ほんの少し 秋の気配が・・・・・・したようなしないような
身内のアイドルが腰痛でダウン。
そして、友人の愛犬が天国へ召される。
慰めの言葉もなく、だからメールもしない。
毎夕、NHKで合唱コンクールの優秀校の発表をしている。
女子ばかりの学校を見て、
87歳になるうちの母が言う。
「男の子が少しでもいると、音に幅がでるのにね・・・」
カーチャンは元教員だ。
足踏みオルガンを弾き、ガキんちょ達と歌ったはずだ。
母の遠い日の記憶がよみがえる・・・・・・
同僚の若い先生が合唱に熱心で、夏休みこそが忙しい って言ってたよ。
移動になった先の学校でも、やっぱり合唱を指導してたんだけど・・・・・・死んじゃったの。
まだ若かったのに・・・・・・
へぇ~ そう (不肖の息子はリアクションが薄い^^)
その時、ワタシは考えた・・・
人間は誰かが憶えている限りは死なないって、誰か言ってたな と。
だれ~~も、そのひとのことを思い出さなくなった時、
初めて死ぬんだ と。
つまり、母の若き同僚は、今も健在ってことだ。
で、ここからはワタシの妄想だ^^
天国の彼女の部屋の灯りが、ポっと灯るのさ。
普段はまったく点かない灯りが突然ね。
そう、天国の部屋には、誰かが自分のことを思ってくれると
明かりが灯る装置があるのさ。
彼女は『あら、誰かしら?』 と不思議に思う。
そりゃそうで、もう何十年も点いたことのない灯りなんだから。
家族や身内の灯りは別にあるからね。
すると、もう遥かむかしに一緒の学校だった先輩教師が、
自分のことを思い出してくれたことが分かる。
あぁ、マサコ先生だ!
あんなに頭が真っ白になって・・・・・・
でも、私を思い出してくれたんだ。 せんせい ありがとう・・・
・・・なんてことを つらつら考える。
じゃあなんだぁ チェ・ゲバラの部屋なんか
今も、あまりの灯りで眩しいくらいだろうなぁ
んで、そのゲバラが来日した際、
冷たくあしらったらしい自民党の長老共の部屋は・・・
・・・・・・真っ暗じゃん^^ ざまーみさらせ
なんてこともついでに、つらつら考えていた。
※ ”カーチャン”は、宇多田ヒカルの影響です。
娘の言うとおり、藤圭子はカッコよくて美しかったのだ。