甲府と大分とビールの日
土曜日、小瀬での出来事 …
私のとなりに、ヘビー級の家族連れが座る。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、そろって見事な体格!
なぜか弟くんだけが、ヒョロヒョロのメガネ君だ。
特に、中3くらいのお兄ちゃんは、あの「HIROくん」くりそつ^^
だから、勝手にヒロ君と呼ぶことにする。
ヒロ君、私のとなりにどっかとデカいケツをおろす。
となりがデブだと暑苦しい …(体格のいい皆さま、許してね)
デブの必需品といえば、ペットボトルの2リッターだ。
ヒロ君とお父さんは、1本のペットボトルを分け合ってグビグビ飲む。
で、そのまま汗となって吹き出す。
となりにいると、あきらかに湿度が上がる。
シートが私からもっとも遠い弟くんの様子は、
3人の大きな壁にはばまれ、うかがい知ることさえできない。
で、この親子、サッカーにも、ヴァンフォーレ事情にもやたらと詳しい。
お父さんは、ごくたまに気の利いたギャグも飛ばす。
「今のはレッドじゃないけど、オレンジだな」・・・とか。
ま、その程度なんだけど^^
さて、大分戦、いろんな要素がからみ合い
スタジアムは今期最高の盛り上がりをみせる・・・
そしてついに、待望の先取点が甲府に入る!
オオオオオォォォ-----!!!
立ち上がり両手を突き上げ、ガッツポーズ。 フッと横を見ると
ヒロ君が満面の笑みでバンザイをして、私のほうに両手を差し出している!
どーやら、ハイタッチをしろ という意味らしい。
オーケー、ハイタッチくらい何回でもしてやるぜっ
というわけで、ヒロ君とハイタッチ。
歓びを分かち合う^^
しばらくして歓喜が収まると、みんなそれぞれ着席する。
あっという間に私とヒロ君も、元の“他人の関係”にもどる^^
試合は、GK鶴田の神がかり的な好守などで、
虎の子の1点を死守している・・・頼む、このままいってくれ
時間が経つのが遅いっ!
あと少し・・・おーーーっと、甲府のカウンターが炸裂する
高卒ルーキーがゴールに迫る・・・総立ちになる・・・息を呑む・・・
ゴォォォォォーーーーーール
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歓喜が暴発し、意味不明の絶叫がひびく・・・
しばらく意識を失ってから、フッと、ヒロ君を見ると …
またあの笑顔のバンザイポーズで私を待っている!
よしよし、またハイタッチか、オーケーオーケー、かわいいヤツ
と思って近づき、ハイタッチをしようとすると、
ヒロ君、抱きついてくる!!!
デブとのハグ、略してデブハグ 略してねーし。
まさか、この年になって中坊の男子とハグしようとは!
ま、お父さんじゃなくてよかったけど。
興奮は頂点に達し、いつまでも拍手とバンザイがつづく。
・・・やがて、騒ぎがやや収まってくると共に、
私とヒロ君の関係も冷めはじめ、めでたく他人のふたりになったのでした。
でもまた、スタジアムで会うことになりそうです。
楽しみのような、うっとうしいような^^
甲府 VS 大分
大分サポを除くすべての人が、笑顔で帰途につきました^^
で、振り向けば4都市! になりました^^
※観戦の様子は、次の「ヒロくん」で

ボカ、リベルタドーレス杯優勝
アウェー(グレミオ・ブラジル)でリケルメが2ゴール。
年末のクラブ・ワールドカップで来日だ!
・・・んがぁ、リケルメはレンタル中。彼のパスはビジャレアルが所有。
財政難のボカには、エースを買い戻すおカネがない・・・
残念ながら、東京でのリケルメ・ボカ VS カカ・ミランは夢に終わりそうだ。
神もホトケも … おカネもないもんか・・・あるところにゃあるんだけど^^
怪物パレルモに抱え上げられ、歓喜するリケルメの写真がいい。
南米の地でリケルメは無敵だ。
※ボカの青と黄色のユニは、いつ見てもカッコいいが、背中のスポンサー名が・・・
“MEGATONE” パレルモそのものだ。
暑くなると出てくるものといえば・・・
蚊と族と花火マンだ。
カのCMは、なぜかどれもコミック調だ。
山瀬のカッパとか、キンちゃん、もう帰ってよ~ とか^^
ゾクのみなさまは、最近ご無沙汰だ。
近所で長らくおなじみだった、
“1台だけでじゅーぶんうるせーアホ”も、まったく見なくなった。
たぶん・・・結婚したんだろう。
花火マン、あるいは花火バカは、さっき出た^^
それも1発だけ。ロケット花火1発だけです
遠くで「パン!」と、乾いた音が1発して・・・終わりかよ~
2発目を心の片隅で待ってる私の思いを、どーしてくれる
わざわざ外に出てきて、1本だけセットして
点火して・・・気がすむヤツの顔が見たいわ。
… もうちょっとマシな初夏の風物詩はないのか?
VF甲府
17位!!!
いつの間にか、下は横浜FCのみとなった・・・
横浜はキツいなぁ・・・なんて、ひとのこと心配してる場合じゃなくなってきた。
甲府のサッカーはおもしろいんだけど、やっぱね、研究されてきたってこと。
井上のコメントが問題点を言い表している・・・
「一度ロングボールを処理すると、仕事を終えたような気がしてしまうと言うか … 」
そう、放り込まれるサッカーをされるとツラい。
せっかく細かく細かく積み上げたのに、裏へポーンと放り込まれるとね。
また最初からやり直さないとならない・・・
でも、あきらめず飽きず、つづけていくしかない。
指揮官の、ありふれてはいるがまっすぐ心に響く言葉をどうぞ
「時間が戻るわけではないし、前に進むしかない」
水曜の夜は大分戦だ。 勝っちゃる!
最低、“振り向けば3都市” にしないと。
前田 遼一
ジュビロの前田が代表に呼ばれた。
珍しくオシムが絶賛のコメントを …
「前田は、彼以外の選手が持っていないものを持っている。運動量が多い。
個人の技術も優れている。いつの間にか相手の危険な地域にもいる。
こちらも注意をして見ていた」
たしかに、先日小瀬で見た前田は素晴らしかった。
彼がボールを持つたびに甲府はピンチになった。
一緒に観戦していたチームメイトと
「前田、いいとこいるなぁ」
「また前田だ! あぶねーって ほら~~~」
なんぞと話していたっけ。
なりよりピッチ上で大きく見えました。
ひょとすると、代表の救世主になれるか・・・
と、以前ここにオリンピック代表に選ばれた、甲府の増嶋のことを書いたら
ほとんど翌日代表から外される、というニガい過去が …
とにかく、がんばれ前チン! (横チンじゃないぞ)
甲府 VS 千葉
下村は号泣し、巻も絶句・・・
泣きたいのはこっちなのに・・・でも気持ちは分かる。
「笑点」前はヴァンスポで!
というコピーの通り、山梨放送で日曜の5時からヴァンフォーレTVがある。
解説はあのハチューダだ。
千葉戦を韮高OBのアナが、フクアリ前からリポートしていた。
まだ20代のくせに、もう小腹が出ている。 なんとかしろ!
んなことはさておき …
「甲府はつないでくるけど、
マークを付ききってしまえば前には進めない」(羽生直剛)
さすがハニュー、その通りでございます・・・
前のジュビロ戦がまさにそうで、中盤でつないでいる時にプレスをかけられ・・・
そこから前に進むには、“お金”が必要になってきます。特効薬としては。
茂原、藤田、林・・・彼ら以上のタレントがもうひとり・・・ふたり、さんにん^^
後半戦を前に、両チームどういった立て直しを図るんでしょうか。
レアル・マドリー
サンチャゴ・ベルナベウときたら・・・
キラキラキラキラ … 銀河のようでした。
なんせ、あまりの早朝、無理かなと思いつつ眠りにつくが目覚める。エラいぞ!
しょぼしょぼしつつレアル戦をライブで見て、その夜バルサを見ると・・・
もちろんこっちは録画ですが、結果が分かっていてもおもしろい。
アウェーのバルサ・サポ、イヤホン着用率、97パーセントはあったな^^
チームがまとまると強いすね、レアル。
あれだけのメンツですから、威力が倍増します。
こう目標に向かって一丸となっていくチームを見るのは気持ちがいいです。
かたやバルサ、
あれだけのメンツが揃っても、ちょっとの不協和音で半減します。
魅力も威力も。
でもま、極端な話、こっちとしてはメッシ見てれば満足です。
2点目なんかあんな簡単にブッちぎって、ゴールして・・・
ひとり銀河と呼びましょう^^
カッコいい曲を、中学最強のバンドが演奏すると
・・・心がウキウキしてくる。
我らが一人娘(他人の子だけど)アヤカっちも中学3年生になった。
最後の定演だ。こりゃ仕事してる場合じゃない!
というわけで、前日に急遽サボりを決める。
急遽だったので、心配してくれた人が若干1名いたらしい。
心配しなくていいのさ、サボリだもの^^
恒例の敷島中学校吹奏楽部定期演奏会は、
年々洗練され、中身が濃くなっていく。どんだけー
ペットやトロンボーンのアドリブも、
2年前とは比較にならないほどの上達ぶりだ。
構成自体、りっぱなエンターテイメントになっていて、
女子ふたりのMCも、ちょこちょこ外しつつ堂々としたもんだ。
元気でしかも多勢の女子に比べると、この時期の男子はダメダメだ^^
まずテレちゃうのね。「欧米か!」だけはウケてたけど。
入りたての1年坊のメインは・・・ダンスだ。
まだ吹けないのよ。そんなにー
そして、定演のアンコールは♪ヤングマン(YMCA)だ。
それこそ欧米なら、会場全体が大盛り上がり大会になるところだ。
老いも若きも、ワーイ エーム シー エー!
とか、腕を振り上げてるに違いない。
「シー、向き反対じゃん」とか言いつつ^^
残念ながら、日本人にはそれがなかなかできないのね。
若い連中だけのコンサートだったら別なんだろうけど。
で、アンコールのアンコールで演ったのが ♪蘇州夜曲
中坊が演奏し、唄います。
君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の舟歌 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く
私のとなりの、ちょっと足の不自由なおじいさんは、
孫の唄に合わせて一緒に口ずさんでいた。
となりのおばあさんに
「すごいなぁ、いやあ中学生がなぁ」
と、さかんに感心していた。
終演後、お客をお見送りする部員の中に、アヤカっちを発見したので
うっすら汗をかいているおデコを、ペシっと1発はたいて帰ったのでした。
よくやった。
ホームでのボリビアは強い
標高3600メートルでの南米予選は、あのブラジルやアルゼンチンでも苦労する。
“ホームの利”なんてもんじゃない。
最初からホームゲームの勝ち点3は保障されている、といっても過言ではない。
で、ついに、選手の健康上に問題がある、という理由で・・・
FIFAは2500メートル以上の標高ではゲームをしないことを決定してしまう。
と、南米サッカー協会は、全会一致で撤回を求めることを決定する。
FIFAの考えはミエミエで(ちゅーか、私の想像ですが)
ボリビアやエクアドルより、ウルグアイやペルーやチリの方に出てきてほしいんだろう。
確かにボリビアとエクアドル、平地だと借りてきたネコ状態になります。
が、ボリビアからまさかの石油がふき出し、その勢いでまさかのワールドカップ開催ってことになり、あれよあれよで、まさかの決勝進出になったら・・・
ファイナルを標高6000メートルの地でやって、優勝するな。
プレーできることは、大統領が証明したし^^
石崎 信弘
東芝→NEC→富士通→日立→?
柏の石崎監督の経歴は、家電メーカーとともにある。
で、本人のコメント
「あとは1つしかないじゃろ。西野さんの次はわしじゃな」
ガンバ(松下電器)の監督の座を狙うと^^(もちろんシャレだけど)
石崎監督、その風貌と言葉遣いで“勝手に語尾キャラ”のひとりだ。
実際には言ってもいないのに、語尾に「・・・ じゃ」を付けられてしまうのだ。
実際には「そうでしょ」と、普通に言ったのが、
翌日の新聞には「そうじゃろ」と、勝手に方言仕様になっているわけだ^^
関西、広島方面出身者で、強面(こわもて)系の人に多いすね。
残念ながら、山梨出身者でこーゆーキャラはいまだ現われていません。
「そうでしょ」を「ほうずら」とは、さすがに書けないし^^
ブルドッグ(雑貨屋)へ行く途中、
園児の群れに遭遇する
20人くらいのチビチビの集団が、信号待ちしてる。
みんなおそろだけど、色違いの帽子をかぶっている。
赤・青・黄色の3色だ。
クルマのスピードを落とし、
そのカワいさに見惚れながら通過する。
ぴったりの帽子で、頭のまんまるさが際立つ。
背格好もみんな同じくらいだから・・・
あっ、シメジだ! と、ひとり言をつぶやく^^
あのキノコのね。小さいのがくっついてる様子がね …
以前、友人の双子の幼子が、
ヨチヨチして来て、オレの足にペチョっとへっついた様子を
「虫(ムシ)みてーだな」
と言って、ひんしゅくをかったことがある。
私としては、ものすごい愛情を込めたつもりだったのだが・・・
どーやら「ムシ」は、カワいいという比喩には向かないらしい。
じゃ「シメジ」はどーなんだろう?
チビチビたちが信号を渡ると、そこは市立動物園だ。
そりゃ旭山動物園や、上野には比べようもないが、
私もガキんちょの頃には、さんざん世話になった場所だ。
ちょっとショボいけど、
チビチビたちには、じゅーぶんパラダイスに違いない。
ご覧の通り、マーク・ウォールバーグは猿顔です。
ちゅーか、ほとんど猿です。
でも、ハゲタカ外資のリヒテンシュタイン氏よりずっといい顔です。
あのタコ、死ぬほどカネ持ってるだろうけど・・・イモ丸出し顔だもん。
リー・スワガーをネタに、ハゲタカ外資を腐してもしょーがねーか^^
こんなアクションを撮らせたら、USAは天下無敵です。
キックオフから前半戦までのグイグイさ加減は、
「シャフト」リメイク版に匹敵するな。
リー・スワガー物語は、お話の宝庫ですから
とーぜん、続編、続続、・・・・と、製作されることでしょう。
うーん、こりゃ楽しみです。
最初、え~~っ!とか思うんですが、デイモンのボーンと同様、
ウォールバーグのリー・スワガーも、見事にハマって見えてきます。
映画の魔術のひとつだと思います。
オリンピック最終予選
相手は、サウジ、カタール、ベトナム
死のグループ IN!
テレビ局、いっせいに前園の最高のプレーを何度もプレイバック!
興奮がよみがえるってやつだ。
前回の大久保といい、決戦にはあーいった魂のこもったプレーや選手が必要だ。
他が嘔吐にやられる中、ひとり平気だった今野みたいなタフなヤツはもちろんのこと。
今のU-23代表に・・・いるかな?
ひとりが持ちこたえれば、チームも崩れないのだ。
ひとりが投げてしまえば、チームも戦うことを投げてしまうのだ。
かなりキビしいグループだけど、だからおもしろいんだから。
菊地 直哉
バカちんがっ!
日曜日、ここで菊地はシュートを決めたのだ。
前田とふたり、際立っていたのに・・・
22の小僧が、ベンツのSUVに乗って1万渡す、ってのが
菊地が、というより、この国のいやらしさを象徴している。