④カルドブレッサなどが参戦しました。
正面スタンド前でのスタートは、16頭目立った出遅れなし。先行争いでサムソンズプライドと⑥ドリームヒーローが飛び出し、⑫コスモラピュタが3番手につけ、コスモファントム5番手、ユニバーサルバンク、ディサイファ、オーシャン、アルディートは中団グループ、ケイアイチョウサンは後方でゴール板を通過。
1コーナーを回り、ドリームヒーローが果敢に飛ばし、後続に大差をつけて逃げる。サムプラが単独2番手追走、その後ろの3番手にラピュタ、4番手⑬メイショウサミット、内側の5番手にファントム、6番手に②ミッキーパンプキン。中団の7番手集団には、①イケドラゴン、ユニバン、オーシャン・ディサイファ・カルドブレッサの3頭は9~11番手の位置で並走。後方は12番手に⑨セイクリッドバレーとチョウサン、サクラアルディートが14番手、15番手に⑭レインスティック、⑪マックスドリームがしんがり追走。
先頭で逃げるドリヒロは前半1000mを59.4秒で通過、3コーナーのところでユニバーサルバンクとディサイファの4枠2頭、さらにマックスドリームが進出開始。4コーナーを回る所で、ドリームヒーローと2番手集団の差が徐々に無くなり、最後の直線でファントムが先頭に立ち、サムソンズプライドも追い上げ、オーシャンブルーが内に入り、マックスドリームとディサイファが大外から猛追。残り200m~100mの所で内を突いたオーシャンブルーが一気に抜け出し、カルドブレッサが大外から一気に襲いかかるが、オーシャンブルーが先頭でゴールイン!2012年の有馬2着馬が、中山金杯で見事に復活です!

2014年の最初の重賞競走・中山金杯は、最後の直線で最内を突いたオーシャンブルーが、ラストの上り坂で一気に抜け出し、カルドブレッサの猛追を抑えて優勝しました。トップハンデの57.5Kgをモノともせず、一昨年12月の金鯱賞以来、約1年1か月ぶりの勝利で、重賞2勝目。鞍上のフランシス・ベリー騎手は、昨年1月21日の京成杯以来の重賞制覇で、通算3勝目となりました。カルドブレッサはあと一歩届かず2着、1番人気だったディサイファは3着、3番人気のケイアイチョウサンが5着、2番人気・ユニバーサルバンクは11着でした。
オーシャンブルーは一昨年の金鯱賞で重賞初制覇、その次の有馬記念で2着と健闘し、「来年はもっと活躍するだろう」と思われました。しかし、2013年は日経賞で9着、オールカマーで7着、秋の天皇賞で13着、連覇を狙った金鯱賞で10着に敗れ、不振に苦しんだ1年でした。年が明け、この中山金杯でベリー騎手の「VERY GOOD!]な好騎乗により1着。ようやく長いトンネルから抜け出す事ができました。昨年は試練の1年でしたが、今年は飛躍の年となるでしょうか。



京都メイン・第52回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m)は、2014年のマイル戦線での活躍を狙う16頭が出走。2年前の覇者で昨年は七夕賞を勝った⑧マイネルラクリマ、阪神カップ2着の⑩ガルボ、ブエナビスタの姉⑤トーセンレーヴといった実績馬に加え、⑨メイケイペガスター、⑭プリムラブルガリス、⑦シャイニープリンス、⑮ネオウィズダム、⑥オースミナイン、⑯サンライズメジャーといった新興勢力が参戦。
スタートで②エキストラエンドが後手を踏んだ以外は、各馬綺麗に飛び出す。⑫テイエムオオタカが先手を奪うが、④タマモナイスプレイが馬なりで上がって先頭に立つ。シャイニープリンスが3番手、ガルボと⑬ブレイズアトレイルが4,5番手で並び、6番手集団は固まっていて、内には①ドリームバスケット、トーセンレーヴ、マイネルラクリマ、⑪ミヤジタイガ、ネオウィズダム、プリムラブルガリス、メイケイペガスターが横一線。その後ろにはエキストラ、オースミナイン、サンライズメジャーがいて、③スマートギアがポツンと最後方。
外回り3コーナーに差し掛かり、残り600mでプルガリスが好位まで上がり、ブレイズが3番手まで浮上。ペガスターも外に持ち出している。オースミナインは馬群の中、ラクリマは後方まで下げ末脚勝負にかける。4コーナーから最後の直線へと差し掛かり、先頭争いはシャイニー、オオタカ、ブレイズアトレイルの3頭が競り合うと、外からガルボ、間からエキストラエンド、オースミナインも連れて上がって来た。更にドリバスがインを突きにかかる。ラスト100mでエキストラが先頭に立ち、オースミナインが2番手で抜け出すも、エキストラエンドが先頭でゴールイン!スタートでちょっと出遅れながらも、最後は鮮やかに差し切って快勝です!

マイル重賞の京都金杯は、直線の激しい叩き合いから、単勝6番人気だったエキストラエンドが馬群を割って抜け出すと、ゴール残り50mあたりで突き放し、最後は2着に1馬身半差をつけての勝利。6度目の重賞挑戦でうれしい初制覇となりました。2着には1番人気のオースミナインが入り、ディープインパクト産駒の1,2決着となりました。3番人気のマイネルラクリマは11着、2番人気・メイケイペガスターはブービーの15着、9か月以上の休養から戻って来たトーセンレーヴは8着でした。
エキストラエンドは父・ディープインパクト、母・カーリング、現役時代に重賞を4勝したローエングリンを兄に持っています。この馬に騎乗したクリストフ・ルメール騎手は、昨年に続き、京都金杯を連覇。同レースの連覇は史上4人目となります。エキストラはこれまで1800~2400mのレースを使い続け、5月の「シンボリルドルフカップ」とジューンステークスで連勝した後、毎日王冠で9着。この日は前走から3か月の休み明けで臨みましたが、距離短縮が功を奏しました。マイル初挑戦でいきなり重賞制覇したんで、この上半期の目標は「安田記念」で決まりか?エキストラエンドの更なる出世に期待したい。


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第90回箱根駅伝  東洋大学、復路新記録の圧勝で2年ぶりの総合優勝!

2014年01月04日 | Sports

第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2日目の3日に芦ノ湖~東京大手町・読売新聞新社屋前までの復路(109.9Km)が行われました。初日の往路では、東洋大学が設楽ツインズ(兄・啓太&弟・悠太)の活躍で往路優勝。勝てば学生駅伝3冠制覇となる駒澤大学は、59秒差の2位で復路を迎えます。そして10位以内に与えられるシード権争いは、最後まで大混戦となりました。



山下り区間の6区、往路首位の東洋大・日下佳祐が芦ノ湖を出発。その59秒後、2位・駒大の西澤佳洋がスタートしたが、いきなり躓いて転倒。しかし、すぐさま立て直して追撃開始。その後、早稲田、日本体育大、青山学院、拓殖、明治、大東文化、東海が出発し、9分59秒に10位の日本大学が出発した直後に10分が経過し、11位・法政大学以降のチームが一斉にスタート。
先頭の東洋・日下は、小涌園前(9.1Km)を26分45秒で通過。駒澤・西澤はトップから55秒差と少し差を詰める。しかし、大平台で両者の差が1分3秒、函嶺洞門(17.1Km)で1分15秒と差が徐々に拡がる。後方では、7位でスタートした明治・廣大貴が、2キロ過ぎに拓大を抜くと、3.6キロ過ぎに青学をかわして5位まで順位を上げる。
中盤以降駒大を突き放した東洋・日下は、終始安定した走りを続け、小田原中継所で7区・服部弾馬にタスキを渡す。駒大・西澤はスタートでの転倒が影響したのか、1分17秒遅れの2位通過。その後、早大、日体大、明大が5位でリレー。シード権争いでは、9番手で通過した東海が総合8位、法政がシード圏内の10位に浮上し、13番手通過の法政が総合11位に後退。8位・東海から11位・日大までは44秒差。

7区、東洋・服部弾馬が快走を続け、平塚中継所で駒大に1分54秒差をつけた。16番目でタスキを受けた帝京大・蛯名聡勝が、二宮(11.8 km)で8人抜きを達成すると、大磯で7番手まで順位を押し上げ、中継所を7番目でたすきリレー。総合12位と順位は変わらないが、10位・法政に24秒差まで詰めた。一方、6区で11位だった日大は7区で9位に上がり、逆に大東大は11位と圏外まで落ちてしまった。9位・日大から12位・帝京までの差は53秒差とまだわからない。

8区、9.2キロ付近でアクシデントが発生。10番手集団の中で走行していた総合8位の拓大・宇田朋史が転倒。集団から後退すると、スピードが上がらず、大東大、日大、法政がいる集団にも抜かれてしまう。順位も8位からシード権ギリギリの10位まで落ちた。7区で11位だった大東大は、吉川修平が区間4位の力走で7位までアップ。8区終了時点で首位・東洋と2位・駒大の差は3分40秒、7位・大東大から12位・帝京までは1分10秒差。東洋大が戸塚中継所を通過してから20分後、国士舘大学と上武大学が繰り上げスタート。

後半のエース区間の9区、逆転が絶望的となった駒大は、エース・窪田忍を投入。権太坂では、東洋・上村和生を上回る22分33秒で通過。横浜駅前で3分17秒差まで詰める。窪田の猛追を尻目に、東洋大の上村は鶴見中継所でアンカー・大津顕杜にタスキをつないだ。2位の窪田は28秒詰めただけ。さすがのエースもこれが精いっぱいだった。後方では、4位・日体大の矢野圭吾が早稲田を抜いて3位浮上。
シード争いでは、戸塚で7番目でタスキを受けた帝京大・熊崎健人が粘りの走りを見せ、チームも10位になり、シード権まで押し上げた。逆に総合7位の大東大は、大隅裕介が苦戦し、再び11位後退。8区で8位だった東海大は、山下英俊が区間19位に沈み、総合順位も12位まで転落。鶴見では東海、国学院、城西大、専修大、神奈川大、国士舘、上武大の7チームが繰り上げスタート。東海大のシード獲得は厳しくなった。


最終10区。総合優勝へ王手をかけた東洋大学の大津は、5キロを14分43秒、10キロを29分33秒で進み、区間賞ペースでゴールの大手町へひた走る。後方では、日体大VS早稲田の3位争いで、日体大・甲斐翔太が、早大・中村信一郎を引き離す。気になるシード権争いでは、9区時点で9位だった法政大学が、新八ツ山橋のところで10位に下がると、御成門で大東大と法政の順位が入れ替わり、大東大がシード圏内の10位に躍り出た。
いよいよゴールの大手町。東洋大・大津が銀座大通りでラストスパートに入り、最後は全力疾走でゴールテープを切った!東洋大学2年ぶり4度目の総合優勝!復路では5時間25分38秒の「復路新記録」を打ち立てました。トップがゴールしてから約4分半後、駒澤大学が総合2位でゴール。その後、前回王者・日体大は総合3位、その後に早稲田が4位でゴールイン。帝京大は7番目でゴールし、総合でも8位。12番目フィニッシュの拓殖大は総合9位。そして、大東文化大学が15番目でゴールし、総合10位となってシード権最後の1枚を獲得。17番目の法政大学は、残念ながら総合11位でした。



総合成績
1位 東洋大学     10:52:51
2位 駒澤大学     10:57:25
3位 日本体育大学  11:03:51
4位 早稲田大学    11:04:17
5位 青山学院大学  11:08:53
6位 明治大学     11:10:09
7位 日本大学      11:12:52
8位 帝京大学      11:13:03
9位 拓殖大学      11:13:06
10位 大東文化大学  11:14:43
(以上10チームが来年のシード権獲得)
11位 法政大学     11:15:33
12位 中央学院大学  11:15:40
13位 東海大学     11:17:52
14位 東京農業大学  11:18:02
15位 中央大学     11:18:43
16位 順天堂大学   11:19:03
17位 国学院大学   11:20:44
18位 神奈川大学   11:23:47
19位 城西大学     11:25:42
20位 上武大学     11:25:56
21位 専修大学     11:28:39
22位 国士舘大学   11:38:35
23位 山梨学院大学  記録なし

区間賞
6区:廣瀬大貴(明治大) 58分16秒
7区:服部弾馬(東洋大) 1時間3分27秒
8区:高久龍(東洋大) 1時間4分35秒
9区:矢野圭吾(日本体育大) 1時間8分29秒
10区:大津顕杜(東洋大) 1時間9分8秒


第90回の記念大会だった今年の箱根駅伝は、東洋大学が往路優勝の勢いそのままに、後半の復路で一度もトップの座を明け渡さず、2位に4分34秒差をつけての圧勝劇で2年ぶり4度目の総合優勝を果たしました。優勝タイムの10時間52分51秒は、歴代2番目の記録となりました。3冠を狙った駒澤大学は2位、前回優勝校・日本体育大学は3位に終わりました。
最後まで順位が変動したシード権争いは、日本大学が7位、往路11位だった帝京大学が8位、拓殖大学が9位、大東文化大学が10位に入り、来年大会のシード権を獲得。日大と大東大は共に5大会ぶり、拓大は2大会ぶりのシード入り。11位の法政大学は50秒差、12位の中央学院は57秒差で涙を飲み、往路9位だった東海大学は13位に沈みました。

「東洋VS駒大」の2強対決は、終わってみれば東洋大の完勝に終わりました。3区で設楽ツインズの弟・悠太選手が区間賞を獲得すると、5区では兄の啓太選手も区間賞の走りで往路優勝を決めました。復路では、駒大をぐんぐん引き離し、1年生ながら7区を任された服部選手、8区・高久選手、10区・大津選手が区間賞。大津選手は区間記録にあと8秒と迫る好タイムを残し、今大会のMVP(金栗四三杯)に選ばれました。設楽兄弟のどちらかが選出されるかと思いましたが、これは意外でしたね~。7区区間賞で最高の箱根デビューを飾った服部弾馬選手は、華の2区を走った服部勇馬選手の実弟。「設楽ツインズ」が卒業した後は、「服部兄弟」がチームを牽引することでしょう。
2年前の大会で優勝した後、大学3大駅伝で5大会連続2位と惜敗続きでしたが、6度目の正直で2位返上&箱根王座奪還を果たす事が出来ました。箱根ではここ5年間で3度も優勝しているので、東洋大の黄金時代はまだまだ続きそうです。



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第90回箱根駅伝 東洋大学が2年ぶりの往路優勝!

2014年01月03日 | Sports

学生3大駅伝の最終戦・第90回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)は、2日に往路が行われました。90回目の記念大会となる今年は、前回のシード校10校+予選会から勝ち上がった13校の合わせて23チームが出場。出雲駅伝と全日本大学駅伝の2冠を制した駒澤大学は、この大会で優勝すれば3冠達成。前回の優勝校・日本体育大学は連覇、2年前の王者・東洋大学は王座奪還を狙います。初日の往路では、繰り上げスタート、途中棄権、シード校の苦戦と波乱の展開となりました。



午前8時、東京・大手町の読売新聞本社前を23校の選手が一斉にスタート。1区は早稲田大学・大迫傑がスタートから先頭集団を引っ張り、最初の5キロを14分10秒で通過。このハイペースにより、ランナーたちが次々と先頭集団から脱落し、13キロ時点で7人、16.5Kmのところで5人まで絞られる。そして18キロ過ぎ、東洋大・田口雅也がスパートを仕掛けると、早大・大迫が遅れ出す。しかし19.5キロのところで駒澤・中村匠吾、日体大・山中秀仁が抜け出し、東洋・田口は後退。中村と山中の競り合いは終盤まで続き、残り400mで山中がラストスパートをかけ、鶴見中継所をトップでたすきを繋ぎます。12秒差の2位に駒大、東洋大は3位、早大・大迫は5位。

各校のエースが集う2区、16位でタスキを受けた山梨学院のオムワンバが、横浜駅前を通過した所で5人を抜いて11位まで順位を上げる。ところが、9キロ過ぎに突然ブレーキを起こし、右足を引きずりながら走りつづけるも、9.6キロのところでストップし、歩道側に座り込んでしまう。オムワンバはこのまま競技を続けられず、山梨学院大学は無念の途中棄権。拓殖大・モゼは鶴見で17位でタスキを受けると、ここから怒涛のごぼう抜きショー。6キロ過ぎに5人を抜くと、13キロ手前で10人抜き達成。
一方、上位争いは、駒大・村山謙太が4キロ過ぎに日体大・本田匠を捕らえると、6キロ過ぎに単独首位に浮上。その後も快調なペースでひた走る。12キロを過ぎて、東洋・日体大・明治・早稲田の4チームが2位集団を形成し、14キロ手前で本田がズルズルと後退。2位争いを尻目に独走態勢を築いている村山だが、15キロを過ぎた所でペースダウン。2位との差がみるみる縮まるも、何とか逃げ切って戸塚をトップでたすきを渡す。東洋・服部勇馬がトップから26秒差の2位、早稲田が3位と続く。鶴見をトップでタスキを受けた本田は6位と順位を落とし、拓殖・モゼは17位から7位まで押し上げた。そして首位・駒澤が通過してから10分後、22位・国士舘大と途中棄権の山梨学院が繰り上げスタート…。

湘南海岸を駆け抜ける3区、2位の東洋・設楽悠太が、駒大・油布郁人を猛追。8.7キロ時点で5秒差まで縮まると、9.4キロで油布を抜いてトップに躍り出ると、一気に突き放して茅ヶ崎(14.5 km地点)で24秒差、湘南大橋(18.2 km)で45秒差まで拡げた。設楽悠太は最後まで快走を続け、小田原中継所をトップで通過。駒大は55秒差の2位。日体大は7位まで後退。

10区間中最短区間の4区、先頭の東洋大は今井憲久が、設楽悠の好走に応えるかのようにトップを守り続ける。2位の駒大は、中谷圭佑が東洋との差を必死に詰める。3位争いでは、早大・平和真と明治・木村慎の並走が続いたが、14キロのところで平が引き離して単独3位。
往路アンカーを待つ平塚中継所、東洋大学がトップでやって来て、今井から設楽啓太へタスキリレー。それから21秒後、駒澤大学が2位で通過。3位・早稲田、4位・明治、5位・青山学院、6位・拓殖と続き、7位の日体大・服部翔大がトップから6分31秒遅れでスタート。

山登り区間の5区、東洋の設楽啓はゆったりとしたペースで進み、5キロを15分1秒で通過。対する駒大・馬場翔大の5キロ通過タイムは15分10秒。大平台(9.5km)と小涌園前(14.3Km)で両校の差は26秒差だったが、芦之湯(18.3km)で40秒差まで拡がった。一方、7位でタスキを受けた日体大・服部翔大は、5キロで拓殖を抜くと、12.5キロで青学大を抜いて5位浮上。さらに20キロ手前で明治をかわして4位まで順位を上げた。
先頭を行く東洋・設楽啓太は、最後までトップを守り抜き、芦ノ湖をトップでゴールイン!東洋大学が2年ぶり5回目の往路優勝!東洋がゴールしてから59秒後、駒大・馬場が2位でフィニッシュ。5分9秒差の3位に早稲田が入り、日体大・服部は4位でゴールしました。




往路順位
1位:東洋大学      5時間27分13秒
2位:駒沢大学      5時間28分12秒
3位:早稲田大学    5時間32分22秒
4位:日本体育大学   5時間33分45秒
5位:青山学院大学   5時間35分04秒  
6位:拓殖大学      5時間35分52秒
7位:明治大学      5時間36分01秒
8位:大東文化大学   5時間36分31秒
9位:東海大学      5時間37分00秒
10位:日本大学      5時間37分12秒
(ここまでがシード権内)
11位:法政大学      5時間37分46秒
12位:帝京大学      5時間39分23秒
13位:中央学院大学   5時間40分18秒
14位:東京農業大学   5時間41分39秒
15位:神奈川大学    5時間41分56秒
16位:上武大学      5時間41分59秒
17位:中央大学      5時間42分27秒
18位:国学院大学    5時間42分36秒
19位:順天堂大学    5時間43分30秒
20位:城西大学      5時間44分27秒
21位:専修大学      5時間47分57秒
22位:国士舘大学    5時間55分47秒
棄権:山梨学院大学   記録なし

区間賞
1区:山中秀仁(日本体育大) 1時間01分24秒
2区:高田康暉(早稲田大)   1時間08分18秒
3区:設楽悠太(東洋大)     1時間02分13秒
4区:中谷圭佑(駒澤大)        54分41秒
5区:設楽啓太(東洋大)    1時間19分16秒


穏やかな天気の下で行われた往路は、東洋大学が設楽ツインズが共に区間賞を獲得する活躍を見せ、2年ぶり5度目の往路優勝を果たしました。駒澤大学はトップから59秒差の2位で復路に臨みます。タイム差を考えれば逆転優勝の可能性は十分にあります。前回王者の日体大は4位。1区ではトップで通過したものの、2区と3区が誤算。それでも5区の服部翔大選手が7位から4位まで上げ、主将の意地を見せつけました。拓殖大は予選会組では最上位の6位と健闘。2区のモゼ選手が10人抜きの力走で7位まで押し上げると、3区で6位まで浮上しました。
シード権争いでは、日本大学が10位に入り、法政が圏外の11位。両校の差は34秒差。12位の帝京、13位の中央学院にもまだ可能性は残されています。なお、山梨学院大学は2区でオムワンバ選手の負傷により途中棄権。3区以降はオープン参加扱いとなり、記録も残らず。オムワンバ選手はレース後に病院で検査を受け、右足腓骨の疲労骨折と診断されました。外国人選手の途中棄権は長い歴史の中で初めてだと思います。軽快な走りを見せていただけに、突然のアクシデントでレースを止めてしまったのは悔やまれる…。駅伝は何が起こるか本当にわからない…。
3日の復路は、午前8時に首位・東洋大学からタイム差順に芦ノ湖をスタートし、10分後に11位の法政大学以下のチームが一斉にスタートします。総合優勝争いに注目が集まるけど、熾烈なシード権争いも見逃せません。復路では全選手が無事に完走できる事を願います。




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最後の元日国立決戦!横浜Fマリノスが21年ぶりの天皇杯優勝!

2014年01月02日 | soccer

元日恒例のスポーツイベント・第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が、東京・国立競技場で行われました。今年の夏から国立競技場が改修工事を開始するため、現在の国立では最後となる今大会の決勝戦は、J1王者・サンフレッチェ広島と、リーグ2位の横浜Fマリノスが対戦。広島が勝てば2冠制覇、横浜FMは9年ぶりのタイトル&21年ぶりの天皇杯制覇がかかっていました。



前半ははマリノスが立ち上がりから主導権を握り、前半7分に中村俊輔が右足でミドルシュートを放ちますが、枠を大きく外す。9分には小林祐三が右サイドからドリブルで仕掛け、齊藤学とのワンツーから抜け出してペナルティエリア内に進入するも、広島DFに阻まれる。膠着状態が続く中で迎えた前半16分、小林がドリブルで広島DF陣をかわすと、端戸仁のポストプレー→兵藤慎剛がスルー?→中央にいた齊藤が右足シュートをゴール左隅に決め、マリノスが1点を先制します!
先制された広島は19分に反撃のチャンスを得ます。中盤のロングパスを受けた石原直樹が、右サイドから右足シュートを狙いましたが、横浜GK・榎本達也のセーブに阻まれた後、ポスト直撃。続くCKはチャンスに至らず。22分、マリノスが左CKを獲得し、俊輔のセンタリング→中町公祐が頭で上手く合わせるが、広島GK・西川周作が防ぐ。しかし、こぼれ球を中澤佑二が頭で押し込んでゴール!俊輔のセットプレーから追加点が生まれ、2-0とマリノスが突き放します。
2点も取られ、前半のうちに1点を返したい広島は、25分に右サイドで高萩洋二郎の縦パス→ミキッチがクロスを上げ、佐藤寿人が飛び込んだが、ボールには届かず。30分には青山敏弘がミドルを狙うも相手DFに直撃。32分にはミキッチのシュートはGKに防がれ、佐藤寿人がこぼれ球を拾うも上手く押しこめず。マリノスは40分、中盤でボールを奪うと、中町のスルーパス→PA内まで上がっていた兵藤の左足シュートは右に逸れる。前半アディショナルタイムには俊輔→小林の柔らかいクロス→齊藤のヘディングシュートはゴール左。前半はマリノス2点リードで折り返し。

後半に入り、広島はファン・ソッコに代えて清水航平を投入。後半開始早々、広島はCKの流れから、左サイドにいた高萩がニアサイドへグラウンダーのクロスを入れ、DF千葉和彦がゴール前に詰めるも届かず。後半6分、高萩の浮き球のパス→佐藤のポストで落とし、石原が流し込もうとしたが、シュートはわずかにゴール左に外れる。後半12分、マリノスは端戸のパスを受けた富澤清太郎がフリーの位置からミドルを打ったが、広島GK西川に防がれて3点目ならず。続く右CKを俊輔がゴールへ直接狙ったが、GK西川が間一髪でセーブ。
後半18分、広島はカウンターを仕掛け、高萩がドリブル突破してから石原へパスを出し、石原のシュートは横浜DFがブロック。こぼれ球を高萩がヒールパス→寿人にボールが渡るもシュート打てない。マリノスの鉄壁の前になかなか1点を返せない。26分にはミキッチが右サイドからシュートを狙うもダメ。
試合時間残り10分となった後半35分、マリノスは齊藤がミキッチからボールを奪うと、左サイドをドリブルで上がってから左足シュートを放つも、GKに抑えられる。直後に広島は速攻からミキッチが左足ミドルを放ったが、横浜GK・榎本の正面。ゴール前で石原がコースを変えようと足を伸ばしていたが、うまく触れなかった。後半44分、途中出場の野津田岳人のシュートも枠外。後半アディショナルタイム、広島はCKで決定的なチャンスが生まれるも、ゴールラインぎりぎりでマリノスDFが間一髪クリア。試合ははそのまま2-0で終了。横浜Fマリノスが前半に挙げた2点を守り切り、天皇杯優勝を手にしました。



2013年のJ1で優勝を争ったチーム同士の対決となった今年の天皇杯決勝戦は、横浜Fマリノスが2-0でサンフレッチェ広島を破り、前身の日産自動車時代を含め21年ぶり7度目の優勝を飾りました。Jリーグが発足してからは初の天皇杯制覇、チームも2004年のJ1優勝以来9季ぶりのタイトル獲得です。前半は齊藤選手と中澤選手のゴールで2点を奪い、後半は広島の反撃を凌ぎました。ただ、J1王者を倒して優勝したのに、キャプテンの中村俊輔選手は「うれしかったけど、リーグ戦のが良かった」、栗原勇蔵選手も「心の底から喜べなかった」と複雑な表情を浮かべました。リーグ戦では優勝目前と言われながらも、残り2節でまさかの2連敗を喫してしまい、広島に優勝を攫われたからなあ。天皇杯よりリーグ優勝の方がよっぽど価値があるのでしょうか?
一方、2冠を逃した広島は、エースの佐藤寿人選手がシュート1本に抑えされ、攻撃陣が再三にわたりマリノスゴールに襲いかかるも、マリノスの堅い守備の前に反撃の1点が遠かった…。今季はマリノス相手にリーグ戦で2戦2敗、今回の天皇杯でも勝てず、公式戦で3連敗。森保一監督が就任してからはマリノスに一度も勝っておりません(4敗1分け)。天皇杯の決勝戦では、前身の東洋工業時代から8連敗、しかも「サンフレッチェ広島」に代わってからは5戦連続で無得点負け…。これは「呪い」としかいえない。
というわけで、今大会の天皇杯の結果を受け、J1で4位だったセレッソ大阪が、2014年のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得。マリノスと広島が決勝に進出した時点で決まっちゃいました。そして、2月22日に行われる『FUJI XEROX SUPER CUP 2014』は、天皇杯と同様「広島VS横浜FM」の組み合わせに決定。広島はゼロックス杯で天敵を倒す事ができるのか?





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