スイスはヤングボーイズの久保が2得点した後のコメント
「アシストしてくれた人のゴール」 その通り! 謙虚でよろしい
それをふまえて・・・・・・
昨夜、小学校1年生のアシストでヘディングシュートを決めた私。
年齢差 52! なんと素晴らしいことでしょう。
ミニゲームでミニゴールとはいえ、ネットを揺らす快感になんの違いもない。
コーチしている立場上、アシストすることは多々あるものの、
ゴールのお膳立てをしてもらうことはあまりない。
わたしの担当、低学年だしね。
それが、セットプレー4本中、3本を私の頭に合わせてきた。
最初の1本目はコーナー。あまりのいいボールに空振りする^^
わりぃわりぃ・・・で2本目は低すぎて合わず。
「かんとく、すいません・・・」と、謝る1年坊主^^
ジャストミートした3本目、ゴール前に固まる2年生たちに当たってはね返る。
そして運命の4本目(笑)はフリーキックから。
ジェスチャーで額を指さす・・・ここ、ここ、ここへ上げろ と。
コーキ(1年坊主の名前)、パーフェクトなボールを蹴る。
軽く頭を右に振ると・・・ボールは無人のゴールネットに(ミニゴールだけど^^)
おもわずガッツポーズして、そのままコーキと両手でハイタッチ!
2年生のマっつんが、目を輝かせて言う
「いまの、すごかったね・・・」 タメぐちだが嬉しい^^
んでも凄いのは、1年生でインステップをコントロールできるコーキだ。
4本中3本です。 決してまぐれではありません。
う~~~ん 早熟過ぎるか?!
言葉使いも右肩上がりだし、コーキよ、成長早すぎね?
ま、園児の頃から上手かったのは確かなんだけど。
※ 一番左の黒い長パンが、今回の主人公コーキ
エラそうに訓示たれてるのが私。
おっと、ホメたけど、コーキちょっとよそ見してます^^
1960年代・・・生まれてましたか?
当時は甲府にも映画館がいくつもあった。
東映も東宝も松竹、日活もそれぞれの小屋(単館)を持っていた。
東映はヤクザ映画の真っ盛り。
東映の隣が確か・・・・・・セントラル?だったか洋画専門館だったはず。
セントラルの客層と、東映のそれとはまったく違って、
言ってみれば、リーベルとボカの違いだ。 コアなフッボル小僧しかわからんぞ^^
中坊だった僕は、リーベルにもボカにも行った。
ボカこと東映は、中坊にはなかなか入りづらいところで、
不良やヤクザもんの巣窟・・・みたいなイメージがあったのだ。
実際、健さんに夢中になって、ふと気がつくと、サイフをスラれていた。
いたいけな中坊から盗むなんて、犯罪者の風上にも置けないヤツがいたもんだ。
今でも、サイフの色も形もよくおぼえているほどだ。
昭和残侠伝も網走番外地シリーズも、ドキドキしながら観ていた。
昭和残侠伝のラスト、雪の降りしきる中を往く高倉健と池部良。
これは究極ですね。
こんな究極のカッコよさを刷り込まれたもんだから、
その後の健さんの役柄がどうもしっくりこない。
ゆるく、ぬるく、チカラが抜ける・・・・・・・。
もちろん、高倉健のせいにはしない。
監督やプロデューサーの無能を嘆く。
俺たちの健さんを返せ! と。
こーゆー無責任でわがままな人が無数にいたのだ^^
ご本人、エラい迷惑^^
さて、ここからは佐藤忠男 高倉健を悼む からの引用だ。
・・・・・・・・略
しかし、ヤクザの役だけでは、限られた範囲のファンには熱烈に受けても、
国民的な俳優と言われるのは難しい。
彼は仁侠映画の一時的なブームが去った後、その役柄で築いた風格で、
おとなしく善良な庶民の本当の男らしさ演じるという、文字通りの離れ業をやってのけた。
「幸福の黄色いハンカチ」「鉄道員(ぽっぽや)」がそれであり、
彼は本当に男らしい男が、実は心優しくつつましい庶民でもあり得るという、
すてきな人格のありようを示してくれたのである。
ほんと、その通りです。
ま ったく異議なしです が が が
私のマイ・フェイバリットは「ザ・ヤクザ」なんだなぁ これが^^
健さんが逝ってしまった。
「高倉健という美意識と志が、
弱さを一切見せず、美しく鮮やかな残像を残していかれたのが健さんらしい。
背中しか見送れませんでしたが、後ろ姿に深く深く一礼をささげたい」
・・・・・・・・ 武田鉄矢
武田鉄矢、いいこと言うなぁ
さっきも「クローズアップ現代」を観ながら、涙が後から後から。
ひとりの俳優の死に、なんでこんなに泣けるんだろう・・・・・・。
こんな経験は初めてだ。
年取った証拠だろうけど、ちょっと違うような気がする。
正直、親父が死んだ時でさえ、こんなに泣けなかった。 この親不孝もんがっ
無垢なるもの。
純粋な思いが心を打つ。
↑若き日に観た、その名もズバリ「ザ・ヤクザ」
ハリウッド版のヤクザ映画の評判は、封切り当時あまりいいものではなかった。
私も当初は、なんだかなぁ~ と思ったものだったのだが・・・・・・
その後、何度も何度も観るうちに、これは凄い映画だぞと思い始め、
映画史上に残るラスト・シーンだと確信するに至ったのです。
武田鉄矢が言うような、
ロバート・ミッチャムがしたような深い深い一礼を。