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暑すぎてつらい。

侍JAPANがアメリカを粉砕!4連勝で1次ラウンド1位通過を決める!

2015年11月14日 | Sports

「WBSC世界野球プレミア12」の1次ラウンドも終盤に突入。ここまで3戦全勝でグループB首位をひた走る日本代表(侍JAPAN)は、14日に桃園国際棒球場でアメリカ代表と激突。日本はこの試合で勝てば準々決勝進出と同時に、1次ラウンド1位通過が決定します。強敵・アメリカとの日米決戦にも勝って4連勝となるか?


両チームのスタメン
    <日本>     <アメリカ>
1番(中)秋山翔吾   (中)メイ
2番(遊)坂本勇人   (二)フレイザー
3番(二)山田哲人   (右)アイブナー
4番(指)中村剛也   (指)ブラック
5番(左)筒香嘉智   (一)マーティン
6番(一)中田翔    (左)マクブライド
7番(三)松田宣浩   (三)パストルニッキー
8番(右)中村晃    (捕)モーリン
9番(捕)嶋基宏    (遊)ソト
  (投)菅野智之   (投)グルーベ

日本はこの試合、松田と嶋が先発に復帰。中村晃が8番ライトで今大会初スタメン。


1回、日本先発・菅野が、アメリカの1番・メイに四球を与えると、続くフレイザーにも四球で、無死1,2塁のピンチを招く。しかし、アイブナーを内野ゴロに打ち取ると、4番・ブラックを遊撃ゴロ併殺打に仕留め、立ち上がりのピンチを脱します。
しかし2回、菅野が1死走者無しで6番・マクブライドに初球ストレートを打ち抜かれ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて先制点を与えてしまいます。3回にはフレイザーに右中間への3塁打を打たれると、アイブナーのライト前タイムリーヒットでもう1点失います。
日本打線はアメリカ先発・グルーベの前に3回まで無得点。2点ビハインドの4回、1死から山田がヒットで出塁すると、2死2塁で筒香がグルーベの初球を叩き、左中間へのタイムリー2塁打を放ち1点を返します。5回には2死2塁の場面で、秋山がライト前にヒットを放ち、2塁走者・嶋が本塁を狙うも、アメリカ右翼手・アイブナーの好返球に阻まれタッチアウト。同点とはならず。
6回、日本は山田の四球、中村のセンター前ヒットで1死1,2塁。ヒットが出れば同点という場面で、筒香がアメリカ3番手・イブランドの2球目のスライダーを弾き返し、バットを折りながらもセンター前に運ぶ。2塁走者・山田が生還し、2-2の同点。なおもランナー2人置いて、中田翔が3球目のストレートをフルスイング!打球は左中間に飛び、そのままスタンドイン!中田翔が3ラン本塁打を放ち、日本が5-2と逆転に成功します!
試合をひっくり返して勢いづいた日本は、7回に2死1,2塁から筒香がアメリカ4番手・サターホワイトからセンター前タイムリーヒットを放ち6点目。筒香はこれで3打席連続タイムリー。さらに中田の四球で満塁となり、松田が初球スライダーをジャストミート!完璧に捉えた当たりは、レフトスタンドに突き刺さる満塁本塁打!この回5点を追加し、10-2とアメリカを突き放します。
その後は山崎康晃→増井浩俊→澤村拓一の投手リレーでアメリカ打線を寄せ付けずゲームセット。日本が10-2でアメリカに圧勝しました!



プレミア12 1次ラウンド グループB アメリカ-日本
(試合開始:11/14(土)19:00 球場:桃園国際棒球場)
JPN 000 104 500  10
USA 011 000 000  2
勝利投手 [日]則本(1勝)
敗戦投手 [米]J.シモンズ(1敗)
本塁打  [日] 中田 2号(6回表3ラン)、 松田 1号(7回表満塁)
     [米] M.マクブライド 1号(2回裏ソロ)


グループB最大のライバル・アメリカとの一戦は、菅野投手が3回まで2点を失いましたが、日本が中盤に入ってから逆襲し、筒香選手が反撃&同点の一打を放てば、打撃好調・中田選手が値千金の逆転3ラン本塁打!さらには松田選手のグランドスラムまで飛び出しました。序盤はアメリカペース、中盤以降は日本が試合を支配。アメリカに圧勝した日本、無傷の4連勝で決勝トーナメント進出&グループB首位通過決定です!これにより16日の準々決勝は、グループAの4位チームと戦うことになりました。もしかすると、台湾かキューバと当たるかもしれない。
この試合チーム全体で13安打を記録した日本打線、筒香選手が3打席連続タイムリーヒットで3打点をマーク。4回の第2打席で反撃のヒット、その次にはバットを折りながらもセンター前に持って行き、7回の第4打席では低めの球を捉え、詰まりながらもセンター前ヒットを放ちました。前回のドミニカ共和国戦では、守備の祭に目測を誤るチョンボがありましたが、それから2日後にバットで見事に帳消ししました。小久保監督も「中田の一発もあったけど、今日は筒香に尽きる」と筒香選手の活躍を称えていました。
そして中田選手がこの日もやってくれました。同点に追いついた直後の場面で、豪快な3ラン本塁打。中田選手にとって今大会2本目のホームランです。メキシコ戦で5打点、ドミニカ戦で3打点、アメリカ戦でも3打点を挙げ、4試合終えて15打数8安打・2本塁打・11打点・打率.533。打点部門では現在トップです。ベネスエラ戦でも打点を挙げてほしいですなあ。
7回にダメ押しの満塁本塁打を放った松田選手は、初球を強振し、弾丸ライナーでレフトスタンドに叩き込みました。そして台湾でも「熱男」パフォーマンスを繰り出し、観客を大いに沸かせました。海外FA権でのメジャーリーグ移籍を希望しているけど、MLBスカウトの評価が上がりそうですね。
他にも、初めてスタメンに起用された中村晃選手が3安打の猛打賞。最初の打席ではピッチャー強襲の内野安打。さらにこの後、センター前、レフト前にもヒットを打っております。
投手陣は、先発の菅野投手が4回まで投げて被安打5・4奪三振・3四死球・2失点。毎回ランナーを出し続け、初回に連続四球、2回にはホームランを浴び、3回は連打で1点を失いました。4回も先頭打者に四球を与えたものの、追加点は与えず。前回のプエルトリコとの強化試合と同様、苦しいマウンドとなりましたねえ。
5回から2番手で登板した則本投手は、2イニング無失点で勝利投手に。最初のイニングを3者凡退で終え、6回には2本のヒットを浴びましたが、モーリンを三振に切ってガッツポーズ。則本投手の気迫溢れるピッチングもまた、日本の逆転勝ちの要因といえるでしょう。

4連勝でグループB1位通過の侍ジャパンは、15日にベネスエラ代表と対戦。1次ラウンド全勝をかけた一戦は、西勇輝投手が先発予定。準々決勝はもしかすると、大谷翔平投手が投げるかもしれませんね。ベネズエラは現在2勝2敗で3位につけていますが、ベスト8入りは決まっていません。次の試合は主力を温存させ、出場機会の少ない選手を起用することもあり得ると思います。ベネズエラも撃破して、全勝で終えられるでしょうか?



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また中田翔が決勝打!侍JAPANがドミニカ共和国に競り勝ち、開幕から無傷の3連勝!

2015年11月13日 | Sports

台湾で1次ラウンド開催中の「WBSC世界野球プレミア12 2015」。開幕2連勝でグループBの首位に立っている日本代表(侍ジャパン)は、12日に桃園国際棒球場でドミニカ共和国と対戦しました。2013年のWBCを制したドミニカ共和国は、アメリカと韓国に大敗して2連敗中です。連勝中の勢いを持続させたいこの一戦、前日のメキシコ戦で大暴れした「あの男」がまたしても勝負強いバッティングを見せました!



両チームのスタメン
    <日本>       <ドミニカ共和国>
1番(中)秋山翔吾      (二)ルイス
2番(三)川端慎吾      (指)ディアス
3番(二)山田哲人      (一)ベテミット
4番(指)中村剛也      (左)ラミレス
5番(左)筒香嘉智      (捕)オリーボ
6番(一)中田翔       (右)タバレス
7番(遊)坂本勇人      (中)エルナンデス 
8番(右)平田良介      (三)P・フェリス
9番(捕)炭谷銀仁朗     (遊)R・ロドリゲス
  (投)武田翔太      (投)カブレラ

第3戦の先発ピッチャーは、日本は今季自己最多の13勝を挙げた武田翔太投手、ドミニカは中日に2年間在籍したカブレラが登板。この日の日本はスタメン入れ替えを行い、川端が2番サード、炭谷が9番キャッチャーで先発出場。韓国戦とメキシコ戦で2番に入っていた坂本が7番に入りました。


試合は初回から動きました。1回表に日本は2死走者無しから、山田がレフト線への2塁打を放つと、4番・中村剛が初球を打ち上げて平凡な2塁フライ…になるかと思ったら、ドミニカ2塁手・ルイスと右翼手・タバレスが交錯して落球。この間に2塁走者が生還。タイムリーエラーで日本が1点を先取します。
その裏、日本先発・武田が1死を取った後、2番・ディアスにセンター前ヒット、3番・ベテミットにレフト前ヒットを打たれ、さらに4番・ラミレスの内野安打で1死満塁と同点または逆転のピンチを招きます。この場面で5番・オリーボにカーブを打たせ、3塁ゴロ併殺打に仕留めて3アウト。初回のピンチを0点で凌ぎました。
1点リードの日本は、2回と3回にドミニカ先発・カブレラの前に3者凡退に終わる。一方、武田は2回に2つの三振を奪って3者凡退に抑えると、3回には2塁打と四球でランナー2人背負うも、得点を与えず。
4回、日本は先頭の山田が四球を選ぶと、1死後に筒香も四球で出塁。1死1,2塁の場面で、中田がカブレラの4球目のスライダーを上手く合わせ、センター前にポトリと落ちるタイムリーヒット。日本が2-0とリードを拡げます。ドミニカはその直後、振り逃げと内野安打のランナーを出し、2死2,3塁と一打同点のチャンスを迎えたが、R・ロドリゲスが3塁ゴロに倒れて無得点。
日本は5回に先発の武田に代えて、2番手に小川泰弘が登板。小川は1番からの上位打線を簡単に3者凡退に打ち取ると、6回も中軸をしっかり3者凡退に抑える好投を見せます。7回も続投し、先頭のエルナンデスをレフトフライに打ち取ったかと思いきや、レフト・筒香が目測を誤りキャッチできず2塁打となる。そして1死2塁から、9番R.ロドリゲスにストレートを狙われ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を浴びてしまう。筒香の拙守が結果的に失点へとつながり、スコアも2-2の同点となった。
追いつかれた日本は8回、山田と筒香の四球の後、ドミニカ3番手・デヘススのボークで2死2,3塁のチャンスを迎える。一打勝ち越しの場面で、中田がデヘススの5球目を捉え、3塁線を破るタイムリー2塁打!ランナー2人が生還し、日本が4ー2と再びリードを奪います!
その後、8回に3番手・山崎康晃が無失点に抑えると、9回は4番手・松井裕樹がランナーを出しながらも反撃を許さずゲームセット。日本が4-2でドミニカに競り勝ちました。




プレミア12 1次ラウンド グループB  11月12日(木)
ドミニカ共和国-日本 (台湾・桃園、試合開始:日本時間19時)
JPN 100 100 020|4
DOM 000 000 200|2
勝利投手 [日]小川(1勝)
敗戦投手 [ド]D.デヘスス(1敗)
セーブ  [日]松井裕(1S)
本塁打  [ド]R.ロドリゲス 1号(7回裏2ラン)



プレミア12第3戦のドミニカ共和国戦も苦しい試合でしたが、侍JAPANが見事に勝利しました。4回まで2点を奪ったけど、7回に筒香選手のミスから流れがドミニカに変わり、小川投手が同点2ラン本塁打を浴びてしまいました。嫌な雰囲気に包まれましたが、中田選手が吹き飛ばしてくれました。中田選手は前日のメキシコ戦に続き、この試合でも決勝打を放っております。これで日本は開幕から3連勝!グループBの首位は変わらず。1次ラウンドで無敗なのは日本だけです。
この日の先発ピッチャー・武田投手は、4回まで投げて被安打5・4奪三振・1四死球・無失点。立ち上がりに3連打を浴びましたが、ダブルプレーで無失点に抑え、3回と4回も得点圏にランナーを背負いながらも、再三のピンチを切り抜けました。しかし、4回に右足首に違和感を訴えて急遽降板。武田投手本人が「問題ない」と言ったので、ホッとしてます。
打線の方はチーム全体で5安打。2試合連続でヒーローとなった中田翔選手は、この試合2安打3打点。4回の第2打席で、カブレラ投手の低めの変化球に反応し、センター前タイムリーヒット。8回の第4打席ではレフトへの2点タイムリー2塁打。勝負強いバッティングを見せている中田選手、台湾入りしてからは2試合で8打点と大当たりです。

1次ラウンド3連勝の日本はこの後、14日にアメリカ代表、15日にベネズエラ代表と対戦。次のアメリカ戦に勝てば決勝トーナメント進出決定。1位通過なら準々決勝でA組4位のチームと戦うことになります。現時点でA組4位はプエルトリコ(1勝2敗)となっています。今後の結果次第では、台湾かキューバ、オランダとも当たる可能性もあります。残り2試合もしっかり勝って、無傷で首位通過を果たしてほしいです。



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ハリルジャパン、シンガポールに3-0で勝利!金崎夢生が代表初ゴール!

2015年11月12日 | soccer

FIFAワールドカップアジア2次予選「シンガポール代表VS日本代表」が12日、シンガポールナショナルスタジアムで行われました。日本はここまで4試合を戦って3勝1分け・勝ち点10でグループEの2位につけていますが、対戦相手のシンガポールも勝ち点10で並んでいます。両チームは今年6月に対戦し、日本が20本のシュートを打ちながらもゴールを割ることができず、0-0の引き分け。2度目の対戦となる今回、シンガポールのゴールをこじ開け、敵地で勝ち点3を奪えるか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 14 武藤嘉紀
FW 15 金崎夢生

この日の日本は、岡崎慎司、香川真司がベンチスタート。代わって柏木・清武がスタメンに入り、5年ぶりの代表復帰となる金崎を1トップで起用。


シンガポールのキックオフで始まった前半、序盤から日本がペースを握る展開に。前半2分、清武のパスを受けた本田が左足シュートを放ったが、相手にブロックされる。7分、清武が左サイドへパスを出し、武藤クロス→ファーサイドの本田のシュートは、シンガポールGKマフブドのセーブに阻まれます。さらに前半16分、清武のFKから森重が頭で合わすもGKに防がれ、本田のシュートもDFに当たり、さらに吉田も右足でシュートを放ったが、GKマフブドにキャッチされる。
再三決定機を作りながらもゴールが取れない時間が続きましたが、前半20分に本田のクロス→武藤が頭で落とし、ゴール前で金崎が胸トラップから左足を振りぬく。ボレーシュートはゴール右隅に突き刺さり、日本が1点を先制!24分、今度はゴールやや右寄りの位置でFKを獲得し、本田が左足で狙ったが、GKマフブドが片手一本でセーブ。そして26分、右サイドでボールを繋ぎ、金崎から清武への縦パス、清武クロス→武藤ポストプレー→走りこんできた本田の左足シュートは、相手DFの足に当たり、そのままゴールイン。本田のゴールで日本が2点目を挙げます。
さらに追加点が欲しい日本は、32分に柏木のスルーパス→長谷部がミドルシュートを狙うもゴール左にそれ、36分にはカウンターから森重がシュートを狙うも決まらず。43分にはDF吉田もシュートを打つが、GKの正面。前半は日本2点リードで折り返し。


後半も日本が押し込む展開に。後半1分、右サイドを攻め込み、セカンドボールを拾った長谷部がシュートを狙うもゴール左に外れる。さらにその1分後、左サイドの武藤のクロス→本田のヘディングシュートはクロスバーの上。さらに後半6分に武藤、後半9分には長谷部、13分には酒井宏のスルーパス→抜け出して金崎がシュートを放つもゴールネットを揺らすことができない。
ホームで意地を見せたいシンガポールは、後半21分にFKを獲得し、ロングボールからMFバハルディンが頭で合わせるも左に逸れる。さらに27分、右サイドのFWラムリのクロス→DFスヤドが飛び込むも枠を捉えられない。
日本は後半25分に武藤を下げて宇佐美貴史、後半30分には清武→香川を投入。すると後半33分、吉田の縦パスからチャンスが生まれ、香川→長谷部と繋ぎ、柏木がシュートを放つもクロスバーを越える。後半35分、長谷部のクロス→金崎が右足で押し込んでゴールかと思われたが、オフサイドで得点ならず。
このまま2-0のまま終わるかと思われた後半43分、柏木の右CK→吉田のヘディングシュートは枠内に飛ぶも、DFにクリアされる。しかし、セカンドボールを宇佐美がシュートすると、ゴール前にいた吉田がコースを変えてゴールイン。記録は吉田の得点。日本が終了間際にダメ押しの1点を奪い、3-0でシンガポールに快勝しました。



勝ち点10同士の直接対決は、日本が前半に金崎選手と本田選手のゴールが生まれ、後半終了間際に吉田選手がラッキーなゴールを挙げました。ホームの試合では、シンガポール相手に無得点だったけど、アウェーの今回は3得点を挙げてリベンジ成功。これで日本は5試合を終えて4勝1分・勝ち点13となり、再びグループEの首位に躍り出て、2次予選首位通過にまた一歩前進しました。
先制点を決めた金崎選手は、5年ぶりの代表戦で先発起用にしっかり応えました。前半20分に左足のボレーシュートでシンガポールのゴールをこじ開けてみせました。自身にとってもこれが代表初得点です。今季は鹿島アントラーズでプレーし、リーグ戦で9得点、ナビスコ杯で5得点を挙げております。新戦力が活躍したのは、日本にとっていいことだと思います。この次のカンボジア戦も、金崎選手の出場機会があるかもしれませんよ。
2次予選4連勝のハリルジャパンは、17日の第6戦でカンボジア代表と対戦します。今年9月に埼玉で行われた前回の試合は、日本が3-0で勝利しました。次の試合はハリルJAPANの2015年ラストマッチ。ゴールラッシュで締め括りたいところだ。





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世界野球プレミア12 侍JAPAN、メキシコに辛勝。中田翔が5打点と大活躍!

2015年11月11日 | Sports

「WBSC世界野球プレミア12」は、10日から台湾での予選ラウンドが本格的にスタート。開幕戦の韓国戦に快勝した翌日に台湾入りした日本代表(侍ジャパン)は、11日に台北市立天母棒球場でメキシコ代表と対戦。メキシコは初戦にベネズエラ代表に6-4で勝利しています。勝った方が開幕2連勝となるこの一戦、侍JAPANの台湾での初戦は果たして?



第2戦のスタメン
     日本       メキシコ
1番(中)秋山翔吾   (二)メドラーノ
2番(遊)坂本勇人   (遊)ペレス
3番(二)山田哲人   (左)J・トーレス
4番(指)中村剛也   (一)R・ロペス
5番(左)筒香嘉智   (右)ドレーク
6番(一)中田翔    (指)フローレス
7番(三)松田宣浩   (捕)ソーサ
8番(右)平田良介   (三)マシアス
9番(捕)嶋基宏    (中)A・ロペス
  (投)前田健太   (投)E・ガルシア



1回、日本の先発・前田がメキシコの1,2番を連続三振に切って取ると、3番J.トーレスを2塁フライに打ち取り、3者凡退に抑える。その裏の日本の攻撃は、上位打線がメキシコ先発・E.ガルシアの前に3者凡退に終わります。
2回、前田は先頭打者のR.ロペスに2球目のシュートを打ち返され、レフトスタンドに飛び込むソロ本塁打…。4番に一発を浴びてしまい、先制点を許します。さらにこの後、ドレークの3塁内野安打&盗塁、ソーサの四球で1死1,2塁のピンチを背負いますが、後続をしっかりと抑えて追加点を与えません。
1点を追いかける日本は、2回裏に1死から筒香がレフト前ヒットを放つと、続く6番・中田がE・ガルシアの4球目をしっかり捉えます!打球はレフトへ大きく舞い上がり、そのままスタンドへと吸い込まれた!中田の2ラン本塁打が飛び出し、日本が2-1と勝ち越します!
さらに3回、秋山と坂本の連続ヒット、4番・中村剛の敬遠四球で1死満塁という場面で、筒香が4球目を叩き、ライト前へのタイムリーヒットで1点追加。なおもランナー2人置いて、中田のセンター犠牲フライでもう1点加え、4-1とリードを拡げます。
日本3点リードの4回、前田が2死からヒットの走者を出すと、ソーサに左中間へのタイムリー2塁打を打たれて1点を失い、4-2と2点差に迫られる。
それでも日本は5回、2アウトから中村剛の四球、筒香のヒットで1,2塁とし、ここまで3打点の中田がメキシコ3番手・サンチェスからセンター前ヒット。2塁走者・中村剛が生還し、日本が5点目を挙げる。打った中田はこの日4打点目。
ところが、試合中盤に差し掛かったところで、メキシコが反撃します。6回に4番のR.ロペスがレフトへの2塁打を放つと、無死2塁で5番・ドレークが日本2番手・西勇輝のストレートを捉え、ライト前へのタイムリーヒットを放ち1点を返す。7回には3連打で無死満塁のチャンスを作り、トーレスの併殺打の間に3塁走者が生還。これで5-4と日本のリードは1点に縮まった。メキシコはなおも2死3塁と一打同点のチャンスを迎えたが、R・ロペスが日本4番手・牧田和久の前に三振に倒れて同点とはならず。
日本1点リードで迎えた9回、澤村拓一を6番手に送り込んで逃げ切りを図ります。しかし、澤村は先頭打者に出塁を許すと、犠打と内野ゴロの間にランナーを3塁まで進められる。あと1死抑えれば勝利の場面で、代打T・トーレスに5球目のスプリットを弾き返され、打球はセンター前へ…。トーレスのタイムリーヒットで、メキシコが9回に5-5の同点に追いつく。
同点とされた日本は9回裏、先頭打者・山田がライトオーバーの2塁打を放ち、サヨナラのチャンスを作る。1死後、筒香が敬遠で歩かされ、1死1,2塁で好調の中田に打席が回る。一打サヨナラの場面で、中田はメキシコ4番手・カルデラの6球目を右中間へクリーンヒット!2塁から山田が生還して勝負有り!最後は中田のタイムリーヒットで、日本が6-5でメキシコをサヨナラで下しました!



プレミア12 グループB 第2戦 2015年11月11日(水)
日本-メキシコ (台湾・天母棒球場、試合開始:日本時間19時)
MEX 010 101 101  5
JPN 022 010 001x 6
勝利投手 [日]澤村(1勝)
敗戦投手 [メ]A.カルデラ(1敗)
本塁打  [メ]R.ロペス 1号(2回表ソロ)
     [日]中田 1号(2回裏2ラン)


韓国戦に続いてメキシコにも快勝と行きたかったんですが、メキシコ打線が健闘したので、競り合いとなりました。2回表に先制されながらも、その裏に逆転し、一時は3点差をつけましたが、6回からメキシコが反撃し、9回表に澤村投手が勝利まであと1人の場面で同点タイムリーを浴びてしまいました。正直言って「まさか」としか思えませんでした。それでも日本が9回裏に中田選手がタイムリーヒットを打ってくれました。格下相手に苦しみながらも、サヨナラ勝ちを収めた侍ジャパン。開幕2連勝でグループBの首位に躍り出ました。まだ残り3試合あるけど、このまま行けばベスト8入り確実でしょう!
この試合の先発を務めた前田投手は、5回まで86球を投げ、被安打5・7奪三振・1四死球・2失点という内容でした。日本のエースとして今大会初登板に臨みましたが、先制本塁打を浴びるなど2失点。勝ち投手の権利を得て降板したものの、ほろ苦い結果となりました。ポスティングでのメジャー挑戦を希望しているみたいですが、マイナーリーガーに打たれているようでは厳しいかも。次の登板ではリベンジを期待したいですね。
打線の方はチーム全体で12安打。中田翔選手がこの日3安打5打点を挙げる大活躍を見せました。最初の打席ではレフトスタンドへの勝ち越し2ラン、2打席目には1死満塁からキッチリと犠牲フライ、3打席目には詰まりながらもセンター前へのタイムリーヒット。そして最後の打席で右中間へのサヨナラヒットを放ちました。今までは4番に座りながらも結果を残せなかったけど、打順が下がったことで変なプレッシャーから解放されましたね。
中田選手以外では、韓国戦でノーヒットだった秋山選手と筒香選手の2人にも大会初ヒットが出ました。秋山選手は2安打のマルチ、筒香選手は3安打1安打の猛打賞でした。

開幕2連勝を飾った侍JAPANは、12日の第3戦でドミニカ共和国と対戦します。ドミニカとは国際大会で初めて戦うことになりますね。そのドミニカですが、初戦の相手・アメリカに5-11で敗れると、2戦目の韓国戦も1-10の大敗。2試合続けて2ケタ失点で2連敗を喫しております。いくらメジャーリーガー不在とはいえ、ドミニカってこんなに弱かったっけ…。次の試合もしっかり勝って、3連勝で首位をキープしてほしい!
余談ですが、侍ジャパンの真裏で、「W杯アジア2次予選」サッカー日本代表VSシンガポールの試合もあります。なんで野球代表とサッカー代表の試合が被るんだよ…。まぁ、どちらも勝ってくれるでしょう。





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世界野球プレミア12開幕戦!侍JAPANが韓国に快勝し、初代王者へ好発進!

2015年11月09日 | Sports


野球の国際大会「世界野球WBSCプレミア12」がついに開幕。初代王者を目指す野球日本代表(侍ジャパン)は、8日に札幌ドームで韓国代表との開幕戦に臨みました。国際大会で日韓戦が行われるのは、2009年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の決勝戦以来、実に6年ぶり。因縁のライバル・韓国を倒して白星スタートを飾れたのでしょうか?



スタメンはこちら
   <日本>        <韓国>
1番(中)秋山翔吾   (中)イ・ヨンギュ
2番(遊)坂本勇人   (二)チョン・グンウ
3番(二)山田哲人   (左)キム・ヒョンス
4番(指)中村剛也   (指)イ・デホ
5番(左)筒香嘉智   (一)パク・ビョンホ
6番(一)中田翔    (右)ソン・アソプ
7番(三)松田宣浩   (三)ホ・ギョンミン
8番(右)平田良介   (捕)カン・ミンホ
9番(捕)嶋基宏    (遊)キム・ジェホ
  (投)大谷翔平   (投)キム・グァンヒョン

開幕戦の先発ピッチャーは、日本は「パリーグ投手3冠」の大谷翔平、韓国はかつて「日本キラー」と言われたキム・グァンヒョンが登板。日本は開幕前の強化試合で右手に死球を受けた中村剛が、そのまま4番でスタメン出場。対する韓国は、日本シリーズMVP男・イデホが4番に座り、韓国史上最強スラッガー・パクヒョンホが5番に入りました。



1回、日本先発・大谷は、韓国の1,2番を簡単に打ち取った後、3番・キムヒョンスをフォークで空振り三振に仕留め、3者凡退の好スタートを切ります。その裏、日本が韓国先発・キムグァンヒョンの立ち上がりを攻め立てます。1死から坂本が四球を選ぶと、2死後に4番・中村剛がライト前ヒットを放ち、2死1,3塁とチャンスを作る。しかし、筒香が内野ゴロに打ち取られて2者残塁。先制のチャンスをモノにできません。
2回、大谷が韓国4番・イデホから空振り三振を奪い、2死をとった後に四球の走者を背負うも、後続のバッターを三振に退けて無得点。
2回裏、日本は先頭打者・中田が振り逃げで出塁。続く松田がストレートを弾き返してライト前ヒット。無死1,2塁となり、8番・平田がフルカウントからの6球目のストレートを叩き、3塁ゴロかと思いきや、サードベースに直撃してフェアの判定。ボールが転がる間に2塁走者・中田が生還。打った平田は2塁まで進む。記録は2塁打。日本がラッキーな形で先制点をもぎ取る。さらにこの後、秋山の四球で1死満塁とチャンスが拡がり、坂本の犠牲フライで2点目を奪いました。
追加点が欲しい日本は、3回に中村剛と中田のヒットで2死1,3塁のチャンスを作る。バッター・松田の場面で、韓国は早くもピッチャー交代。先発のキムグァンヒョンに代えて、チョ・サンウを2番手に送り込む。松田が四球を選んで満塁となり、前の打席で先制打を放っている平田の一打に期待がかかるも、残念ながら空振り三振。
2点の援護を貰った大谷は、3回に2つの三振を奪うと、4回に1死からキムヒョンスに初めてのヒットを許すが、続くイデホを2塁ゴロ併殺打に仕留めて無得点に抑えます。
5回、大谷が先頭のパクヒョンホにライト線への2塁打を浴びると、ソンアソプに四球を与え、無死1,2塁のピンチを背負います。しかし、ここから大谷が力を発揮します。まずホギョンミンを空振り三振に仕留めて1アウトを取ると、カンミンホと代打のナ・ソンボムにも三振に切って取り、3者連続三振で無失点に抑えます。
ピンチを凌いだ日本はその裏、2死から中田がヒットを放つと、松田が四球を選ぶ。2死1,2塁の場面で、平田が韓国3番手チャ・ウチャンの5球目を捉え、ライト前へのタイムリーヒット!日本に欲しかった3点目が入ります。
6回、大谷が韓国上位打線を3者凡退に抑えると、その直後の攻撃で1死走者無しから坂本が韓国4番手チョン・ウラムの5球目のストレートを狙い撃ち!レフトへ飛んだ打球は、スタンド中段に突き刺さるソロ本塁打!坂本が記念すべきプレミア12大会第1号本塁打を放ち、日本が4-0とさらにリードを拡げます。
終盤に入り、日本は7回から則本昂大が2番手で登板。7回に韓国の中軸を3者凡退に打ち取ると、8回は2本のヒットと四球で2死満塁のピンチを招く。ホームランで同点という場面でしたが、キムヒョンスを3球三振に退け、無失点で切り抜けました。
8回裏、日本は2死走者無しから坂本がヒットを放ち、続く山田が初球ストレートを捉え、打球は三塁手のグラブを弾き、レフト線へ転がる。1塁走者・坂本が3塁を回ると、そのまま一気にホームイン!山田のタイムリー2塁打で日本に5点目が入ります。
9回、日本は松井裕樹が3番手で登板。ところが、先頭のイデホにレフト前ヒットを浴びると、パクヒョンホとソンアソプにもヒットを打たれ、3連打で無死満塁とされる。しかし、途中出場のファン・ジェギュンを三振に打ち取ると、後続も抑えて3アウト。松井が韓国の反撃を振り切り、日本が5-0で韓国を下しました。



プレミア12 1次ラウンド・グループB 2015年11月8日(日) 
日本-韓国 (札幌ドーム ◇開始 19:11 ◇入場者 28,848人)
KOR 000 000 000  0
JPN 020 011 01x  5
勝利投手[日]大谷(1勝)
敗戦投手[韓]キム・グァンヒョン(1敗)
本塁打 [日]坂本 1号(6回裏ソロ)


プレミア12のオープニングゲーム・日本VS韓国戦は、日本が韓国先発・キムグァンヒョン投手から2点を奪い、その後も坂本選手の本塁打などで追加点を重ねました。投げては先発の大谷投手が6回無失点の好投を見せ、則本→松井の投手リレーで韓国打線を完封。韓国は先発のキムグァンヒョン投手が3回途中で降板し、8回と9回に満塁のチャンスを迎えながらも得点を挙げられませんでした。大事な初戦の日韓戦を制した侍JAPAN、プレミア12初代王者へ向けて好スタートを切りました!
先発の大谷投手は、6回まで91球を投げて被安打2・10奪三振・2四球・無失点という素晴らしい内容。150キロ以上のストレートとフォークを武器に初回から三振の山を築き、5回にはランナーを2人背負ってから3者連続で三振を奪いました。3日前のプエルトリコとの強化試合では、自らの悪送球をきっかけに2失点を喫しましたが、この日は強力な韓国打線を捻じ伏せてみせました。今回の内容を見ると、この後の活躍も期待できそうですね。
打線の方はチーム全体で12安打。8番に入った平田選手が2本のタイムリーヒットを放ち、2安打2打点。最初の打席の先制タイムリー2塁打は、ベースに当たらず、三塁手が普通に捕っていれば、併殺打になっていたと思うので、本当にラッキーな一打でした。坂本選手は2打席目に犠牲フライ、6回の第4打席では「大会第1号」のメモリアルアーチを放ち、5打席目にはヒットで出塁した後、山田選手のヒットで1塁から一気に生還。2安打・1本塁打・2打点・1得点の活躍で勝利に貢献しました。他にも、4番の"おかわり"中村選手、中田選手、松田選手の3人が2安打のマルチ安打を記録しています。
韓国戦に勝利した日本代表はこの後、9日に日本を離れて台湾へ移動。11日にメキシコ代表、12日にドミニカ共和国、14日にアメリカ、15日にベネスエラと戦います。グループBの4位以内に入れば、東京ドームで行われる決勝トーナメントに進出できますが、できれば上位で通過したいですね。プレミア12は始まったばかり。侍ジャパンの負けられない戦いは続きます。






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ゴールドアクター3連勝で重賞初勝利!みやこステークスは伏兵・ロワジャルダンが接戦を制す。

2015年11月08日 | 競馬

秋のGⅠシリーズの中休みの8日は、ジャパンカップとチャンピオンズカップに繋がる一戦が東西で実施。東京競馬場はハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯、京都競馬場はダート重賞・みやこステークスが行われました。


東京メイン・第53回アルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500m 18頭立て)は、重賞2勝の実績を持つ⑨サトノノブレス、菊花賞3着のあと2連勝中の⑮ゴールドアクター、青葉賞馬⑱レーヴミストラル、東京コースとの相性が良い⑧プロモントーリオ、ダイヤモンドステークス3着⑭メイショウカドマツ、目黒記念2着⑥レコンダイト、③マイネルフロスト、⑩ヒラボクディープ、⑫ラブイズブーシェなどが参戦しました。
18頭のゲート入りが終わった直後、⑦フラガラッハがゲート内で立ち上がり、スタートで大きく出遅れてしまった。他の17頭は揃って飛び出す。1コーナーに向かっての先行争いで、⑤スズカデヴィアスが先手を奪い、メイショウカドマツが2番手。マイネルフロスト・サトノノブレス・ゴールドアクターは4番手グループにつけ、プロモントーリオとレーヴミストラルは中団に控え、出遅れたフラガラッハも集団に追いつきスタンド前を通過した。
1・2コーナーを回り、向正面に入るところで、スズカデヴィアスが先頭、2番手にメイショウカドマツ、外側の3番手にゴールドアクター、内側の4番手に①スーパームーン、マイネルフロストが5番手追走。6番手の位置にサトノノブレスがいて、その後ろの7~9番手に⑰ニューダイナスティ・②プランスペスカ・プロモントーリオの3頭が固まっている。10番手の内側にレコンダイト、その隣に⑫ラブイズブーシェ、レーヴミストラルは12番手から。13,14番手の位置にフラガラッハと④ヴァーゲンザイル。後方は15番手⑬ロンギングダンサー、ヒラボクディープ16番手、17番手⑪サイモントルナーレ。最後方に⑯マイネルメダリストが追走する。
18頭がほぼ固まった状態で3,4コーナー中間点を迎え、デヴィアスがまだレースを引っ張るが、外からカドマツが並びかける。アクターは3番手のまま。後続ではノブレスとダイナスティが追い出し開始。ミストラルとプロモンはまだ馬群の中。4コーナーから最後の直線に差し掛かり、メイショウカドマツが早めに抜け出し、ゴールドアクターが2番手に躍り出る。サトノノブレスとレーヴミストラルは3番手争い。ゴール残り200mを切り、カドマツがこのまま押し切るかと思いきや、外からアクターが徐々に差を詰め、ゴール手前でアクターが逃げるカドマツを捕らえてFINISH!最後に逆転したゴールドアクター、3連勝で重賞初勝利です!


秋の府中のハンデ重賞・アルゼンチン共和国杯は、⑭メイショウカドマツと⑮ゴールドアクターの7枠2頭のマッチレースとなりましたが、1番人気だったゴールドアクターが差し切って1着となりました。直線早めに抜け出したメイショウカドマツはアタマ差の2着。3着には3歳馬のレーヴミストラルが入り、サトノノブレスは4着という結果に。2番人気のプロモントーリオは7着に終わっております。
勝ったゴールドアクターは、今回が重賞初勝利で通算6勝目。父・スクリーンヒーローは2008年にこのレースを勝った後、その次のジャパンカップでは、ウオッカ、ディープスカイ、メイショウサムソン、マツリダゴッホなどといった強豪を破る大金星を挙げました。スクリーンヒーロー産駒は、安田記念馬・モーリス、ミュゼエイリアン、グァンチャーレが活躍していますが、ここに来て期待の一頭が現れました。
ゴールドアクターは昨年の菊花賞で3着と好走した後に8ヵ月の長期休養。復帰戦の洞爺湖特別(7月4日@函館)で勝利を飾ると、前走のオクトーバーステークス(10月12日)では、トップハンデ57.5Kgの斤量を背負いながらも快勝。そして今回のアルゼンチン共和国杯で3連勝を飾り、ジャパンカップの優先出走権を獲得しました。府中コースで2連勝したから、JCでも上位人気に入りそうな予感がしますね。お父さんと同じのようにアルゼンチンからJC制覇となるか?



京都メイン・第6回みやこステークス(GⅢ・ダート1800m 11頭立て)は、3年前にこのレースを勝った①ローマンレジェンド、2014年のジャパンダートダービーを勝った④カゼノコ、3歳馬⑪ダノンリバティ、3連勝中の上がり馬③モンドクラッセ、重賞3勝⑨クリノスターオー、マーチステークスを勝った⑥マイネルクロップ、⑩ソロルなどが出走しました。
スタートは11頭綺麗に飛び出し、好スタートを決めた⑤エーシンモアオバーが行き、モンドクラッセとクリノスターオーが先団追走、ローマンレジェンドは5番手、ダノンリバティは中団より後ろのポジションで1コーナーを通過した。
1・2コーナーから向正面に出て、エーシンモアオバーが先頭、2番手にモンドクラッセ、3番手にクリノスターオー、インコースの4番手にローマンレジェンド、5番手⑦アスカノロマン、6番手ソロル、7番手の位置にダノンリバティが控えている。その後ろの8,9番手辺りにマイネルクロップと②ロワジャルダン、後方はカゼノコ、⑧スリータイタンと続く。
3コーナーを回り、モアオバーが先頭だが、外からクラッセが接近。3番手のスターオーは早くもムチが入っている。ローマンとダノリバが4,5番手から追い上げる。4コーナーのところで、今度はモンドクラッセが先頭に立ち、外に出したダノンリバティが追い込もうとするが、意外と苦しんでいる。内からローマンレジェンドが脚を伸ばすが、ロワジャルダンがさらに内に入る。先頭争いはローマンとジャルダンの一騎打ちか?しかし、大外からカゼノコが猛追。ゴール前でロワジャルダンが前て、カゼノコが外から急襲したが、ロワジャルダンが僅差で1着!


不良馬場の下で行われたみやこステークスは、単勝7番人気のロワジャルダンが優勝。道中は中団より後ろの位置にいましたが、直線で内ラチ沿いから突き抜け、ローマンレジェンド、カゼノコとの叩き合いを制しました。2着には6番人気のカゼノコが入り、伏兵2頭がワンツー独占。カゼノコは末脚が凄かったけど、アタマ差およびませんでした。3着のローマンレジェンドは、このレース2度目の3着。3番人気のクリノスターオーは5着、1番人気のダノンリバティは伸びを欠いて6着。2番人気・モンドクラッセは一旦先頭に出るも、最後は7着に沈みました。
勝ったロワジャルダンは、重賞初挑戦にして初タイトル獲得。同時にチャンピオンズカップの優先出走権をGET。夏の福島で2連勝と力をつけた後、前走のブラジルカップでは4着でした。鞍上の浜中俊騎手は、先週の秋の天皇賞に続き、2週連続重賞勝ち。この秋の浜中騎手は絶好調ですね~。外側ではなく、厳しいインコースを選んで正解だったかも。


来週は京都競馬場で秋の最強牝馬決定戦・エリザベス女王杯が行われます。昨年の優勝馬・ラキシス、2年前の勝ち馬・メイショウマンボ、昨年のオークス馬・ヌーヴォレコルト、府中牝馬ステークスを勝ったノボリディアーナ、フーラブライド、スマートレイアー、3連勝中のシュンドルボンとウインリバティのほかに、オークス2着のルージュバック、秋華賞2着・クイーンズリング、ローズステークス覇者・タッチングスピーチの3歳勢も登録しています。3歳勢が古馬の壁を破るか、古馬勢が経験の差を見せ付けるか?世代を超えた女の戦いから目が離せない!







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プレミア12強化試合第2戦  侍JAPANが逆転サヨナラ勝ちでプエルトリコに2連勝!

2015年11月06日 | Sports

「ひかりTV 4K presents 世界野球WBSCプレミア12 侍ジャパン強化試合 日本 vs プエルトリコ」は6日、福岡ヤフオクドームで第2戦が行われました。初戦は侍ジャパンが投打で圧倒し、8-3で快勝しました。プレミア12開幕前最後のテストマッチとなるこの試合、勝って勢いづけたいところでしたが、前日とは一転苦しい戦いとなりました…。




両チームのスタメン
  <日本>
1番(中)秋山翔吾
2番(右)中村晃
3番(二)山田哲人
4番(指)中村剛也
5番(左)筒香嘉智
6番(一)中田翔
7番(三)松田宣浩 
8番(遊)坂本勇人
9番(捕)中村悠平
  (投)菅野智之

 <プエルトリコ>
1番(中)J・ゴンサレス
2番(遊)ロペス
3番(二)ソーン
4番(左)シルバ
5番(捕)サントス
6番(一)ヒメネス
7番(右)L・リベラ
8番(指)アルベロ
9番(三)J・リベラ
  (投)フォンタネス


この日の日本は、中村晃と中村悠平がスタメン入り。中村剛也が2試合連続で4番に座りました。


1回、日本先発・菅野が、プエルトリコの先頭打者・J.ゴンサレスにセンター前ヒットを許すと、1死後に2塁盗塁と暴投で1死3塁のピンチを背負う。後続を抑えたいところだったが、ボークを取られて先制点を与えてしまった…。
いきなり1点を追いかける展開となった日本は、1回裏に先頭の秋山が内野安打で出塁しますが、続く2番・中村晃が併殺打に倒れてチャンスを潰す。2回には4番・中村剛が右手に死球を受け、そのままベンチに下がる。おかわり君に代わって川端慎吾が代走に入る。続く筒香に期待がかかるも、2塁ゴロ併殺打…。初回に続いて先頭打者を出すも、またもゲッツーで得点できず。
プエルトリコ1点リードの4回、日本3番手・武田翔太が1死から四球とヒットのランナーを背負い、1死1,3塁の場面で、ヒメネスにライトへの犠牲フライを打たれて追加点を献上。0-2とリードを拡げられます。
1点を返したい日本は、4回に3つの四球で2アウト満塁のチャンスを作る。長打が出れば同点or逆転のチャンスで中田翔に打席が回るも、センターフライに倒れて3者残塁…。5回には2死から中村悠と秋山が四球を選ぶも、中村晃が凡退してまたもや無得点…。
6回、先頭の山田がヒットで出塁すると、代走・中島卓也が相手の暴投と内野ゴロの間に3塁まで進む。2死3塁でバッター・中田の場面で、プエルトリコ5番手・J.ソレールが初球ワイルドビッチ。3塁走者が生還し、日本がようやく1点を返します。
日本は7回に5番手の小川泰弘が2死から連打を浴びるも無失点で切り抜け、8回は6番手・澤村拓一が上位打線を3者凡退に抑えます。一方の打線は、7回と8回にランナー2人出すも、あと1本が出ず無得点。1点ビハインドのまま9回の攻防へ、
9回、日本の7番手・山崎康晃が2死1,2塁のピンチを切り抜けて無失点。その裏の日本の攻撃で、先頭の坂本がレフト前ヒットを放つと、相手の暴投で2塁に進み、途中出場・平田良介の内野ゴロの間に3塁に進みます。1死3塁と一打同点の場面で、1番・秋山がプエルトリコ7番手・J.アヤラ の8球目のストレートを弾き返し、センター前へのタイムリーヒット!日本が土壇場で2-2の同点に追いつく!この後、秋山の盗塁、中村晃の敬遠で1死1,2塁とサヨナラのチャンスを迎え、9回からマスクを被っていた嶋基宏が5球目を捉えてレフト前ヒット。2塁走者・秋山が生還してゲームセット!日本が9回裏に2点を奪い、3-2で逆転サヨナラ勝利!



強化試合 11月6日(金)
日本VSプエルトリコ 第2戦
(◇開始 19時07分 ◇試合時間 3時間39分 ◇入場者 18,867人)
PUR 100 100 000  2
JPN 000 001 002x 3
勝利投手[日]山崎康(1勝0敗0S)
敗戦投手[プ]J.アヤラ(0勝1敗0S)



プレミア12開幕前最後の強化試合は、先発・菅野投手のボークで先制されたり、攻撃陣が2イニング連続で併殺打、5回の満塁で無得点、終盤も再三のチャンスで得点できなかったりと拙攻が目立ちました。しかし、9回に2本のタイムリーヒットで試合を見事にひっくり返し、サヨナラ勝ちを収めました。苦戦を強いられたけど、プエルトリコに連勝した侍JAPAN。勢いそのままに本番に臨みます。
今回の投手陣は、先発の菅野投手が2回2安打1失点と振るわず。3回に2番手で登板した西勇輝投手は1イニング無失点。3番手の武田投手は、最初のイニングで失点したものの、2イニング目は3者凡退に抑えました。その他、4番手の牧田和久投手、8回の澤村投手はともに好投を見せ、9回に登板した山崎投手が勝利投手となりました。
全体で8本のヒットを放った打線ですが、1番・秋山選手が7回にバントヒット、9回に同点のタイムリーヒットを放つなど3安打・1打点・2盗塁の大活躍。四球で2回も出塁し、この日は5打席全て出塁しております。サヨナラヒットを打った嶋選手は、9回の守備から出場し、その裏の打席でサヨナラのチャンスをしっかりとモノにしました。キャプテンが最後の最後に勝負強いところを見せてくれました。
ところで、最初の打席で右手に死球を受けて途中交代した中村剛也選手ですが、右手甲の打撲と診断されました。大事に至らなければいいのですが…。

さあ、いよいよ8日から「WBSC世界野球プレミア12」が始まります。日本代表は8日に札幌ドームで韓国代表と戦います。野球の国際大会で日韓戦が行われるのは、2009年の第2回WBC決勝以来となります。韓国には日本シリーズMVPを獲得したイデホ選手、韓国リーグで4年連続本塁打王に輝いたパク・ビョンホ選手、千葉ロッテでプレーしているイ・デウン投手、「日本キラー」キム・グァンヒョン投手が代表に名を連ねています。
日本代表は開幕戦で大谷翔平投手が先発予定。強化試合ではランナーを出してから連続タイムリーを浴びるシーンがあったので、正直言って不安です。でも、剛速球で韓国打線を捻じ伏せるんじゃないかと信じています。プレミア12初代王者へ、初戦の日韓戦は絶対に負けられません。



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侍ジャパン強化試合  マエケンは3回8奪三振!大谷は韓国戦に向けて不安・・・。

2015年11月05日 | Sports

今週8日から野球の国際大会「WBSC世界野球プレミア12」が始まりますが、開幕直前の5日と6日の2日間、福岡ヤフオクドームで「ひかりTV 4K presents 世界野球 WBSC プレミア12 侍ジャパン強化試合」と題して、野球日本代表がプエルトリコ代表と戦います。2013年のWBC準優勝国を相手に連勝して、8日の韓国戦へ弾みをつけたいところです。



両チームのスタメン
  <日本>
1番(中)秋山翔吾
2番(遊)坂本勇人
3番(二)山田哲人
4番(指)中村剛也
5番(左)筒香嘉智
6番(一)中田翔
7番(三)松田宣浩 
8番(右)平田良介
9番(捕)嶋基宏
  (投)前田健太

  <プエルトリコ>
1番(中)J・ゴンサレス
2番(遊)ロペス
3番(二)ソーン
4番(左)シルバ
5番(捕)サントス
6番(一)ヒメネス
7番(右)L・リベラ
8番(指)アルベロ
9番(三)J・リベラ
  (投)サンティアゴ


第1戦は、セリーグトリプルスリーの山田が3番に入り、4番に中村剛也を起用し、中田翔は6番に入りました。先発ピッチャーは今季沢村賞を獲得した前田健太が登板しました。



1回、日本はプエルトリコ先発・サンティアゴの前に3者凡退に終わり、その裏に日本先発・前田がプエルトリコ上位打線を3者連続三振を奪う完璧な立ち上がりを見せます。
日本は2回、2アウトから中田翔が3塁強襲のヒットを放ちますが、続く松田がレフトフライに倒れて無得点。3回、1死から嶋が技ありのライト前ヒットを放つと、1番・秋山の場面で2塁への盗塁を成功させます。1死2塁となり、秋山がサンティアゴの4球目を捉え、ライトポール際への打球は、そのままホームランテラスに突き刺さる2ラン本塁打!秋山の一発で日本が2点を先制します。
2点の援護を貰った前田は、2回も2つの三振を奪い、3回には先頭のL.リベラに2塁打を打たれますが、後続3人を続けて三振に打ち取り、得点を与えず。前田は3回まで投げ、プエルトリコ打線から8個の三振を奪う完璧なピッチングを見せました。
追加点が欲しい日本は、4回に中村剛の2塁打、中田の四球で1死1,2塁とチャンスを作り、松田がライト線へのタイムリーヒット。2塁走者・中村剛がクロスプレーをかいくぐって生還して1点追加。なおも1,3塁で平田の犠牲フライで4点目。さらに5回、2死2塁の場面で山田が左中間フェンス直撃のタイムリー3塁打を放ち、5点目を奪います。
しかし5回裏、4回から2番手で登板している大谷翔平が、2アウトからランナーを2人出してしまい、1番・J.リベラにライト前タイムリーヒットを浴びて1点を失うと、さらにJ.ゴンサレスにもレフトへのタイムリー2塁打を打たれ、もう1点失う。2死1,3塁から連続タイムリーで2失点を喫しました。
後半に入り、6回にヒット1本&2つの四球で1死満塁のチャンスを掴むも、代打・炭谷銀仁朗が併殺打に倒れて無得点。7回に4番手・則本昂大が3者連続三振を奪う好投を披露します。
8回、日本は先頭の筒香がプエルトリコ6番手・G.エルナンデスの初球ストレートを叩き、ライトホームランテラスへのソロ本塁打を放ち1点追加。さらにこの後、中田の2塁打と川端慎吾の投手ゴロ→ピッチャー悪送球で無死1,3塁となり、平田のセンター前タイムリーヒット、炭谷のセンター犠牲フライで2点を加え、この回3点を奪う。
この後、プエルトリコが日本5番手・増井浩俊のパスボールで1点返すも反撃はここまで。日本が8-3でプエルトリコに快勝しました。



強化試合 11月5日(木)
プエルトリコ-日本
(◇開始 19時07分 ◇試合時間 3時間24分 ◇入場者 13,537人)
JPN 002 210 030  8
PUR 000 020 010  3
勝利投手[日]前田(1勝0敗0S)
敗戦投手[プ]A.サンティアゴ(0勝1敗0S)
本塁打 [日]秋山 1号(3回表2ラン) 筒香 1号(8回表ソロ)


「侍ジャパン強化試合」の第1戦は、日本代表が秋山選手と筒香選手のホームランなど8点を奪えば、投げては前田→大谷→大野雄大→則本→増井→松井裕樹の6人で、プエルトリコ打線から18個の三振を奪いました。投打が噛み合った日本が、プエルトリコとの初戦を勝利で飾りました。
まず投手陣ですが、先発の前田投手が3回まで被安打1・8奪三振・無四球・無失点の好投。初回に3連続三振を奪うと、2回以降も奪三振を量産し、相手打線を捻じ伏せました。小久保監督から「侍ジャパンのエース」に指名されたマエケン、エースの名に恥じない圧巻のピッチングでしたね。
一方、4回から2番手で登板した大谷投手は、2イニング投げて3安打・3奪三振・2失点。最初のイニングは3者凡退に抑え、2イニング目も簡単に2アウトを取ったんですが、自ら悪送球を犯してから、連続タイムリーを打たれてしまいました。8日の初戦・韓国戦で先発投手を務める大谷投手ですが、少し不安の残る内容…。韓国の重量打線の餌食に遭わなければいいが…。
そして9回に登板した松井投手は、無失点に抑えたものの、ヒット3本も打たれました。1死1,2塁の場面で、L.リベラ選手のレフト前ヒットで失点されるかと思われましたが、左翼手・平田選手の好返球に助けられました。「抑え候補」のライバルである増井選手もパスボールを2回犯しております…。
打線の方はチーム全体で12安打。先発メンバーは坂本選手以外ヒットを打ち、3番・山田選手、6番・中田選手、キャプテンの嶋選手の3人が2安打のマルチヒットをマーク。3回に先制ホームランを放った秋山選手は、サンティアゴ投手の内角チェンジアップを強振。いやぁ、まさか伸びるとは思いませんでした。その前の嶋選手の盗塁が効きましたね~。

6日も福岡ヤフオクドームでプエルトリコと対戦。第2戦の予告先発は、日本は巨人のエース・菅野智之投手、プエルトリコはフォンタネス投手が登板します。菅野投手のほかにも日本シリーズ初戦で完投勝利を挙げた武田翔太投手、ヤクルトの小川泰弘投手などが投げると思われます。次の試合もしっかりと勝って、万全の状態で韓国戦を迎えられるといいですね。







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砂の祭典・JBC2015 PART2  コパノリッキーが復活勝利!JBCクラシック2連覇! 

2015年11月04日 | 競馬

「JBCレディスクラシック」は3歳馬のホワイトフーガが制し、「JBCスプリント」は牝馬のコーリンベリーが逃げ切り勝ちを収めました。メインレースの第15回JBCクラシック(GⅠ・2000m 16頭立て)は、史上初のダートGⅠ10勝に挑む⑩ホッコータルマエ、骨折からの復活にかける⑮コパノリッキー、日本テレビ盃でコパノリッキーを破った⑤サウンドトゥルー、昨年の同レース2着だった①クリソライト、⑧ニホンピロアワーズ、⑫グランドシチーのJRA勢6頭のほかに、ミルコ・デムーロ騎手とコンビを組む⑬ハッピースプリント(大井)、マーキュリーカップ覇者④ユーロビート(大井)、東京大賞典と川崎記念で3着⑭サミットストーン(船橋)などが参戦しました。



単勝の上位人気は、ホッコータルマエが1.4倍で断然の1番人気。2番人気にクリソライト(5.2倍)、3番人気コパノリッキー(6.2倍)、4番人気のサウンドトゥルー(8.8倍)までが10倍を切り、5番人気以降はハッピースプリント、ユーロビート、ニホンピロアワーズ、グランドシチー、サミットストーンと続きました。
スタートでホッコータルマエとコパノリッキーが上手く飛び出す。先行争いでタルマエが行くかと思いきや、リッキーがハナに立ち、サミットストーンとクリソライトとホッコータルマエの3頭が2番手を争う。ハッピースプリントは5番手、ニホンピロアワーズ7番手、サウンドトゥルー9番手でスタンド前を通過した。
1コーナーを過ぎたところで、コパノリッキーがペースを握り、クリソライトが2番手に浮上。3番手集団の外側にホッコータルマエ、サミットストーンとユーロビートが4,5番手並走状態。その後ろの6番手にハッピースプリントが追走し、ニホンピロアワーズ7番手。8番手グループに外からサウンドトゥルー・グランドシチー・②オグリタイム(北海道)の3頭。⑯アウトジェネラル(大井)と③タイセイローマン(高知)が11,12番手で並び、13番手⑪メイショウパーシー(高知)、14番手⑨マヤノクレド(愛知)、15番手⑥クラシカルノヴァ(大井)、⑦リワードレブロン(高知)がポツンとしんがり追走。
3コーナーを回り、リッキーが先頭をキープし、タルマエが2番手に上がるが、リッキーが引き離しにかかる。タルマエやや厳しいか?後続ではクリソが3番手、ハピスプが4番手に押し上げ、ユーロビートやサウンドが追い上げる。4コーナーから最後の直線に入り、コパノリッキーが後続にリードを拡げ、ホッコータルマエが懸命に追撃するも差が縮まらない。3番手争いではクリソライト・ハッピースプリント・サウンドトゥルーが競り合う。ラスト100mでサウトゥルが3番手に浮上すると、2番手のタルマエに迫る。しかし、後続を尻目にコパノリッキーがそのまま先頭でゴールイン!コパノリッキー大井で復活!そして、JBCクラシック2連覇達成!


JBCクラシック 全着順&払戻金
1着⑮コパノリッキー   2:04:4(不良)
2着⑤サウンドトゥルー  2馬身1/2
3着⑩ホッコータルマエ   1/2馬身
4着①クリソライト    1馬身1/4
5着⑬ハッピースプリント  ハナ
6着④ユーロビート     2馬身
7着⑭サミットストーン  3馬身 1/2
8着⑧ニホンピロアワーズ 1馬身1/2
9着⑯アウトジェネラル   3/4馬身
10着⑫グランドシチー   3馬身1/2
11着⑨マヤノクレド     1馬身
12着②オグリタイム    1馬身1/2
13着⑥クラシカルノヴァ    大差
14着⑪メイショウパーシー 1馬身 1/2
15着③タイセイローマン  2馬身1/2
16着⑦リワードレブロン  3馬身1/2


単勝 ⑮ 620円
複勝 ⑮ 110円 ⑤ 150円 ⑩ 100円
枠複 [3]-[8] 2,850円
枠単 [8]-[3] 5,780円
馬複 ⑤-⑮ 2,630円
馬単 ⑮-⑤ 5,140円
ワイド ⑤-⑮ 560円 ⑩-⑮ 160円 ⑤-⑩ 210円
3連複 ⑤-⑩-⑮ 650円
3連単 ⑮-⑤-⑩ 10,860円



JBCのメイン競走「クラシック」は、コパノリッキーが見事に優勝。スタートから先手を奪い、マイペースで逃げ続け、最後は2馬身半の差をつけての快勝。サウンドトゥルーは、ゴール前でホッコータルマエをかわして2着。上がり3ハロン36.7秒はメンバー最速でした。1番人気だったホッコータルマエは3着。3,4コーナーのところで幸英明騎手の手が動いてましたね。GⅠ10勝目は次のチャンピオンズカップに持ち越されました。地方勢最高はハッピースプリントの5着。ユーロビートがその次の6着、サミットストーンが7着に入りました。
勝ったコパノリッキーは、盛岡開催の昨年に続いてのクラシック連覇。GⅠ勝利も今回で5勝目となりました。鞍上の武豊騎手は、このレース7勝目。2007年から2011年にかけて5連覇を果たしているユタカさん、クラシック勝利は4年ぶりとなります。
リッキーは今年2月のフェブラリーステークスで優勝した後、左前脚の骨折で半年以上も休養。復帰戦となった日本テレビ盃では、道中飛ばしすぎて、最後はサウンドトゥルーとクリソライトに大きく離されての3着…。骨折からの休み明けとはいえ、あまりにも信じられない負け方でした。しかし、今回はマイペースの逃げで完勝。影をも踏ませぬ逃走劇で復活を果たしました。ライバル・ホッコータルマエとの直接対決も3勝2敗となり、再び白星先行。
次走はチャンピオンズカップ(@中京)に向かう予定。昨年はスタートでの出遅れが響いて12着と大敗。今年こそは「CC」のタイトルを手にできるでしょうか?





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砂の祭典・JBC2015 PART1 レディスクラシック&スプリント編 

2015年11月03日 | 競馬

ダート競馬の祭典「JBC(ジャパンブリーディングファームカップ)2015」が3日、東京・大井競馬場で行われました。1日に3つのGⅠ競走が開催されるこのイベント、PART1は「JBCレディスクラシック」と「JBCスプリント」を振り返ります。



大井8レース・第5回JBCレディスクラシック(牝馬限定・1800m)は、16頭が出走しましたが、⑭サイモンガーランド(大井)が競走除外になったため、15頭立てで争われることになりました。JRA勢からは、昨年に続いての連覇を狙う⑥サンビスタ、昨年2着⑯トロワボヌール、重賞2勝⑦アムールブリエ、関東オークス覇者③ホワイトフーガ、②カチューシャ、⑬キャニオンバレーの6頭が参戦。地方勢は④ノットオーソリティ(船橋)、昨年5着⑩ブルーチッパー(大井)、⑤リュウグウノツカイ(川崎)、⑧アクティフ(大井)、⑮ブラックバカラ(高知)などが出走しました。
スタートは15頭綺麗に飛び出し、スタンド前での先行争いで、ブルーチッパーが先手を取り、カチューシャ・アクティフ・⑫ボーラトウショウ(高知)・キャニオンバレーが2番手集団を形成。サンビスタ・ホワイトフーガ・アムールブリエ・トロワボヌールは中団の位置でスタンド前を通過した。
1・2コーナーを回り、向正面に出るところで、ブルーチッパーが先頭、2番手にカチューシャ、3番手にキャニオンバレー。4,5番手のところにアムールブリエとサンビスタが並走状態。その後ろの6番手にホワイトフーガ、外側の7番手からトロワボヌールが並びかける。中団には8番手アクティフ、9番手ノットオーソリティ。中団より後ろのグループは少し離れ、10番手リュウグウノツカイ、11番手ボーラトウショウ、12番手ブラックバカラ、13番手①ユーセイクインサー(笠松)、14番手⑨タッチデュール(笠松)、最後方に⑪アスカリーブル(川崎)。
外回り3コーナーを通過し、チッパーが快調に飛ばして後続に差を広げる。チッパーが2番手に浮上し、サンビスタは内側の4番手、トロワボヌールが外に出し、フーガはまだ6番手。直線コースに入り、サンビスタとアムールブリエが逃げるブルーチッパーに並びかける。しかし、ゴールまで残り200mのところで、ホワイトフーガがインを突いて先頭に立つ。そしてそのまま後続にリードを拡げてゴールイン!3歳馬・ホワイトフーガ、世代交代を実現させました!

砂の女王を決める戦いは、単勝4番人気だったホワイトフーガが優勝。道中は中団より前の位置に控え、直線ではブルーチッパーとサンビスタの間を割って抜け出し、最後は2着に5馬身差をつけての圧勝でした。2着には1番人気のサンビスタ、3着には3番人気・トロワボヌールが入り、2番人気のアムールブリエは4着。そしてリュウグウノツカイが地方勢で最高の5着と健闘しました。その他の中央勢は、カチューシャ11着、キャニオンバレーは13着という結果でした。(全着順と配当はこちら
ホワイトフーガは父・クロフネ、母・マリーンウィナー、母の父・フジキセキという血統。関東オークスで重賞初Vの後、ブリーダーズゴールドカップで3着、レディスプレリュードでも3着でしたが、今回2度目の重賞勝ち&GⅠ初勝利を手にしました。鞍上の大野拓弥騎手と管理する高木登調教師は、ダート交流GⅠは初勝利。馬も強かったけど、大野騎手の巧さが光りました。年齢もまだ3歳だから、今後も重賞勝ちを量産しそうですね。それに、今回の勝ちっぷりを見ると、牡馬と互角に渡り合えそうな気がします。



大井9R・第15回JBCスプリント(1200m・16頭立て)は、東京盃など今年重賞4勝の⑥ダノンレジェンド、マイルチャンピオンシップ南部杯で連覇を果たした⑩ベストウォーリア、昨年の優勝馬⑭ドリームバレンチノ、オーバルスプリントを勝った③レーザーバレット、プロキオンステークス2着②コーリンベリー、⑦ノーザンリバーのJRA勢6頭に加え、昨年のこのレースで惜しくも2着だった⑧サトノタイガー(浦和)、⑮ポアゾンブラック(北海道)、⑤ジョーメテオ(浦和)、⑪セイントメモリー(大井)、①タガノジンガロ(兵庫)などが参戦しました。
スタートでセイントメモリーとコーリンベリーが好ダッシュを見せ、④コスモフィナンシェ(岩手)がやや遅れる。好スタートを切ったコーリンベリーが先手を奪い、ポワゾンブラックがが2番手追走。タガノジンガロが3番手、4番手にダノンレジェンド、5番手集団にはベストウォーリア・サトノタイガー・ノーザンリバーが固まり、8番手から⑬ゴーディーが追う。9番手グループにはドリームバレンチノ、⑫アルゴリズム(大井)、セイントメモリーの3頭。レーザーバレットは内側の12番手に控えている。後方はジョーメテオ、⑯マルカバッケン(大井)、コスモフィナンシェ、⑨バーチャルトラック(高知)と続く。
3,4コーナー中間点を過ぎ、コーリンが先頭、ポワゾン2番手、ダノレジェが3番手。ウォーリアは4番手集団の中。バレンチノは外に回り、バレットは中団馬群。最後の直線に差し掛かり、コーリンベリーが後続に差を拡げにかかり、ダノンレジェンドが2番手から追い込む。3番手争いでは内からポワゾンブラック、外からベストウォーリアとドリームバレンチノ、レーザーバレットも来ている。ラスト100mでダノレジェがコーリンに差を詰めるが、コーリンベリーがそのまま押し切ってゴールイン!メンバー紅一点・コーリンベリー、逃げ切ってGⅠ初制覇!


ダートスプリント王決定戦・JBCスプリントは、単勝3番人気のコーリンベリーが鮮やかに逃げ切り勝ち。単勝1.6倍の圧倒的1番人気の支持を集めたダノンレジェンドは3/4馬身差の2着に敗れ、マイルとの「2階級制覇」を目指したベストウォーリアが3着。ウォーリアは距離が短かったかな。4着にレーザーバレット、5着にドリームバレンチノが入り、上位5頭をJRA勢が独占しました。地方勢はジョーメテオの6着が最高で、ポワゾンブラックが7着。ノーザンリバーは中央勢ワーストの7着。なお、14着だったタガノジンガロは、ゴール後に急性心不全を起こして死亡しました…。
勝ったコーリンベリーは、かきつばた記念に次いでの重賞2勝目で、GⅠ初勝利。JBCスプリントで牝馬が制したのは史上初の快挙。さらに父・サウスヴィグラス(2003年優勝)との親子制覇も成し遂げました。かつてはホクトベガやファストフレンドといった「砂の名牝」が混合GⅠで活躍したけど、久しぶりに牡馬を一蹴する馬が現れましたね。
コーリンベリーの手綱を取った松山弘平騎手は、デビュー7年目で初のGⅠ制覇。小野次郎調教師は開業5年目で初GⅠ初勝利です。騎手時代を含めると初めてのビッグタイトル獲得です。


PART2では、ホッコータルマエとコパノリッキー、ハッピースプリントなどが出走した「JBCクラシック」を振り返ります。



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