MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ガウチョ Gaucho

2011年07月26日 | 木曜日のボール

 毎日元気に働いてるトラック屋の女子が言いました・・・

「フツーに出たみたいよ。ぜんぜんいつもと同じように出たって、東電のボーナス」

ふ~~~~~ん

こんな世間をナメきったチンカス会社は世界を見ても・・・・・・
・・・・・・ありました!中国の鉄道公社

証拠を埋めちゃいましたからね^^ 堂々と。
日本のチンカスの方が、こそこそこそこそ姑息に陰険にやってるのとは対照的ですが。
自分ではコントロールできないモノを持ってしまった、という点は同じですね。

日中チンカス合戦はさておき、 さておくんかい!
んなもん書き出したら、私の血圧がリミットを超えてしまいますけん。


 なでしこはモテまくっております(初の団体での国民栄誉賞の話も・・・)
ひとり宮間がクールに人力車に乗ってます。

女子サッカーの大きな特徴に“基本フェア”というのがあります。
薄汚いタックル、みっともないシミュレーション、レフェリーへの執拗な抗議、といった
『あ~あ、なんだかなぁ』的場面が少ないため、すがすがしく見られます。

そこへいくと男子ときたら。 ちょっとそこの男子~~ 
はい、コパ・アメリカの決勝です。
その卑しむべき『あ~あ、なんだかなぁ』的場面がてんこ盛りです^^

んんんんんがぁ! これが超破壊的にオモシロイ!

カードは、ウルグアイ/パラグアイ 
両国国民以外、誰も望んでいなかったカード。
メッシも、元祖・ネイマールもなし

んんんんんがぁ! これが超暴発的にオモシロイ!

すさまじい局地戦の応酬。
ひとりふたりさんにんと、足の裏が迫ってきます。
が、だれひとり逃げません。痛がってるヒマさえありません。
立て。 立って戦え。

キャリアのピークにあるフォルランの軽やかなことといったら、あーた 
たぶん、羽が生えたスパイクを履いてるな。

その相棒、スアレスのどっしりしたキレッキレぶり!
どっしりしつつキレッキレって、フツーあり得んぞ。

しかもこのふたり、なんの迷いもスター気取りもなく、献身的に守備もしっかり。
メッシや元祖・ネイマール、ブラジルにもアルヘンティーナにも欠けていたものが、
自然に浮かびあがってくる仕組みになっておりました。
このセレステには、かのスペインも勝てるかどーか。

で、オーラス。 カバーニが登場してスリーキングスが揃ろうと・・・・・・
ワンタッチを3連発して、フォルランがトドメを刺す!と。

ワラゴール!
コパ・アメリカ、有終の美でおま。


解説のやまもっさんも、ピッチのダジャレーノ・ハヤノも絶賛のアラシ。
堪能に次ぐ堪能。ゴチになりました。

なでしこのは、再放送でもおいしく楽しめますが、
こいつは、ちょいとヘビーなので、朝温めなおしてもゲップが・・・

 そうそう、パラグアイのルカス・バリオス・・・・・・

アカ~~ン (ここは宮川ダイスケ風に)

ありゃりゃ、前期絶望かな。
香川君の大切なおともだちなのに。


崇高なる勝利

2011年07月20日 | 木曜日のボール

要はね、決勝のカードがドイツ対アメリカだったとしたら・・・・・・
んなもん、誰が見るんじゃあ! って話。

ちゅーわけで、長々とほったらかしのこのブログ・・・・・・
さすがに世界一だもの、少しは記事書かなきゃな、と。


なでしこがねぇ よくぞ!

当タイトルの「崇高なる勝利」は、ベトナムの新聞の見出しだそう。
珍しく中国も韓国も絶賛しております。 とーぜんです。

さて、あの晩ちゅーか、早朝のこと。
わたくし不覚にも、アメリカが延長で点を入れた時「こりゃ負けた」と。
そればかりか、『正当な結果だな』と。
なんとも罰当たりな、とんでもない感想をひとり想念しておりました。

不覚じゃあ! 
恥じゃあ!

オレとしたことが、なにを日和っていたんだろう。 はずかしかねぇ
なでしこ達は、そんなオポチュニストをあざ笑うかのごとく勝利したのでした。

にもかかわらず、それでも勘のもどらないワタクシは、
夜の再放送を見るまで、ビミョーな状態を維持し続けていたのでした。

ふたたび不覚じゃあ!
恥の上塗り上書きじゃあ!

Ok! よーやく覚醒したのが・・・・・・
再放送の延長後半、ゴッド沢のアウトサイドが炸裂するホンの前・・・・・・おそっ^^

みたび不覚じゃあ!
恥の盆地盛りじゃあ!

あのゴール、中断~再開のあとのコーナーだったのね! みんな知っとるわ^^
すまん。 再放送で確認して驚く日和見主義者を笑ってくれ^^

つまり、あのコーナーを取る近賀へのラストパスを出したのも沢だったわけね。
で、ソロとディフェンスがからんでソロがケガして治療すると。
2分ほどの空白ができ、沢が宮間と打ち合わせする時間ができると。

おぉおぉ すべては沢へ沢へと流れる仕組みになっていたわけだ。

 恐るべし! ゴッド沢  まさに神の采配

ニアでヘッドのつもりが、ボールがちょい低い。
瞬時に反応し、右足のアウトで角度を変える・・・・・・オーマイガッ

カズーの言うとおり、神の領域でおま。
文句なし。大会のラストを飾るにふさわしい最高のゴール。

・・・・・・と、ここまできてよーやく気付く。
USAの勝利を『正当な結果だな』なんぞと一瞬でも思った自分の浅はかさに。

確かにアメリカのサッカーは速くて強くて高かった。
優秀なアスリートの集まり。 バックボーンは明るく伸びやかで自由な環境だ。
チームには白人が多く、アッパーミドルの雰囲気さえ漂う。 悪い? いえ、ぜんぜん。
むしろ羨ましい。(ちなみに語源は裏に山がある・・・うらやましい、なんだと。)

なでしこ達の置かれた環境と比較すれば、アメリカが正しい。
そーいやこの大会、アフリカ勢も中東勢も、いやいや南米すらお呼びじゃない。
まだまだ女子がサッカーをやるには、ヘビーなことが多すぎる世界なんだな。

そんな正しいアメリカには、女子サッカーの競技人口500万!という圧倒的な数がバックにある。
デカい分母からピックアップされた優秀なアスリート。
その分、似たり寄ったりになる危険性もはらむ、と。

 
 「顔と名前が一致する選手が多いこと」
これ、私が好きになるチームのひとつの基準です。

アメリカどーでしょう?

はい、ワンバック はい、ソロ・ホープね。
もひとり、オヤジ目線が加わって金髪ショートカットの左サイド、ラピーノ(まぁ!カワイイ)
せいぜい3人。 これでも多い方か。

ドイツ・・・ゼロ! スウェーデンもゼロ。 だれ~も思い浮かばん。
ちゅーか、あと分かるのブラジルのマルタだけだけど^^

中国もゼロ。 
韓国もゼロ。

この基準はとーぜん男にも当てはまる。
コパ・アメリカでいえば・・・

ブラジルは1回観ればすべて覚えるし、アルゼンチンもそう(これは有名選手が多いからね)
ウルグアイは5人が精一杯で、チリはサンチェスとスアソと左サイドの怪物・・・・・・誰だっけ^^
ま、とにかく個性的な連中はイヤでも憶えるって。

そう、個性。
チームUSAと、なでしこの違いはこれがデカい。
アメリカは3人を除けば、みーんな同じに見える。
ドイツしかり、スウェーデンしかり。

でもでも、個性といえばアメリカでしょ。欧米でしょ。
だからサッカーはおもしろいすね。
そもそもサッカーを選ぶ女子は、この国ではその時点でじゅーぶん個性的なのさ。

岩淵なんか万国共通、老若男女誰が見ても分かる。
ワンバックの腰あたりまでしかないもん。

そう、個性的な選択をした数少ない女子が、
サッカーママに連れられた、膨大な数のごく普通のアメリカンガールの一般的な選択としてのサッカーに勝ったのは、当然の快挙?ともいえる。 よくわからんぞ!
だいたい、アメリカに勝ったの初めてじゃん^^
  
つまり、顔と名前がすぐに一致するプレーヤーをいかに多く持っているか。
男女関係なく、フッボル的で魅力的なチームの特徴はこれです。

私はこれを※「1986中国代表論」として、学会に発表している。
う~~んと、どこの学会かな? すぐそこの

 
 カワスミのループ(判断と決断) ピンクのヘアバンド ちょい出た前歯
 阪口のさばき トラップ後の身体の向き 視野の広さ
 安藤さんのがんばり ウッチーへの冷たい態度 ラウルも見てました^^ 

 カミオノゲの左足 宇津木の左足  レフティーはそれだけで美しい
 大野の「特に・・・」 メッシ級のアウトの切り返しからのゴール  好きだわぁ
 岩清水の身長とレッド(ありえん!) 実父のキスを避ける動き 

 どーした!? 近賀 かぶりモノだったのか?
 彼女が普通だったら、アメリカだってチンチンだったはず

 イワブッチー、もう少し あとちょっと

 宮間、スローモーションのようなハーフボレーのタッチ なんざましょ、あの落ち着きっぷりは
 山郷、髪を下ろしたあなたを分からなかったオグラはやっぱパチもんじゃ!  
 泣くな矢野  

 海堀、眉を描け、眉を。 なでしこ史上最高のキーパー、どうか眉を
 鮫島、そこは切り込まないと  そこは打たないと 遠慮しちゃダメよ
 永里、不本意! いいもの持ってんのになぁ (甲府のアンちゃんも)

 カリナー カリナー カリナー

 あと誰だ?
 
 すでに国民栄誉賞受賞、人間国宝、重要無形文化財のゴッドと、
 おぉ、ラストシューティスト、センターバックの・・・・・・名前がぁぁぁぁ クマガイ! 出たっ
  決めのPKを狙ってあそこに・・・・・・ホン・ミョンボか!

 あと、フォワードのアンコ型のタカセ? クーッ えぇっ!? あと2人だとぉ
 そうそうサブのフクちゃんと・・・・・・限界か はい限界でした。
  正解はDFの田中明日菜 ごめんね、また明日な のりおかっ



あ~久しぶりに長々と。
じゃ次はまた半年後に^^


 ※ 「1986中国代表論」
 
   よーするに、サッカーはフィジカルエリートの集団では勝てない! 
   という、単純明快な理論。(理論とゆーも恥ずかしいが^^)
   
   もう四半世紀も前、国立でわが代表をチンチンにした中国。
   どーなることかと思ったら、なんのことはないそこがてっぺん、ピークでした。