3夜連続で「ゲットバック」を観た。
音楽は聴くだけのワタシでも、それはそれは超絶におもしろかった。
ましてや音楽を生業にしている人たちはどんな感じで観たのだろう?
励まされるのか、はたまた絶望するのだろうか。。。
27,8歳の、まだ若くて艶っツヤなビートルズが苦悩し躍動し崩壊し再生していく。
ジョンが遅刻している間に♪ゲットバックが出来あがっていくシーンが素晴らしい。
ポールがギターでもピアノでもなく、例のベースをかき鳴らしながら作っていく。
ほとんど鼻歌程度なものが、どんどん曲に仕上がっていく。それもほとんど寝ながらw
そんな天才の所業を目の前で見せつけられるジョージの気持ちはどんなだろう?
ジョージの不幸?は、こんな天才がひとりではなく、もひとりいたことだ。
天才ふたりが目の前で丁々発止渡り合い、自分の意見はほとんど却下される・・・
そりゃ「や~めた。脱退します」ってなりますわ。
第1夜は、ジョージがビートルズを脱退したところで終わる。
ワハハ、知らなんだ。
最初に抜けたのジョージだったのね、、、すぐ戻ったけど。
ジョンはなにげにクラプトンを入れる、とか言ってましたねw
そもそもここらあたりまでは、ジョンはヨーコしか目に入ってないもんね。
ヨーコの傍若無人ぶりは目に余るw(ほぼジョンにくっついているだけだけど)
んが、それをスルーできる3人は大人なのか、あきらめているのか。。。
フン詰まりなセッションは、ビリー・プレストンの登場で一気に流れ出す。
もうMVPは満票でビリーでしょう。
ジョンとポールの表情がみるみるうちに変わる。
瞳は輝き、驚きと喜びで「音楽」があふれ出す。
ジョンは性懲りもなく「5人目のビートルズにしよう」とまで言い出すw
クラプトンん時といい、基本ジョン、単純じゃん。
ラス近く、ゲットバックを「シングルにしよう」と提案するのがジョージだ。
カッケー ジョージ、最高なやつだ。
カッケー と言えば リンゴも最高だ。
プロフェッショナルといえばリンゴだと、誰もが異口同音に言う。
皆勤賞、遅刻なし、文句なし、基本職場に彼女を連れてこないし。
ステラがいたずらで叩いたドラムにビックリするシーンは有名だ。
楽曲への注文もしない。
こう叩きたい、とも言わない。
黙って楽聖ふたりの言うことを聞き、言われた通りの音を出してみせる。
プロ中のプロだ。
オーラスはルーフトップ・ライブ。
「レット・イット・ビー」では、やる気なさげに見えたジョージとリンゴだけど、
今回、全然違うのが分かってうれしい。
ポールが警官を見て、ギアを上げたのは知っていたけどw
なにはともあれ、まだアーカイブ期間があるので、
じっくり楽しみましょう。
※ 補足
ゲットバックを作曲する際、ポールがほとんど寝てる、と書いてますが、
これ書いた時点では寝そべって、あるいはイスにふんぞり返ってベースを弾いていると
思い込んでおりました。 2周目で確認したところ、ちゃんとイスに座っておりました。
むしろ眠そうなのはジョージでした。 2度ほどアクビしてるもんね。
もいっこ、ポールの娘をステラと書いてますが、ヘザーが正解です。
ヘザーちゃん、リンダの連れ子ですね。
初めて?見るヨーコをガン見しとります笑 その後、あのスキャット?雄叫びをマネします。
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