今年3月21日から阪神甲子園球場で行われる第86回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が、24日に大阪市の毎日新聞大阪新聞本社で開かれました。昨年秋の地方大会を勝ち抜き、春の甲子園の切符を掴んだ学校はどこだったのか?
【北海道】
駒大苫小牧(9年ぶり3回目)
【東北】
八戸学院光星(青森、2年ぶり7回目)
東陵(宮城、初出場)
【関東・東京】
白鴎大足利(栃木、初出場)
佐野日大(栃木、7年ぶり4回目)
桐生第一(群馬、7年ぶり4回目)
山梨学院大付(山梨、20年ぶり2回目)
横浜(神奈川、2年ぶり15回目)
関東第一(東京、2年ぶり5回目)
【東海・北信越】
三重(三重、2年ぶり12回目)
豊川(愛知、初出場)
日本文理(新潟、3年ぶり5回目)
東海大三(長野、15年ぶり3回目)
【近畿】
龍谷大平安(京都、2年連続38回目)
智弁和歌山(和歌山、3年ぶり11回目)
履正社(大阪、4年連続6回目)
智弁学園(奈良、2年ぶり9回目)
報徳学園(兵庫、2年連続20回目)
福知山成美(京都、5年ぶり2回目)
【中国・四国】
岩国(山口、14年ぶり7回目)
新庄(広島、初出場)
今治西(愛媛、4年ぶり13回目)
池田(徳島、27年ぶり8回目)
明徳義塾(高知、3年ぶり15回目)
【九州】
沖縄尚学(沖縄、2年連続6回目)
美里工(沖縄、初出場)
神村学園(鹿児島、2年ぶり4回目)
鎮西(熊本、24年ぶり3回目)
創成館(長崎、2年連続2回目)
【21世紀枠】
都小山台(東京、初出場)
海南(和歌山、27年ぶり16回目)
大島(鹿児島、初出場)
今大会は初出場校が7校も選ばれ、21世紀枠で選出された都立小山台高校は、都立高としては初のセンバツ出場を果たしました。小山台高は、難関大学の進学率が高く、理系教育が盛んで、文武両道を掲げている学校でもあります。主な卒業生には、管直人元首相、キヤノンCEO・御手洗冨士夫氏、筑紫哲也氏(故人)、映画監督の山田洋次氏などの著名人を輩出しています。グラウンドを他のクラブと共有、わずか1時間半の練習時間など、環境面は決して恵まれませんが、昨年秋の東京都大会では、早稲田実業や日大豊山といった私立の強豪を次々と撃破してベスト8入り。その成績が評価され、甲子園の切符を掴みました。都立勢はこれまでに城東(2度出場)、雪谷、国立の3校が夏の大会に出場していますが、いずれも初戦敗退。小山台は都立高で初めての甲子園勝利なるでしょうか?
各地域別では、ヤンキース入りが決まった田中将大投手の母校・駒大苫小牧が9年ぶりの出場。関東勢は栃木から2校選出され、横浜高校は関東最後の1枠に入りました。東海・北信越ブロックは、豊川高校が春夏通じて初出場。豊川は女子駅伝部の強豪で、全国高校駅伝で4度優勝。福岡ソフトバンクホークスの森福允彦投手は豊川高のOBです。
関西勢は和歌山から2校選ばれ、21世紀枠の海南高校は、2008年に旧・海南と大成高校と統合した学校。「旧海南」時代は14度出場、旧大成高校も過去2度出ております。大阪の履正社は4年連続のセンバツです。中国・四国ブロックは、春夏通算3度の優勝を誇る池田高校が、1992年の夏以来22年ぶりの甲子園出場、選抜も27年ぶりです。九州勢は沖縄から沖縄尚学と美里工業、鹿児島からは神村学園と大島の2校が選出。鎮西高校は24年ぶりの甲子園。
前回の選抜優勝チーム・浦和学院(埼玉)と準優勝の済美(愛媛)、さらには夏の選手権で決勝に進んだ前橋育英(群馬)と延岡学園(宮崎)が出場していない今年のセンバツは、明治神宮大会を制し、3季連続出場の沖縄尚学が優勝候補の最有力。日本文理、横浜高校、4年連続の履正社、八戸学院光星、昨夏ベスト8の明徳義塾が追いかけるといった感じか。初出場組では、関東王者・白鴎大足利、秋の沖縄大会で沖縄尚学を破った美里工が「初出場初優勝」を狙います。
今後の日程は、3月14日に組み合わせ抽選会が行われ、3月21日に大会が開幕し、順当に日程を消化すれば4月1日に決勝戦が開催される予定です。
【北海道】
駒大苫小牧(9年ぶり3回目)
【東北】
八戸学院光星(青森、2年ぶり7回目)
東陵(宮城、初出場)
【関東・東京】
白鴎大足利(栃木、初出場)
佐野日大(栃木、7年ぶり4回目)
桐生第一(群馬、7年ぶり4回目)
山梨学院大付(山梨、20年ぶり2回目)
横浜(神奈川、2年ぶり15回目)
関東第一(東京、2年ぶり5回目)
【東海・北信越】
三重(三重、2年ぶり12回目)
豊川(愛知、初出場)
日本文理(新潟、3年ぶり5回目)
東海大三(長野、15年ぶり3回目)
【近畿】
龍谷大平安(京都、2年連続38回目)
智弁和歌山(和歌山、3年ぶり11回目)
履正社(大阪、4年連続6回目)
智弁学園(奈良、2年ぶり9回目)
報徳学園(兵庫、2年連続20回目)
福知山成美(京都、5年ぶり2回目)
【中国・四国】
岩国(山口、14年ぶり7回目)
新庄(広島、初出場)
今治西(愛媛、4年ぶり13回目)
池田(徳島、27年ぶり8回目)
明徳義塾(高知、3年ぶり15回目)
【九州】
沖縄尚学(沖縄、2年連続6回目)
美里工(沖縄、初出場)
神村学園(鹿児島、2年ぶり4回目)
鎮西(熊本、24年ぶり3回目)
創成館(長崎、2年連続2回目)
【21世紀枠】
都小山台(東京、初出場)
海南(和歌山、27年ぶり16回目)
大島(鹿児島、初出場)
今大会は初出場校が7校も選ばれ、21世紀枠で選出された都立小山台高校は、都立高としては初のセンバツ出場を果たしました。小山台高は、難関大学の進学率が高く、理系教育が盛んで、文武両道を掲げている学校でもあります。主な卒業生には、管直人元首相、キヤノンCEO・御手洗冨士夫氏、筑紫哲也氏(故人)、映画監督の山田洋次氏などの著名人を輩出しています。グラウンドを他のクラブと共有、わずか1時間半の練習時間など、環境面は決して恵まれませんが、昨年秋の東京都大会では、早稲田実業や日大豊山といった私立の強豪を次々と撃破してベスト8入り。その成績が評価され、甲子園の切符を掴みました。都立勢はこれまでに城東(2度出場)、雪谷、国立の3校が夏の大会に出場していますが、いずれも初戦敗退。小山台は都立高で初めての甲子園勝利なるでしょうか?
各地域別では、ヤンキース入りが決まった田中将大投手の母校・駒大苫小牧が9年ぶりの出場。関東勢は栃木から2校選出され、横浜高校は関東最後の1枠に入りました。東海・北信越ブロックは、豊川高校が春夏通じて初出場。豊川は女子駅伝部の強豪で、全国高校駅伝で4度優勝。福岡ソフトバンクホークスの森福允彦投手は豊川高のOBです。
関西勢は和歌山から2校選ばれ、21世紀枠の海南高校は、2008年に旧・海南と大成高校と統合した学校。「旧海南」時代は14度出場、旧大成高校も過去2度出ております。大阪の履正社は4年連続のセンバツです。中国・四国ブロックは、春夏通算3度の優勝を誇る池田高校が、1992年の夏以来22年ぶりの甲子園出場、選抜も27年ぶりです。九州勢は沖縄から沖縄尚学と美里工業、鹿児島からは神村学園と大島の2校が選出。鎮西高校は24年ぶりの甲子園。
前回の選抜優勝チーム・浦和学院(埼玉)と準優勝の済美(愛媛)、さらには夏の選手権で決勝に進んだ前橋育英(群馬)と延岡学園(宮崎)が出場していない今年のセンバツは、明治神宮大会を制し、3季連続出場の沖縄尚学が優勝候補の最有力。日本文理、横浜高校、4年連続の履正社、八戸学院光星、昨夏ベスト8の明徳義塾が追いかけるといった感じか。初出場組では、関東王者・白鴎大足利、秋の沖縄大会で沖縄尚学を破った美里工が「初出場初優勝」を狙います。
今後の日程は、3月14日に組み合わせ抽選会が行われ、3月21日に大会が開幕し、順当に日程を消化すれば4月1日に決勝戦が開催される予定です。