日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

最後の元日国立決戦!横浜Fマリノスが21年ぶりの天皇杯優勝!

2014年01月02日 | soccer

元日恒例のスポーツイベント・第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が、東京・国立競技場で行われました。今年の夏から国立競技場が改修工事を開始するため、現在の国立では最後となる今大会の決勝戦は、J1王者・サンフレッチェ広島と、リーグ2位の横浜Fマリノスが対戦。広島が勝てば2冠制覇、横浜FMは9年ぶりのタイトル&21年ぶりの天皇杯制覇がかかっていました。



前半ははマリノスが立ち上がりから主導権を握り、前半7分に中村俊輔が右足でミドルシュートを放ちますが、枠を大きく外す。9分には小林祐三が右サイドからドリブルで仕掛け、齊藤学とのワンツーから抜け出してペナルティエリア内に進入するも、広島DFに阻まれる。膠着状態が続く中で迎えた前半16分、小林がドリブルで広島DF陣をかわすと、端戸仁のポストプレー→兵藤慎剛がスルー?→中央にいた齊藤が右足シュートをゴール左隅に決め、マリノスが1点を先制します!
先制された広島は19分に反撃のチャンスを得ます。中盤のロングパスを受けた石原直樹が、右サイドから右足シュートを狙いましたが、横浜GK・榎本達也のセーブに阻まれた後、ポスト直撃。続くCKはチャンスに至らず。22分、マリノスが左CKを獲得し、俊輔のセンタリング→中町公祐が頭で上手く合わせるが、広島GK・西川周作が防ぐ。しかし、こぼれ球を中澤佑二が頭で押し込んでゴール!俊輔のセットプレーから追加点が生まれ、2-0とマリノスが突き放します。
2点も取られ、前半のうちに1点を返したい広島は、25分に右サイドで高萩洋二郎の縦パス→ミキッチがクロスを上げ、佐藤寿人が飛び込んだが、ボールには届かず。30分には青山敏弘がミドルを狙うも相手DFに直撃。32分にはミキッチのシュートはGKに防がれ、佐藤寿人がこぼれ球を拾うも上手く押しこめず。マリノスは40分、中盤でボールを奪うと、中町のスルーパス→PA内まで上がっていた兵藤の左足シュートは右に逸れる。前半アディショナルタイムには俊輔→小林の柔らかいクロス→齊藤のヘディングシュートはゴール左。前半はマリノス2点リードで折り返し。

後半に入り、広島はファン・ソッコに代えて清水航平を投入。後半開始早々、広島はCKの流れから、左サイドにいた高萩がニアサイドへグラウンダーのクロスを入れ、DF千葉和彦がゴール前に詰めるも届かず。後半6分、高萩の浮き球のパス→佐藤のポストで落とし、石原が流し込もうとしたが、シュートはわずかにゴール左に外れる。後半12分、マリノスは端戸のパスを受けた富澤清太郎がフリーの位置からミドルを打ったが、広島GK西川に防がれて3点目ならず。続く右CKを俊輔がゴールへ直接狙ったが、GK西川が間一髪でセーブ。
後半18分、広島はカウンターを仕掛け、高萩がドリブル突破してから石原へパスを出し、石原のシュートは横浜DFがブロック。こぼれ球を高萩がヒールパス→寿人にボールが渡るもシュート打てない。マリノスの鉄壁の前になかなか1点を返せない。26分にはミキッチが右サイドからシュートを狙うもダメ。
試合時間残り10分となった後半35分、マリノスは齊藤がミキッチからボールを奪うと、左サイドをドリブルで上がってから左足シュートを放つも、GKに抑えられる。直後に広島は速攻からミキッチが左足ミドルを放ったが、横浜GK・榎本の正面。ゴール前で石原がコースを変えようと足を伸ばしていたが、うまく触れなかった。後半44分、途中出場の野津田岳人のシュートも枠外。後半アディショナルタイム、広島はCKで決定的なチャンスが生まれるも、ゴールラインぎりぎりでマリノスDFが間一髪クリア。試合ははそのまま2-0で終了。横浜Fマリノスが前半に挙げた2点を守り切り、天皇杯優勝を手にしました。



2013年のJ1で優勝を争ったチーム同士の対決となった今年の天皇杯決勝戦は、横浜Fマリノスが2-0でサンフレッチェ広島を破り、前身の日産自動車時代を含め21年ぶり7度目の優勝を飾りました。Jリーグが発足してからは初の天皇杯制覇、チームも2004年のJ1優勝以来9季ぶりのタイトル獲得です。前半は齊藤選手と中澤選手のゴールで2点を奪い、後半は広島の反撃を凌ぎました。ただ、J1王者を倒して優勝したのに、キャプテンの中村俊輔選手は「うれしかったけど、リーグ戦のが良かった」、栗原勇蔵選手も「心の底から喜べなかった」と複雑な表情を浮かべました。リーグ戦では優勝目前と言われながらも、残り2節でまさかの2連敗を喫してしまい、広島に優勝を攫われたからなあ。天皇杯よりリーグ優勝の方がよっぽど価値があるのでしょうか?
一方、2冠を逃した広島は、エースの佐藤寿人選手がシュート1本に抑えされ、攻撃陣が再三にわたりマリノスゴールに襲いかかるも、マリノスの堅い守備の前に反撃の1点が遠かった…。今季はマリノス相手にリーグ戦で2戦2敗、今回の天皇杯でも勝てず、公式戦で3連敗。森保一監督が就任してからはマリノスに一度も勝っておりません(4敗1分け)。天皇杯の決勝戦では、前身の東洋工業時代から8連敗、しかも「サンフレッチェ広島」に代わってからは5戦連続で無得点負け…。これは「呪い」としかいえない。
というわけで、今大会の天皇杯の結果を受け、J1で4位だったセレッソ大阪が、2014年のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得。マリノスと広島が決勝に進出した時点で決まっちゃいました。そして、2月22日に行われる『FUJI XEROX SUPER CUP 2014』は、天皇杯と同様「広島VS横浜FM」の組み合わせに決定。広島はゼロックス杯で天敵を倒す事ができるのか?





にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする